内部監査で7つの個人・団体の不正行為が判明
大手仮想通貨取引所のバイナンスは17日、「上場代理人」を偽って手数料を要求していた7つの個人・団体をブラックリストに指定したと発表した。
ブラックリスト指定された対象には、BitABC、Central Research、May/Dannie、Andrew Lee、Suki Yang、Fiona Lee、Kenny Zが含まれる。
内部監査により、これらの個人・団体がバイナンスとの関係を偽って、プロジェクトに上場サービスを提供すると称していたことが判明した。
バイナンスは詐欺行為の証拠を提供した通報者に対し、最大500万ドル(約7億7,500万円)の報奨金を支払うとしている。
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透明性を強化
今回の発表は、12月初旬に発覚した内部情報漏洩事件を受けたものだ。従業員が「year of the yellow fruit」と呼ばれるミームコインに関する機密の上場情報を第三者に漏洩していたことが判明し、バイナンスの共同CEOであるYi He氏が事態の対応に当たっていた。
バイナンスは上場申請の透明性向上に取り組んでおり、同社創業者のCZ氏も今年2月に上場プロセスの改善の必要性を指摘していた。
バイナンスは今回の発表で、Alpha、先物、現物市場における上場基準と審査プロセスを詳細に公開した。
同社は、「バイナンスを代表する」と偽って手数料を要求する個人・団体が繰り返し確認されていると指摘。
すべての申請は公式チャネルを通じてプロジェクトの創業者またはコアチームメンバーが直接行う必要があり、第三者の仲介業者を一切認めていないと改めて強調した。
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