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ETH保有100万枚突破
イーサリアム（ETH）トレジャリー企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは12日、追加のETH購入資金調達のため株式発行枠を245億ドルに拡大すると発表した。7月9日の45億ドルから5倍に増額する大幅拡張となった。
同社は7月24日に45億ドルへの拡大を行ったばかりで、今回の245億ドルへの再拡大は異例の規模だ。調達資金はイーサリアム購入のほか、ビットコイン購入やマイニング事業拡大にも充当される予定。
ビットマインは11日に前週の31万7,000ETH以上の追加購入を明かし、総保有量が120万ETHに達したと報告。100万ETHの保有を突破した初の上場企業として業界をリードしている。2位はシャープリンクで、約60万ETHを保有している。
イーサリアム価格は2021年以来初めて4,600ドルを突破した。マイケル・セイラー氏のストラテジー戦略を模倣した複数のイーサリアムトレジャリー企業による大規模な買い集めが価格押し上げ要因となっている。
関連：イーサリアムが8カ月ぶりに4000ドル突破、上場企業のETH財務戦略が背景に
ビットマイン会長でファンドストラット共同創設者のトム・リー氏は先日のCNBC出演で、イーサリアムが「2017年のビットコイン」局面に入ったと分析。ステーブルコイン規制承認、SECのDeFiへの前向きな姿勢、JPモルガンやロビンフッドのイーサリアム活用拡大を根拠に3万ドル到達の可能性を指摘した。
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