はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

デジタル通貨は中国政府の優先事項ではない?=バイナンス研究所

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デジタル通貨は中国政府の優先事項ではない?
仮想通貨取引所バイナンスの研究所の報告書によると、デジタル通貨は中国の優先事項ではない可能性がある。プロジェクトの既出情報には明確な技術ロードマップが欠如。

デジタル通貨は中国政府の優先事項ではない?

仮想通貨取引所バイナンスの研究所の報告書によると、デジタル通貨は中国政府の優先事項ではない可能性がある。

研究員は、いわゆる人民元のデジタル通貨プロジェクトには明確な技術ロードマップのようなものが欠如していると指摘。なお研究員の一人は仮想通貨メディアDecryptに、「既出の情報から、11月にローンチすることは困難ではないか」と話した。

先日フォーブス誌はそのローンチが11月11日に設定されていると報じたが、中国メディア「テンセントニュース」の取材に応じた中央銀行の情報筋によると、「発行予定時間と導入企業に関する情報は事実でなく、フォーブス誌の単なる憶測に過ぎない」。

関連中央銀行の情報筋がフォーブス誌の報道を否定

一方、バイナンスの報告書によると、発行準備が整った人民元の「デジタル通貨」はIMFが発案した「マネーフローモデル」に一部準拠しており、中央銀行はグローバルにおける利用を目指している。

8月中旬、中国の中央銀行の高官は金融会議にて、「人民銀行のデジタル通貨は現在、発行・導入準備完了と言える。」と明かした。

なお同高官によると、このデジタル通貨はブロックチェーン以外の技術を利用する可能性があり、いわゆる仮想通貨ではない可能性が浮上した。バイナンスの報告書でも、デジタル通貨の発行・流通システムにあるセカンドレイヤー=商業銀行がブロックチェーンを利用し発行するか否かは現時点では明確ではないと説明している。

とはいえ、中国政府の計画は通常、実行するまで詳細を明かさない傾向があるため、デジタル通貨が国策として優先順位が低いかどうかは発行されない限り判明できないかもしれない。

参考資料:BinanceResearch

CoinPostの注目記事

為替レートはなぜ「世界経済」に影響を与えるのか|仮想通貨市場にも波及
為替レートはなぜ、国内・国際経済に影響を与えるのだろうか。直近で仮想通貨市場にも波及する中、過去に通貨の変動が経済に大きな影響を与えた「金融危機」などの出来事をまとめた。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/02 火曜日
09:20
リミックスポイント、12億円規模のWeb3関連事業投資を中止へ
リミックスポイントは、事前に予定していた12億円規模のWeb3関連事業投資の中止を決定。仮想通貨ビットコイン購入以外の調達資金使途を変更した。
08:40
ハッキング被害から3.7億円相当回収、ヤーン・ファイナンス
ヤーン・ファイナンスがyETH関連のハッキングで盗まれた資産のうち約240万ドル相当を回収した。回収作業は継続中で被害者への返還を予定している。
07:35
mNAV1倍割れでも「最後の手段」に、ストラテジーがビットコイン清算条件を明示
ストラテジー社のフォンレCEOがビットコイン売却の具体的条件を初めて明言した。株価が保有資産を下回り資金調達が不可能になれば売却も選択肢の1つとなる。
07:05
ストラテジー、約2240億円の米ドル準備金を確保
ストラテジー社は、優先株の配当と負債の利子の支払いのために約2,240億円の米ドル準備金を確保したことを発表。目的を説明し、仮想通貨ビットコインの買い増しも報告した。
07:00
チェーンリンク初のETF、NY証券取引所に上場予定
仮想通貨チェーンリンク(LINK)に投資する上場投資信託(ETF)が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始予定。NYSEアーカがグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
06:45
米バンガードが仮想通貨ETF取引を解禁、5000万人超の顧客にアクセス提供へ
ブルームバーグが報じたところによると、世界第2位の資産運用会社バンガードは12月3日から仮想通貨を主に保有するETFとミューチュアルファンドの取引を許可。遂に長年の保守的姿勢から転換。
06:25
米下院共和党が仮想通貨の「ディバンキング問題」を追及、チョークポイント2.0報告書を公開
下院金融サービス委員会の共和党議員が12月2日、バイデン前政権による仮想通貨業界への組織的な銀行サービス拒否を批判する53ページの報告書を公表した。ストライクCEOの口座閉鎖事例なども議論を呼んでいる。
05:55
ビットコイン8.5万ドル割れ、個人買い増しとクジラ失速が鮮明に=アナリスト指摘
ビットコインは12月1日深夜8.4万台まで続落した。大口保有者の購入鈍化と日銀の植田総裁によるタカ派発言が圧力となり、4億ドル以上の清算が発生。
12/01 月曜日
18:34
日経グループQUICK、ビットコイン指数の算出開始
QUICKは12月1日、円建てビットコイン指数の本格公表を開始した。試験運用から更新頻度を毎日に引き上げ、12月22日からはリアルタイム指数も提供する。暗号資産ETFなどでの利用を想定。
17:07
イーロン・マスク氏「エネルギーこそ真の通貨」、ビットコインは基づくと主張
テスラCEOのイーロン・マスク氏が「エネルギーこそ真の通貨」と主張し、ビットコインはエネルギーに基づいていると説明。一方、著名経済学者やピーター・シフ氏は「本質的価値がない」と批判を続けている。
17:01
政府・与党、暗号資産の分離課税導入を検討へ 調整開始─NHKなど報道
政府・与党が暗号資産投資の分離課税化を巡り調整に入ったとNHKが報道。現行は最大55%の総合課税で、制度見直し議論が年末の税制大綱へ進む見通し。
16:26
「チェーンリンク」の将来性は?トークン化市場に必須インフラ
チェーンリンク(LINK)の将来性を解説。2030年に16兆ドル規模が予測されるトークン化市場で、既存金融とブロックチェーンを接続するオラクルとして80%超のシェアを獲得。SWIFT・J.P.Morganとの提携事例も紹介。
16:00
スイ(SUI)のステーキングで高利率なのは?自分で行う方法と取引所比較
SUIのステーキング方法を徹底解説。取引所(年利最大4.28%)、ウォレット、リキッドステーキングの3つの運用方法を比較表付きで紹介。初心者向けのOKCoin Japanから、Slushウォレットでの自己管理、Haedalでの高度な運用まで、リスクと利回りを考慮した最適な選択をサポート。
15:55
ワールドコインの本人認証方法|マイナンバーカードでWLDを受け取る手順を解説
ワールドコイン(WLD)がマイナンバーカードでの本人確認に対応。World Appでの認証手順を画像付きで解説。所要時間約5分で完了し、Orb認証済みの方も追加のWLDを獲得可能。受け取ったWLDの現金化・運用方法も紹介。
15:43
ソニー銀行、米ステーブルコイン事業化に向けBastionと業務提携 子会社設立も視野に
ソニー銀行が米Bastionと業務提携し、米ドル建てステーブルコインの事業化を推進。日経報道によると2026年度の発行を計画し、ソニーグループの「経済圏」での決済活用を目指す。米国子会社設立とOCC銀行免許取得も視野に。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧