はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

AstarやOasys、BackPackら、能登半島地震で2,000万円寄付

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨による義援金プロジェクト

藤本真衣氏が代表を務める株式会社グラコネは26日、令和6年能登半島地震に関する暗号資産(仮想通貨)による寄付募集キャンペーンで、約2,000万円の寄付金が集まったと発表した。

日本に拠点のあるブロックチェーンプロジェクト5団体・企業と提携して実施している。具体的には、Astar Foundation、AzukiCommunity、Backpack、Fracton Ventures、Oasysが参加した。

出典:グラコネ

仮想通貨アスター(ASTR)、イーサリアム(ETH)、オアシス(OAS)、その他で集められた寄付金は日本円に変換され、手数料等を除き全額寄付される。

海外からも支援が集まった。特にAzukiJapanのコミュニティが、被災地支援に向けたNFT(非代替性トークン)アートのチャリティーセールを行ったところ、購入者のほぼ全員が海外ユーザーとなった格好だ。

グラコネは、次のようにブロックチェーンを活用した寄付の利点について述べている。

世界中にユーザーを持つ暗号資産での寄付金募集には、海外送金手数料が既存の金融機関に比べてはるかに安いことや、日本円を持たないユーザーでも手軽に寄付ができるという大きな強みがあります。

また、ブロックチェーンにより取引の透明性が担保され、集まった寄付金が適正に取り扱われていることを追跡することが可能だとも続けた。

グラコネは、ブロックチェーンをSDGsに活用したい人や団体を繋ぐハブ「KIZUNA HUB」を運営している。これまでにも、コロナ禍で生活に苦しむ若年層への支援や医療支援を行ってきた。代表の藤本真衣氏は「ミスビットコイン」の愛称でも知られる。

関連: ミスビットコインとは何者なのか【CONNECTV】

コロナ禍の医療支援では、2020年にバイナンスチャリティー財団とコラボレーションし、仮想通貨で約855万円分の寄付を集め、医療機関や福祉施設などにマスク・医療ガウンを提供している。

関連: 『仮想通貨の寄付で医療用マスクや防護具を』バイナンスチャリティ財団とグラコネがドネーション企画

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

Alchemy Payらの事例も

仮想通貨での寄付はこれまでも世界で様々な機会に実施されてきた。コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、米ハワイ州の山火事その他などで事例がある。

関連: 能米ハワイ州マウイ島の山火事、支援組織が仮想通貨で寄付を受付

能登半島地震では1月、仮想通貨関連アプリのAlchemy Payがオークグローブベンチャーズと共同で石川県庁に100万円の義援金を寄付している。

関連: 仮想通貨アプリのアルケミー・ペイ、能登半島地震被害者支援のため100万円を寄付

また、株式会社HashPaletteが開発した「PaletteChain」による共同寄付キャンペーンも行われた。

関連: 能登半島地震、仮想通貨プロジェクトによる緊急救援・寄付活動が進行中

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/04 木曜日
17:45
2026年2月17日(火)、「Digital Space Conference 2026」開催決定
一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(所在地:東京都港区、代表理事:北尾 吉孝、以下「当連盟」)は、2025 年 2 月 17 日(火)に、大規模カンファレンスイベント「 Di…
16:49
MUFGグループ、トークン化MMFの商品化へ Progmatと協業開始
2026年に機関投資家向け提供を目指す 三菱UFJアセットマネジメント、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ信託銀行の3社は4日、Progmat(プログマ)との協業を…
16:49
FRB利下げと流動性回復、2026年の仮想通貨市場に追い風か=Delphi Digitalレポート
仮想通貨リサーチ企業Delphi Digitalは、FRBの利下げ継続とQT終了、TGA取り崩し、RRP枯渇により、2026年に仮想通貨市場にとって追い風となる流動性環境が生まれると分析。ビットコインやイーサリアムなどデジタル資産に有利との見方を示した。
15:09
ランボルギーニとレジャー、限定ウォレット発表 「いつランボ買える」ミームに呼応
仮想通貨ハードウェアウォレット大手レジャーとイタリア高級車ランボルギーニが提携し、限定版「Ledger Stax」を2026年初頭に発売。フェラーリやポルシェなど高級ブランドのWeb3参入が加速する中、24万人超の仮想通貨ミリオネア増加が背景に。
13:25
米コネチカット州がロビンフッドなど3社に停止命令、無免許でスポーツ賭博提供と主張
コネチカット州消費者保護局がロビンフッド、クリプトドットコム、カルシに無免許オンライン賭博運営の停止命令を発行した。3社は州法に違反してスポーツ賭博を提供しており、利用者の資金や情報にリスクをもたらしているという。
12:26
チャールズ・シュワブ、2026年前半に仮想通貨取引開始へ 既存取引所に手数料圧力か
米大手証券チャールズ・シュワブが2026年前半にビットコインとイーサリアムのスポット取引を開始。低手数料戦略で既存取引所に圧力か。バンガードやバンク・オブ・アメリカも参入し、ウォール街で仮想通貨の主流化が加速。
11:15
メタマスク、最大1万ドルの損失を補償する「トランザクション・シールド」開始 
仮想通貨ウォレット「メタマスク」が有料補償サービス「トランザクション・シールド」を開始。対象となる取引について月額9.99ドルで最大1万ドルの損失を補償する。
11:02
NTT Digital、仮想通貨ソラナのバリデータを運用開始
NTTドコモグループのNTT DigitalがSolanaバリデータ運用を開始。Dawn Labsが技術支援を担う。国内ではモブキャストHDもソラナ財団認定を取得するなど、企業参入が加速している。
10:45
三井物産デジタルAM、デジタル証券ファンドを早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券ファンド「日本橋・人形町」を早期償還し、当初予想3.0%を上回る年5.0%の利回りを達成。累計利益分配金は25億円を突破した。
10:30
「バイナンス・ジュニア」、キッズ向け仮想通貨口座導入 安全性に関する議論も
バイナンスが6~17歳向けの仮想通貨プログラム「バイナンス・ジュニア」を開始した。親の監督下でシンプルアーンによる資産運用などが可能となる。
10:26
イーサリアム保有企業購入量、ピークから80%急減 ビットワイズが指摘
ビットワイズの報告によると、イーサリアム保有企業の11月購入量は8月比81%減の37万ETHに急減。一方、ビットマイン社は12月に1.5億ドル相当を追加購入し、フサカアップグレードへの期待を示した。
10:00
スターテイルとソニーのソニューム、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ
スターテイルは3日にソニーグループと共同で開発・運営するブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」において、米ドルステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬システム「STAR Points」をローンチしたことを発表した。
09:45
ビットコインが1万ドル反発、イーサリアム「フサカアップデート」好感で10万ドル視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは反発の勢いを強めている。ETHの「フサカ・アップデート」を好材料とし、2日に付けた8万3,000ドル台から1万ドルの上昇を見せた。
08:55
米SECが仮想通貨含む高レバレッジETFを阻止、3倍・5倍商品の審査停止を通告
米SECが株式や仮想通貨の日次リターンを3倍・5倍に増幅するETFの審査を停止した。プロシェアーズは3倍レバレッジ仮想通貨商品を含む複数の申請を取り下げている。
08:02
アンソロピックが来年IPO検討か、評価額3000億ドル超目指す=報道
AI企業アンソロピックが早ければ来年にもIPOを検討している。マイクロソフトとエヌビディアから合計150億ドルの出資確約を得ており、オープンAIと上場を競う。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧