はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨リブラが変えるデジタル決済の未来 挑戦は始まったばかり

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リブラが変えるデジタル化の未来

新たに大幅な計画の変更で、異なるトークンモデルの発行を目指す仮想通貨リブラは、日経新聞も「デジタル通貨リブラが告げる夢の終わり」とのタイトルで記事(FT)を公開するなど、金融包摂を目指した世界通貨の構想は実現しなかったとの報道が相次いだ。

事業計画が変更された新生リブラは、単一の法定通貨に基づくステーブルコイン型に変更される。これも、より厳格に規制に準拠する点での変更となった。

単一通貨に裏付けられる新生リブラをに各国法定通貨と紐付けられた形で旧リブラ構想を引き継ぐリブラ2.0の発行も予定されるが、各国の規制に縛られる上で、実現までの道のりは長いとの指摘もある。

一方で前向きな見方も出て来た。仮想通貨取引所バイナンスのリサーチ部門は、新生リブラに関するレポートで、「リブラは決済分野でのSpaceXのような存在になりえる」とコメント、信頼できる協会が発行するデジタル通貨の計画が動き始めたことに期待感を示した。

SpaceXは電気自動車テスラモーターズを立ち上げた著名起業家イーロン・マスクが設立した民間でロケットの開発、打ち上げを行っている企業のこと。

アメリカ政府が宇宙関連事業にかかるコストの多さから民間企業を利用する動きに乗り、それまで国が行う事業であることが常識だったロケット事業において、民間で成功を収めている数少ない革新的な企業だ。

リブラが決済分野でSpaceXが宇宙産業で成し遂げたことを為すとは、つまり、政府・国家が大半を占める分野(決済分野)に民間企業であるリブラが切り込むということを意味する。

決済システムは経済活動にとって欠かせないもので高いレベルが求められ、そのほとんどを各国の中央銀行を中心に作り上げてきた。その為、野望や革新といった言葉とはあまり縁がない分野となっている。

高い参入障壁で既に確立されたシステムの土台を揺るがすことがSpaceXが成し遂げたことであり、リブラもそれを実現する可能性があると見ている。

決済領域で、より自由度があるデジタル上の資産が信頼できる企業群から誕生することで、これまでの当たり前が変わる日も近いかもしれない。

仮想通貨業界の恩恵も大きい。USDTが中心のマーケット構造を覆す可能性があるからだ。複数通貨をペッグしたリブラ2.0が誕生すれば、リブラを中心としたシステム開発も多く出てくる可能性もある。

コロナで電子化への注目度が急速に高まる中で、リブラがどのようにシェアを獲得するか。これからの動向に注目したい。

参考:Binance

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/01 金曜日
11:30
マラソン、オハイオ州ガス発電所を約2400億円で買収 AI・HPC事業の基盤強化へ
米ビットコインマイニング大手MARAホールディングスがオハイオ州のガス発電所を15億ドルで買収する。電力・土地・水を集約したインフラでAI・HPC事業の多角化を加速する計画だ。
11:07
米国防長官、ビットコインの安保活用を認める 機密扱いの取り組みも進行中と証言
米国防長官ヘグセスが下院公聴会でビットコインを戦略的資産と認定。INDOPACOMのノード運用も明らかになり、米軍のBTC活用方針が公式確認された。
10:44
SBIホールディングス、ビットバンク子会社化に向けた資本業務提携協議へ
SBIホールディングスがビットバンクの連結子会社化を目指し、資本業務提携に向けた協議を開始。4月のビットポイント合併に続く矢継ぎ早の再編で、国内暗号資産業界の勢力図が大きく動く。IPO準備やミクシィ出資など独立路線を歩んできたビットバンクの今後に注目。
10:34
2026年4月は仮想通貨の不正流出件数が過去最高に
DefiLlamaは、2026年4月は仮想通貨の不正流出件数が過去最も多かったと報告。ケルプDAOやドリフトプロトコルなどで盗難が多かったことを他の企業や有識者も指摘している。
10:00
ポリマーケット、チェイナリシスと提携 インサイダー取引など検知強化へ
ポリマーケットがチェイナリシスと提携し、インサイダー取引検知を目的としたオンチェーン市場監視システムを導入。予測市場のコンプライアンス強化に向けた新たな業界標準の確立を目指す。
09:34
4月のビットコイン上昇は投機が牽引、現物需要縮小で下落リスク=クリプトクアント週次分析
クリプトクアントのビットコイン市場週間レポートによると、4月のBTC上昇は先物主導で現物需要は縮小していた。これは2022年の弱気相場に先行していたパターンである。
08:45
日本暗号資産ビジネス協会、ステーキング運営指針を策定=日経報道
日本経済新聞は、日本暗号資産ビジネス協会が仮想通貨のステーキング事業者向け運営指針を策定したと報じた。政府による金融商品取引法の改正や、日本取引所グループ(JPX)による仮想通貨ETF上場検討など、国内市場の法整備の動向である。
07:50
ワサビ・プロトコルから約7.8億円が不正流出か
仮想通貨トレーディングプロトコルのワサビ・プロトコルで不正流出が発覚。約7.8億円が流出したとみられ、イーサリアムなど複数チェーンに影響している模様だ。
07:45
米民主党議員、テザー社から米商務長官親族への融資を問題視 
ウォーレン米議員らは、ラトニック商務長官の親族が管理する信託に対し、テザー社が行った不透明な融資に関する調査書簡を送付した。長官就任に伴うカンター・フィッツジェラルド株式売却の資金提供の疑いや、今後の仮想通貨法案への影響など米政界の最新動向となっている。
06:50
日本取引所グループの山道CEO、ビットコインを含む仮想通貨ETFの上場検討を表明
JPXグループの山道裕己CEOがビットコインを含む仮想通貨ETFの上場を検討していると表明した。規制整備が進めば早ければ来年にも実現する可能性があり、2028年の本格解禁に向けてSBIや野村などが商品開発を進めている。
06:15
米上院が議員による予測市場での取引を禁止、即日発効
米上院が5月1日、上院議員による予測市場での取引を禁止する決議案を全会一致で可決し即日発効した。インサイダー取引懸念を背景とした立法措置で、下院への拡大も議論される見通しだ。
05:55
米財務省、780億円規模のイラン関連仮想通貨を押収 先週は550億円のUSDT凍結も
米財務省のベッセント長官は4月29日、経済制裁作戦を通じて約5億ドルのイラン関連仮想通貨を押収したと明らかにした。イランによる仮想通貨を用いた制裁回避工作に対し、テザー社と連携した550億円規模のUSDT凍結など米政府は対抗措置を強化している。
05:40
コインベース、ステーブルコイン信用ファンドをトークン化 スーパーステートと提携
米コインベース・アセット・マネジメントがスーパーステートのFundOSを採用し、ステーブルコイン信用ファンドCUSHYのオンチェーン持分を2026年Q2に発行する予定だ。ソラナ・イーサリアム・ベースに対応し、DeFiでの担保利用も可能となる。
05:00
韓国クレジットカード大手がソラナ財団と提携、ステーブルコイン決済の実証実験を開始
韓国大手クレジットカード会社の新韓カードがソラナ財団とMOUを締結し、ソラナのテストネットを活用したステーブルコイン決済の実証実験を開始。非カストディアル型ウォレットの安全性検証と独自DeFiサービス環境の構築も進める。
04/30 木曜日
18:03
リップル、ドバイに中東アフリカ地域の新本社を開設
リップルがUAE・ドバイのDIFCに中東アフリカ地域の新本社を開設。DFSAライセンス取得やRLUSD承認を背景に、現地チームの倍増を目指す。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧