はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

自民党デジタル社会推進本部、web3担当を新設 塩崎議員が就任へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

web3担当を新設

平将明デジタル相は27日、自身が主催する「平フォーラム」で、web3プロジェクトチーム(PT)を解消し、自民党デジタル社会推進本部にweb3担当のポジションを置くことを明かした。

このポジションには、web3PTの事務局長を務めた塩崎彰久議員が就く予定だ。新ポジション創設によってweb3PTはなくなるというが、政府がweb3推進をやめるわけではない。

平議員はweb3PTの座長を務め、暗号資産(仮想通貨)やデジタル資産の日本における規制整備を主導。その後、デジタル相に就任したため、人事を含めたweb3PTの動向に注目が集まっていた。

塩崎議員は平議員らとweb3PTに所属し、ウェブサイトに取り組みを細かくまとめるなどして、日本の規制整備に貢献。自民党のウェブサイトによれば、現在は副幹事長などを務めているが、Xのプロフィール欄には現在も「web3政策」という文字を残している。

また、2022年には衆議院の財務金融委員会にて、仮想通貨やweb3に関する日本政府の方針について質疑応答を実施。米バイデン政権が当時発令した仮想通貨に関する大統領令など他国の状況を受け、日本にweb3担当大臣を置くことなどを提案していた。

関連「Web3.0戦略を成長戦略の中心にすべき」自民党の塩崎議員、財務金融委員会で質疑

新設されるWeb3担当に関する情報は、これから発表されていくとみられる。

関連なぜ日本政府は「Web3政策」を推進し始めたのか?重要ポイントと関連ニュースまとめ

web3PTの取り組み

web3PTは岸田前首相に提言を行うなど、これまで日本の規制整備に大きく貢献してきた。

例えば今年の4月には、提言に当たる「web3ホワイトペーパー2024」を策定。仮想通貨取引の損益を申告分離課税の対象にすることを「ただちに対処すべき論点」として記載するなどして、ホワイトペーパーをとりまとめた。仮想通貨の税制については、すでに法人税のルール改正を実現している。

関連「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望

また、他にもDAO(自律分散型組織)の推進にも注力してきた。日本でDAOが増えていることなどを背景に、制度的な側面から更なるDAO支援を検討していくことを目的に過去にハッカソンを開催している。

関連「DAOで新しく挑戦する人々を支援するルール作りを」自民党web3PTがハッカソンを総括

DAOとは

「Decentralized Autonomous Organization」の略。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在せず、参加メンバーやアルゴリズムによって運営管理が行われる。

▶️仮想通貨用語集

現在の石破首相は、今年の自民党総裁選挙に際して作成した政策集で、ブロックチェーンやNFTの活用も政策の1つに掲げていた。「地方創生2.0」という項目で、ブロックチェーン技術・NFT等を活用し、食や観光体験等地域の持つ多様なアナログの価値を世界価格に引き直し最大化すると述べている。

関連自民新総裁に石破茂氏が選出、ブロックチェーンやNFT活用も政策に

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

関連おすすめ国内仮想通貨取引所 投資家のクチコミ比較ランキング

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/20 水曜日
14:40
WebX 2025完全ガイド|日本最大Web3カンファレンスのチケット料金・見どころ・参加方法まとめ
国内最大手仮想通貨メディアCoinPostによる「WebX 2025」の特集ページ(公式ガイド)。SBIの北尾会長、平 将明デジタル大臣、小池都知事、ホリエモン、オードリー・タン、アーサー・ヘイズなど豪華な注目スピーカーをはじめ、お得な割引情報を含むチケット料金、会場アクセス、サイドイベント情報を詳しく解説。
13:15
イーサリアムトレジャリー企業が市場に与える影響は? クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨イーサリアム・トレジャリー企業の台頭を分析した。16社以上がETH財務戦略を採用する中、そのメリットや問題点を解説している。
13:00
J-CAMのWebXブースは「体験型エンタメ空間」遊び心と近未来を彷彿とさせる仕掛け|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、株式会社J-CAMの新津俊之CEOへインタビュー。BitLendingやIoliteを通じた暗号資産レンディングサービスの展望ついて聞いた。
11:45
JPYC、日本円ステーブルコイン発行へ 新サービス「JPYC EX」とは?
JPYCが資金移動業ライセンスを取得し、日本初の円建てステーブルコイン「JPYC EX」を発行へ。特徴や将来性を徹底解説。
11:25
岐路に立つビットコイン、次の上昇はいつから? 専門家の見解
仮想通貨ビットコインが11万4000~11万5000ドルで調整継続中。アナリストは9-10月回復予測する。バーンスタインは2027年まで強気相場継続と分析。
10:30
スカイブリッジ、アバランチで440億円の資産トークン化
米投資運用会社スカイブリッジが主力ヘッジファンドを仮想通貨アバランチのブロックチェーンでトークン化する。RWA市場が成長し機関投資家のトークン化参入が本格化している。
10:20
テゾスエコシステム at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
WebX 2025でテゾス共同創設者Arthur Breitman氏が登壇。そのエコシステムについて、ハードフォーク不要でアップグレードできるブロックチェーン技術と100万TPS対応のレイヤー2、世界初ウラントークン化など最新動向を解説。日本限定グッズ抽選やフォトブース体験も。
10:15
ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ
仮想通貨などの取引サービスを提供するロビンフッドは、米国のプロと大学のフットボールの試合結果に賭けることができる予測市場のローンチを発表。ロビンフッドのアプリから直接使用できる。
08:12
ワイオミング州、米国初の州発行ステーブルコイン「FRNT」をローンチ
ワイオミング州が米国初の州政府発行ステーブルコイン「フロンティア・ステーブル・トークン(FRNT)」を正式リリース。7つのブロックチェーンに対応。
07:00
カインドリーMD、5744BTCを購入 ナカモト合併後初の大型投資
医療企業カインドリーMDが5744BTCの仮想通貨ビットコインを約679億円で購入。ナカモト・ホールディングスとの合併完了後初の大型投資で総保有量は5765BTCに拡大。
06:35
米SEC・FRBトップ、仮想通貨規制方針転換を宣言
米SECアトキンス委員長とFRBボウマン副議長がワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウムで仮想通貨規制の抜本的方針転換を発表。イノベーション重視の新時代開幕。
05:55
テザー、トランプ政権仮想通貨評議会の元高官を戦略顧問に起用
世界最大のステーブルコイン発行会社テザーが、トランプ政権でホワイトハウス仮想通貨評議会を率いたボー・ハインズ氏を米国戦略担当の戦略顧問に任命。
05:45
シャープリンク、イーサリアム保有量74万ETHに拡大
米上場のシャープリンク・ゲーミングが8月17日時点でイーサリアム保有量を74万760ETHまで拡大。前週は新たに14万3593ETHを購入した。
05:30
仮想通貨取引所Bullish、IPO調達資金全額をステーブルコインで受領
仮想通貨取引所ブリッシュがIPO調達資金11.5億ドルを全てステーブルコインで受け取り、米国IPO史上初の事例を達成。ソラナネットワークを活用しコインベースが保管。
08/19 火曜日
18:37
OKBとは?|OKXの取引所トークンの将来性・買い方・リスクを徹底解説
2025年8月、OKXがOKBを大規模バーンし発行量を2,100万枚に固定。価格は2.5倍に急騰した。OKBの特徴・買い方・将来性を詳しく解説します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧