
閉会式
25,26日にかけて開催されたWebX2025の閉会式として、小池百合子都知事がビデオ登壇。
英語でのスピーチ冒頭、本年のWeb3技術分野について、「2日間にわたって開催されたWebX 2025カンファレンスは、数々のイノベーションの種を蒔くことに大きく貢献した」と確信を示した。
さらに、現在の厳しい国際環境について、「予測困難な国際情勢、深刻化する気候変動問題、そして食料・エネルギー安全保障の課題など、私たちを取り巻く環境はますます厳しさを増している」と指摘。
その上で、「このような状況だからこそ、世界中の叡智を結集し、最先端テクノロジーを駆使して持続可能な未来を切り拓いていかなければならない」と強調した。
また、小池都知事は5月に開催した「Sushi Tech Tokyo」の成果について、「世界100の国・地域から大勢の参加者が集まり、貴重な出会いと交流の場を提供することができた」と振り返った。来年も開催を予定しており、「ぜひとも多くの皆様に参加いただきたい」と呼びかけた。
Web3市場の展望
Web3市場の将来性については、「社会・経済に大きな変革をもたらす技術として、一層の成長が期待されている」と評価。「国際金融都市・東京」の実現に向けて、「ブロックチェーンをはじめとする先端技術の活用による金融のデジタル化を引き続き支援していく」と表明した。
小池都知事は最後に、「イノベーションの最前線で活躍される皆様方の今後の活動に大いに期待している」と述べ、挨拶を締めくくった。