はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX

メジャーリーグdAppsゲーム開発開始、一方日本プロ野球市場は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メジャーリーグが取り組むdApps事業
世界最高峰のプロ野球リーグであるメジャーリーグが、さらなる野球ファン獲得へ向けブロックチェーンゲームという新たな試作を始めたようです。
日本プロ野球:広がる仮想通貨、ブロックチェーン関連情報
日本プロ野球界でも仮想通貨、ブロックチェーン関連のプロジェクトが現在多く見受けられます。本記事では、日本プロ野球界で進行中のプロジェクトを数点紹介させていただきます。
dAppsとは
分散型アプリケーション(dApps)は、Decentralized Applicationsの略。 従来のアプリケーションをオープンソースの「ブロックチェーンベース」で構築していく仕組みのこと。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

今夏、メジャーリーグベースボール(MLB)がブロックチェーンゲームスタートアップのLucid Sightと提携してdApps(分散型アプリケーション)ゲームの製作を開始し、「MLB Crypto Baseball」をローンチすることがYahooファイナンスのインタビューにより明らかになりました。

世界最高峰のプロ野球リーグであるメジャーリーグが、さらなる野球ファン獲得へ向けブロックチェーンゲームという新たな試作を始めたようです。

Cryptobaseballホームページはこちら

出典:Cryptobaseball ホームページより

dAppsゲームの将来性、課題点

dAppsとは、 従来のアプリケーションをオープンソースの「ブロックチェーンベース」で構築していく仕組みのことで、イーサリアムブロックチェーンを用いるdAppsゲームが現在投資家の人気を集めています。

現在最も人気を集めているdAppsゲームのCryptokittiesでは、イーサリアムブロックチェーン上で電子猫を売買したり、収集して遊ぶことができます。

Cryptokittiesでは、猫のキャラクターが1,500万円を超える高額で取引されたこともあり、まさにdAppsゲームの先駆者と言えます。

dAppsは現在多くのユーザーが興味を抱き、今後数年でさらに大きくなるゲームカテゴリーの一つとなることが見込まれます。

MLBで新ビジネスベンチャー・ゲーム事業を担当し、Exclusive Vice Presidentを務めるKenny Gersh氏は

CryptoKittiesがリリースされた頃、すでにLucid Sight社と共同でブロックチェーンゲームの開発に着手していました。

と発言しており、ブロックチェーンゲームの構想は以前から考えられていたことが窺えます。

しかし、Kenny氏はdAppsの問題点として、仮想通貨に精通した人でないと楽しむことができず、参入障壁が高いことを挙げています。

例えば、今回のメジャーリーグのdAppsゲームに関しても、プレーするためには「Metamask」と呼ばれるGoogle Chrome上のイーサリアムウォレットをダウンロードすることが必要です。

dAppsゲーム内で課金するためには、Metamaskを経由してイーサリアムを送金することが求められます。

しかし、イーサリアムネットワークの利用により、ゲーム内では不正・複製ができないユニークなアイテムなどが生成され、アイテムの希少性がより重視されたシステムが構築されることが期待されています。

日本プロ野球界へ広がる仮想通貨、ブロックチェーン関連情報

dAppsゲームにメジャーリーグが参入することは、野球ファンへ大きな衝撃をもたらしたのではないでしょうか。

一方、日本でもe-sportsやプロ野球において仮想通貨関連企業と提携したプロジェクトがいくつか進行中です。

GMOコイン:千葉ロッテマリーンズの公式スポンサーへ

仮想通貨取引所の一つであるGMOコインが、日本プロ野球千葉ロッテマリーンズのオフィシャルスポンサーへ就任したことが6/26に発表されました。

就任記念として現在キャンペーンが行われており、期間中にGMOコインの口座を開設するとサイン入りグッズが当たります。

期間:2018年7月20日(金) 0:00~ 2018年7月31日(火)23:59

対象:キャンペーン期間中に口座開設のお申し込みをされ、かつ抽選実施日までに口座開設を完了されたお客様

口座解説方法はこちら

【仮想通貨取引所】GMOコインの口座開設/登録方法
仮想通貨取引所「GMOコイン」の口座開設、アカウント作成方法を画像付きで詳しく解説します。GMOコインは、ビットコイン、仮想通貨FX(信用取引)もあり、最大25倍までレバレッジを掛けることが出来ます。

横浜DeNAベースターズ:電子地域通貨「BAYSTARS coin(仮)」の提供を検討

横浜DeNAベイスターズが保有するデータやネットワークを活用し、ギフティが保有する地域通貨ソリューション「Welcome!STAMP」をベースとした電子地域通貨「BAYSTARS coin(仮)」の開発が行われ、横浜スタジアムや対象エリア店舗にて「BAYSTARS coin(仮)」を用いた決済が可能となるサービスが検討されています。

仮想通貨の導入によって観戦時に現金のやり取りを減らし、観客の利便性が向上することが期待されます。

出典:BAYSTARS Sports Accelerator

NANJCOINとビットキャッシュのコラボ企画

スポーツコミュニティーで作られたNANJコインは、野球の球団を支援することを目的とし、スポーツ分野での決済手段や、選手やチームに対する寄付の手段としての活用を目指しています。

NANJコインが5月に電⼦マネー「ビットキャッシュ」の発⾏元であるビットキャッシュ株式会社と提携し、新たなエンターテイメントとして注⽬されるeスポーツと仮想通貨の発展を⽬指したコラボレーション企画が実施されました。

e-sportsは現在世界的に流行しており、仮想通貨とe-sportsとの相性も良いことから、今後もe-sportsと仮想通貨のコラボレーションが積極的に行われていくことが考えられます。

CoinPostの関連記事

【Part1】NANJCOINインタビュー:プロジェクト立ち上げ経緯やロードマップについて
日本仮想通貨界隈で話題に上がることが増えたNANJCOIN(なんJコイン)。そのプロジェクトの詳細や、立ち上げ経緯、今後の見通しなどについてNANJ株式会社CEO兼CMO弘田氏にお話を伺いました。
仮想通貨投資を促すデジタルの招き猫:世界最大ブロックチェーンゲーム「クリプトキティーズ」
2017年11月にリリースされ、瞬く間にNo.1ブロックチェーンゲームの座に昇り詰めた「クリプト・キティーズ」は、イーサリアムブロックチェーン上で電子猫を売買したり、収集して遊ぶクリプト・コレクタブル・ゲームです。今回、CoinPostでメイン開発者の一人であるBenny Giang氏にインタビューを行うことができました。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/14 火曜日
17:26
欧州最大手アムンディ、ビットコインETN市場参入を準備
欧州最大の資産運用会社アムンディ(運用資産2.3兆ユーロ)が2026年初頭にビットコインETNを発行予定。MiCA施行で規制環境が整備される中、機関投資家の暗号資産投資が本格化。米国ブラックロックのIBIT(971億ドル)に続く動きとして注目される。
17:22
ハイパーリキッド、HIP-3実装で永久先物市場の自由構築が可能に
ハイパーリキッドがHIP-3を実装し、開発者が許可なしで独自の永久先物市場を構築することを可能にする。仮想通貨HYPEを一定以上ステーキングすることなどが条件だ。
16:56
コインチェックでIEO「Fanpla(FPL)」10月21日開始 音楽事務所10社以上が協力
音楽ファンクラブ大手Fanplus協業のIEO「Fanpla(FPL)」詳細。10月21日申込開始、11月11日上場予定。700超のファンクラブと400万人基盤という既存インフラを持つ点で過去IEO案件と一線を画す。コインチェック過去実績は抽選倍率24倍・最高23倍に急騰。投資判断に必要な情報を網羅。
16:30
イオレ、仮想通貨とAI融合のスーパーアプリ「Neo Crypto Bank」の詳細を発表
イオレが暗号資産金融事業戦略を発表。2027年にWeb3.0スーパーアプリを公開し、キャッシュレス決済市場1%・年間1.2兆円を目指す。AI統合で次世代金融インフラを構築。
12:00
ソラナのリキッドステーキングの稼ぎ方|JitoSOLの仕組みと手順
ソラナのリキッドステーキングについて、仕組みから始め方まで徹底解説。JitoやMarinadeなど主要プラットフォームの始め方、年利5-7%の運用方法まで完全ガイド。
11:58
史上最大フラッシュクラッシュ後の仮想通貨市場、トランプ大統領の発言受け乱高下続く
トランプ米大統領による突然の関税発表で、仮想通貨市場は190億ドル超の強制清算という史上最大のフラッシュクラッシュを経験した。しかし週明けには114,000ドル台に回復。機関投資家の押し目買いと過剰レバレッジ解消の両面から市場を分析。イーサリアムL2 Baseのトークン発行検討など、実用化への動きも紹介。
11:18
チャイナルネッサンス、BNB財務企業の米上場を計画=報道
チャイナルネッサンスは、仮想通貨BNBの財務企業を創設するために910億円超の資金調達に向けた協議を行っていることがわかった。この財務企業は米国で上場する計画である。
10:38
「仮想通貨ETFへの流入、トランプ関税ショックの影響は軽微」=CoinShares
トランプ大統領の対中関税発言による市場急落にもかかわらず、ビットコインETFなど仮想通貨投資商品への影響は軽微で流入は週間4,830億円に達した。CoinSharesが分析する。
08:41
68億円相当のBNB、ミームコイントレーダーにエアドロップへ
BNBチェーンは、仮想通貨市場が大荒れしたことを受け68億円相当のBNBをエアドロップする計画を発表。今回はミームコイントレーダーを支援すると説明した。
10/13 月曜日
12:25
430億円規模に、バイナンスが「異例の補償」実施 トランプ・ショックに関する価格異変で
仮想通貨取引所バイナンスがトランプ関税による市場下落時の不具合で損失補償を発表した。USDe、BNSOLなどのディペッグで強制清算が発生した背景がある。
10:15
トム・リー氏「イーサリアム下落は一時的」、相場を支える3要因とは
ビットマインが市場下落時に730億円相当のイーサリアムを買い増したとみられる。トム・リー会長は3つの構造的要因が変化しない限り市場の追い風になると強気の見解を示している。
10/12 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH1万ドル到達の可能性やBNBの過去最高値更新など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、BNB、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引の始め方|税制・手数料・リスクを徹底解説
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引を徹底解説。申告分離課税適用で税率20.315%の可能性、24時間365日取引、レバレッジ5倍など特徴を詳しく紹介。口座開設から注文方法、手数料、ファンディングコスト、リスク管理まで初心者にもわかりやすく説明します。
11:30
高値圏での日柄調整が続く可能性、半減期サイクルの節目に警戒感|bitbankアナリスト寄稿
BTC円は1900万円トライに失敗し1860万円台で推移。米政府閉鎖による指標発表延期で方向感欠く展開が続く中、10月18日に半減期サイクルの重要な節目を迎える。過去のサイクルを意識した売り圧力とETF資金流入の綱引きに注目。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税によるBTC暴落に高い関心
今週はメタプラネットの仮想通貨ビットコインの含み益、休眠クジラの6000億円BTC移動やトランプ関税などによるビットコイン急落、Binance JapanとPayPayの提携に関する記事が関心を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧