はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

GWの仮想通貨市場はどうなった?変動率から見る2018年のGW相場

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

GW相場はどうなった?
仮想通貨市場は全体的に堅調な推移で、市場全体の時価総額では3月以降最高水準に。その中でも時価総額15位以内の通貨をピックアップした結果、世界4大会計事務所が運営会社の株式を取得したVeChain、また時価総額上位のETH、BCH、LTCなども大きく高騰したことがわかりました。

GWも最終日となり、仮想通貨市場も主要通貨で特筆した大きな動きは見受けられないものの、全体的に堅調に推移しています。

連休ではありましたが、昨年この時期に仮想通貨相場が大きく動いたことから注目していたトレーダーの方は、多くいらっしゃったのではないでしょうか。

実際に時価総額15位までの通貨を今年のGWの変動率でまとめました。(時価総額は6日13時現在のものです)

GW期間データ(JPY表記)
4月28日始値 5月6日13時 同期間最安値 同期間最高値
1.Bitcoin(BTC) 1,014,364 1,082,639 967,229 1,084,655
2.Ethereum(ETH) 74,035 90,667 69,005 90,782
3.Ripple(XRP) 92.479 99.73 87.111 99.977
4.Bitcoin Cash(BCH) 153,100 182,701 140,510 200,000
5.EOS(EOS) 1,874 1,903 1,809 2,387
6.Litecoin(LTC) 16,323 19,603 15,694 19,728
7.Cardano(ADA) 32.529 39.1723 30.687 42.378
8.Stellar(XLM) 44.715 46.738 41.768 47.852
9.IOTA(IOTA) 218.688 271.5752 196.022 304.38
10.NEO(NEO) 8,217 9,619 7,847 10,094
11.TRON(TRX) 8.4 9.2748 7.842 11.063
12.Dash(DASH) 53,357 56,322 49,200 57,435
13.Monero(XMR) 28,113 26,416 24,767 28,637
14.NEM(XEM) 43.6999 46.317 42.81 47.65
15.VeChain(VEN) 412.42 564.48 412.42 602.63

このように見ると時価総額上位15位の通貨は、モネロを除く14通貨がGW前より高騰している状況となりました。

高騰の背景には、主軸となるビットコインが1万ドルまで価格を戻すほどの勢いを見せたことや、仮想通貨の時価総額自体が大きく回復するなど、市場全体が強気相場となる状況があります。

仮想通貨市場の時価総額は28日に4181億USDであったのに対し、本日6日に4710億USDと3月以降最高水準となり、GW期間だけでも12.65%も市場規模が拡大しています。

GW期間の28日始値から本日13時次点での変動率上位3位は以下の通りです。

  • 1位.VeChain(VEN) 36.87%
  • 2位.Ethereum(ETH) 22.47%
  • 3位.Litecoin(LTC) 20.09%
  • 4位.Bitcoin Cash(BCH) 19.33%

似た変動率でも、時価総額によっては動いている金額が大きく異なります。

今回は時価総額上位15位までの通貨をピックアップしてご紹介しましたが、時価総額1位BTCと15位VENでは、市場規模は63.8倍もの差があります。

このように市場規模や動いているお金の量が違うにも関わらず、2位から4位にランクインしたのは時価総額がより高いETHやLTC、BCHとなりました。

GW期間中の最安値と最高値の変動率のランキングも紹介します。

  • 1位.IOTA(IOTA) 55.28%
  • 2位.VeChain(VEN) 46.12%
  • 3位.Bitcoin Cash(BCH) 42.34%
  • 4位.TRON(TRX) 41.07%

本日20万円の最高値をつけ大きく高騰しているビットコインキャッシュは、期間中の最低値から42.34%も高騰していることがわかりました。

ビットコインキャッシュは、取引量も大幅に増加しており、10日以内の予定となった8MB→32MBへのアップデートハードフォークの日程が近づいています。

CoinPostの考察記事

ビットコインキャッシュ:5月予定の8MB→32MBハードフォーク|ユーザーからの反発は?
スケーリングとスマートコントラクト導入を目的とするBCHのハードフォークが5月に控えています。この変更に対して、BCHの一部ユーザーからガバナンス問題を指摘されています。しかしながら、現時点で安全性に関する大きな反発はみられません。

また高騰率が目立った時価総額15位のVechainは、世界4大会計事務所であるプライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)がVeChainの運営企業「VeChain Global Technology Holding Limited」と合弁事業関係を締結し、株式を取得したことが発表されています。

CoinPostの考察記事

世界4大会計事務所PwC:VeChain(VET)運営企業の株式を取得
世界4大会計事務所の一つであるPwCがVeChain(VET)運営企業の株式を取得しました。PwCはブロックチェーン監査サービスの提供を開始する予定、と過去に発表しています。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/15 月曜日
17:40
Web3インフラの進化はグローバル取引を変える|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で「グローバル取引の絶対基盤: 世界を繋ぐインフラ戦略」をテーマとしたパネルセッションが開催され、Web3インフラの重要性と発展に向けた課題、そして10年後のグローバル取引の展望について活発な議論が交わされた。
15:00
人工知能と人間の創造性、消費者アプリの活用事例|WebX2025トークセッション
WebX2025で専門家が人工知能エージェントの可能性について徹底議論。創造性や、人間の仕事を消滅させる可能性、安全性や開発上の課題などを多角的に話し合った。
12:25
イーサリアム財団がプライバシー強化ロードマップ発表 3つの重点分野で取り組みへ
イーサリアム財団が包括的プライバシー構築のロードマップを発表。仮想通貨イーサリアムのネットワークが世界的な決済レイヤーになることを前提に3つの重点分野に取り組む。
10:00
アジア仮想通貨規制の現状と課題:香港・台湾の最新動向と地域連携の必要性|WebX2025
大型Web3カンファレンス「WebX」で、「アジアにおける規制フレームワークと今後の見通し」をテーマとしたパネルセッションが開催された。このセッションでは、香港と台湾の最新の規制動向から、仮想通貨規制におけるアジア諸国の国際協力まで、活発な議論が展開された。
09:55
「ビットコインは毎日最高値更新する必要はない」アーサー・ヘイズが語るBTC長期投資の真価
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏が、各国の金融緩和政策を背景にビットコインの長期的上昇を予想した。4年サイクルよりもマクロ見通しが要因になるとしている。
09/14 日曜日
16:00
DeFiが抱える最大の課題は? トークン化時代見据えソラナ財団らが議論|WebX2025
WebX2025でソラナ財団やBNBチェーンからDeFiの専門家が集いパネルセッションを行った。現在の課題やトークン化などの潮流、今後の各プロジェクトの展望を議論した。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのBTC年内20万ドル到達予測やDOGEのETF上場計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週FOMCの焦点は? テクニカル的な買いがビットコイン相場を押し上げる可能性|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏による今週のビットコイン週次レポート。米雇用統計の大幅下振れとインフレ鈍化を受けFRB利下げ期待が高まり、BTC円は8月23日ぶりに1700万円を回復した。来週のFOMCでは年内3回の利下げ織り込みと政策金利見通し下方修正が焦点。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|新経連の仮想通貨税制改正提言に高い関心
今週は、トークン化されたポケモンカードのブーム、ナスダックのトークン化株式の取引承認申請、一般社団法人新経済連盟の仮想通貨税制改正提言に関する記事が最も関心を集めた。
09/13 土曜日
15:00
日本のRWAトークン化の最前線、市場の特徴や展望は?|WebX2025
日本のRWAトークン化市場についてWebXでディスカッションが行われた。最前線にいるプレイヤーを招き、市場の特徴や展望、制度上の課題などについて話してもらった。
14:35
仮想通貨取引所のキャンペーン・特典情報【2025年9月最新】
2025年9月更新:主要な暗号資産(仮想通貨)取引所が展開するキャンペーンと特典情報を徹底解説。仮想通貨取引の第一歩は、国内取引所の口座開設。初心者もトレーダーもキャンペーンや特典を駆使して、投資の機会を最大限に活用しましょう。
12:00
ステーキング 主要取引所の仮想通貨別・年率報酬を徹底比較
【2025年7月最新】国内主要取引所のステーキング対応銘柄と年率を一覧比較。イーサリアムやソラナなど人気コインの高利率サービスを紹介し、各取引所のメリット・デメリットや税金のポイントも解説します。
10:35
ビットコイン上昇鈍化、株との相関崩れる:トレジャリー企業動向と利下げ観測が焦点|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは上値の重い推移を続けている。米株価指数や金(ゴールド)が最高値圏に位置している一方で、ビットコインは上昇に伸び悩んでいる。その背景は?
10:00
コインベース、SECの文書破棄を問題視 裁判所に制裁求める 
仮想通貨取引所コインベースが米証券取引委員会の公文書破棄を問題視し、連邦裁判所に制裁措置を求めた。ゲンスラー前委員長のメッセージが破棄されていたことが監査で判明した。
09:45
Blockstreamら3社、東京で非公開のイベント開催
仮想通貨ビットコインのインフラ開発企業Blockstreamらは東京で非公開のイベントを開催。テーマは「ビットコインとRWAでアジアの金融変革を推進する」である。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧