TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインなどの仮想通貨を含む税金の「確定申告期間」始まる|簡単手順や重要事項まとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインなどの仮想通貨を含む税金の「確定申告期間」始まる
仮想通貨ビットコインなどの売却などで得た所得は、雑所得に分類され、「年20万円以上の所得」がある場合、確定申告が必要となる。初めての確定申告では不安が付きまとうが、「仮想通貨関係FAQ」で確認しておきたい。

ビットコインなどの仮想通貨を含む税金の「確定申告期間」始まる

日本国内の確定申告期間(2019年2月18日~3月15日)が始まった。

仮想通貨ビットコインなどの売却などで得た所得は、雑所得に該当し、「年20万円以上の所得」がある場合、確定申告が必要となる。

これに先駆け、国税庁は今年1月、確定申告に関する情報を紹介した「平成30年分確定申告特集」を公式サイトに掲載した。

確定申告特集には、申告書の作成・提出の方法や納税の方法、また申告・納税の期限などが掲載されている。申告手続きに必要な書類や、初めて確定申告する人のための解説、ふるさと納税を行なった人の注意点など、確定申告に関する内容がわかりやすく記載されている。

雑所得に区分されている仮想通貨取引などにおける税金申告内容と合わせて一読しておきたい。

出典:国税庁

手続き簡略化へ

国税庁は昨年11月、国内の仮想通貨取引所で売買した投資家の取引結果をまとめた「年間取引報告書」を取引所側が発行し、各個人宛に送付することを発表していた。

記載データを国税庁サイトの「仮想通貨計算表」に入力すると、申告に必要な所得金額等を簡単に算出できる仕組みで、取引履歴を残しておらず、仮想通貨の購入価額や売却価額がよく分からない、といったケースにも対応できる。

これにより、煩雑な所得計算が大幅に簡略化され、納税時の利便性向上が見込める。

申告手続きのイメージ 国税庁

なお、申告手続きには、マイナンバーの記載と本人確認書類の提示、または写しの添付が必要となる。国税庁では、スマートフォンからの申告が便利になったとして、専用画面を用意するなど利便性向上をアピールしている。

スマホ申告には、税務署で発行可能なID(16桁の数字)とパスワードが必要だ。仮に不慣れな手続きでミスがあったとしても、期限内ならば再申告できる仕組みになっているという。

仮想通貨関係FAQ

また、国税庁では、仮想通貨に関する税務上の取扱いに関する仮想通貨関係FAQが公開されている。

「仮想通貨関係FAQ」は、簡便に所得計算をすることができる様式や方法、相続時における仮想通貨の評価方法などに加え、研究会以外で国税当局にお問合せ等のあった事項をまとめたものだ。

  • 仮想通貨を売却した場合
  • 仮想通貨で商品を購入した場合
  • 仮想通貨同士の交換を行った場合
  • 仮想通貨の分裂(分岐)により仮想通貨を取得した場合
  • 仮想通貨の購入価額や売却価額が分からない場合
  • 仮想通貨をマイニングにより取得した場合

など、明確に示されている。あらかじめ確認しておきたい。

e-Taxを使用した確定申告方法

なお、「確定申告書等作成コーナーから、オンラインサービス「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」で確定申告する方法」は、以下の「国税庁動画ガイド」で解説されている。

e-Taxであれば、個人事業主などが自宅のPCで作成し、申告まで済ませることが可能となるため、使い方は覚えておきたい。

CoinPostの関連記事

クリプタクトの登録方法と使い方を解説|仮想通貨の確定申告を短時間で簡単に
仮想通貨の損益計算は、その特殊な性質から複雑で難易度が高いものとなっています。株式会社Cryptactが提供する自動損益計算ツール「tax@cryptact」は、そのような煩雑な仮想通貨の損益計算を、個人でも容易にかつ短時間で行うことを可能にします。本記事では、クリプタクトの登録方法と使い方について解説していきます。
2月18日から確定申告スタート!サポート実績No.1のGuardianに丸投げできるのは今だけ
2019年も2月に入りそろそろ確定申告で納税の準備をする準備しなくてはならない時期になってきました。しかし、仮想通貨に関わる確定申告は非常に複雑で、申告者の負担はとても大きいというのが現状です。仮想通貨の損益計算から、確定申告まで、専門家に丸投げして簡単に確定申告を完了することができるサービスGuardian(ガーディアン)を紹介します。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者12,000名突破。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧