はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米CFTCが予測市場の規則策定へ、近日中ガイダンス公表予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • CFTC、予測市場の規則策定へ
  • 州当局との法廷闘争は継続中

ゼリグ委員長「ガイダンスを近日発出する」と明言

複数の米メディアが3月3日に報じたところによると、米商品先物取引委員会(CFTC)のマイケル・ゼリグ委員長は同日開催のミルケン・インスティテュート・フューチャー・オブ・ファイナンスイベントで、予測市場に関するガイダンスを「近日中に発出する」と明言し、正式な規則策定手続きへの着手も表明した。

ゼリグ委員長は、市場で自己認証できるイベント契約とできないものの明確な基準を設定すること、および各商品の評価方法を定めることが規則策定の主眼だと説明した。また、近く「事前規則策定通知(ANPR)」を公表してパブリックコメントを募り、より本格的な規則策定の土台を整えると述べた。

現在CFTCの5委員ポストのうち委員長1人のみが在職しており、ゼリグ氏は単独で政策決定を進めやすい状況にある。

この方針転換の背景には、前政権期との対比がある。バイデン政権下のロスティン・ベナム前委員長のもとで、CFTCは2024年に戦争・テロ・暗殺に関連するイベント契約を「公益に反する」として制限する規則案を提案したが、今年に入ってその提案は正式に撤回された。ゼリグ委員長は予測市場を米国に不可欠なツールと位置づけ、促進的な規制環境への転換を明確に打ち出している。

関連:イラン空爆の直前、ポリマーケットの6口座が約100万ドルを獲得 インサイダー取引の疑い

予測市場をめぐっては、過去1カ月でネバダ州やテネシー州など複数の州当局がカルシやコインベース、クリプト・ドット・コムといった主要プラットフォームに対して訴訟を提起した。CFTCはクリプト・ドット・コムを支持する法廷助言書を提出し、商品取引所法(CEA)に基づく連邦の独占的管轄権を主張しているが、各州は「プラットフォームが地元のギャンブル・ゲーム法に違反している」との立場を崩していない。

ゼリグ委員長の表明を受け、予測市場の業界団体コアリション・フォー・プレディクション・マーケッツ(CPM)は連邦規制の明確化を歓迎する声明を発表した。一方、民主党上院議員数名は先月2月13日付書簡でCFTCに対し法令の定める禁止条件を逸脱しないよう求めており、州当局側からも管轄権主張への反発が続いている。

今後の焦点はANPRの公表時期と内容だ。ANPRはあくまで正式規則策定への前段階であり、パブリックコメントの収集から最終規則の公布まで数年を要するケースも多い。

また、2024年の最高裁ローパー・ブライト判決により連邦規制機関への司法審査が厳格化されており、CEAの範囲内での規則設計が求められる。

関連:ビットワイズ、予測市場連動ETFを申請 米選挙結果に連動する6本を計画

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/05 木曜日
06:45
K33リサーチ警告「大衆に従えば間違える」、ビットコイン中長期改善余地を指摘
仮想通貨調査会社K33は、ビットコインが週次6連落を経て記録的な売られ過ぎ水準にあると分析した。過去の類似局面では中長期でのリターンが改善する傾向があるとして、現時点での売却に合理的な根拠は乏しいと指摘している。
06:02
トランプ政権顧問、JPモルガンCEOのステーブルコイン規制論に反論
米大統領顧問のパトリック・ウィット氏が、JPモルガンのダイモンCEOによるステーブルコイン規制案を批判した。利回り報酬を巡る対立が市場構造法案の議論膠着を招いている。
05:45
トランプ大統領、ウォーシュ氏のFRB議長指名を上院に提出
トランプ米大統領がケビン・ウォーシュ氏を次期FRB議長に正式指名し上院に送付した。量的緩和に批判的でビットコインに一定の理解を示す同氏の就任が承認されれば、金融政策と仮想通貨市場の双方に影響を与える可能性がある。
05:25
クラーケンが米FRBマスター口座を取得、仮想通貨企業への銀行決済網開放へ
米大手仮想通貨取引所クラーケンが、米連邦準備制度のマスター口座を取得した。中継銀行を介さずに決済システムへ直接アクセス可能となり、銀行業界と仮想通貨業界の統合における歴史的な転換点となる。
05:00
片山財務大臣「利用者保護のため適切に対応」 SANAE TOKEN問題で国会答弁
片山財務大臣は4日の衆院財務金融委員会で、仮想通貨「SANAE TOKEN」問題について被害者からの告発があれば利用者保護のために適切に対応すると答弁した。金融庁はすでに発行者が仮想通貨交換業の無登録であることを確認しており、実態把握を本格化させる。
03/04 水曜日
18:32
ブロードリッジCTO「トークン化市場は2030年に最大16兆ドル規模へ」日本の規制整備を高評価|FIN/SUM 2026
FIN/SUM 2026でブロードリッジCTOが講演。トークン化市場は2030年に最大16兆ドル規模に達すると予測し、日本のリテール投資家急増や規制整備の進展を評価。ファンド、不動産、レポ取引の具体的ユースケースと普及に向けた課題を語った。
18:00
人工知能時代の到来はビットコインの追い風となるか、鍵は「金利政策」=NYDIGレポート
NYDIGは最新レポートで、AIが経済崩壊を招くとするシトリニ・リサーチのシナリオに歴史的観点から反論しつつ、AI時代にビットコインが強気・弱気・中立となる3つのマクロ経済シナリオを示した。鍵を握るのはAI自体の進化ではなく「政府の政策対応」と主張。
13:50
レイ・ダリオ、「ビットコインは金の代わりにならない」と改めて主張 AIバブル・米財政危機も警告
ブリッジウォーター創業者レイ・ダリオ氏が「オールイン・ポッドキャスト」に出演し、ビットコインと金の根本的な違い、米国の財政危機、AIが雇用と経済に与える破壊的影響について詳述した。
13:15
決済大手ビザ、100カ国以上でステーブルコイン連動カード発行へ
決済大手ビザとストライプ傘下のブリッジが提携を拡大する。ステーブルコイン連動カード発行プログラムをアジア・欧州など100カ国以上で展開する計画だ。
12:18
イラン攻撃の週末、仮想通貨市場が「唯一の市場」に ビットワイズCIO「金融移行は加速する」
ビットワイズCIOのマット・ハウガン氏は、イラン攻撃が発表された週末に仮想通貨市場が唯一の取引手段となった事例を受け、オンチェーン金融への移行が想定より大幅に加速すると確信したと述べた。
11:30
Datachain、法人向けプライバシー保護Web3ウォレットを2026年春にローンチへ
Datachainが法人向けプライバシー基盤とPasskey対応Web3ウォレットを今春ローンチ。匿名性・機密性・非リンク性の3要素で企業のオンチェーン取引を保護し、規制対応との両立を図る。
11:25
コインベース、永久先物25銘柄を3月16日に取引停止へ 自動決済で対応
コインベースは3月16日をもって、コインベース・アドバンスドおよびコインベース・インターナショナル・エクスチェンジで25仮想通貨銘柄の永久先物取引を停止すると公式発表した。
10:30
YZiラボ、ハッシュグローバルのBNBファンドに150億円超を投資
CZ氏らのYZiラボは、ハッシュグローバルのBNBホールディングスファンドに約158億円を投資したことを発表。このファンドは、仮想通貨BNBへの投資などで運用されている。
10:00
米インディアナ州、公的年金への仮想通貨投資を解禁
米インディアナ州知事は3日、公的年金への仮想通貨投資を認める法案に署名した。2027年7月までに州管理の退職プランでビットコインETF等の投資オプション提供が義務化される。
09:50
トランプ一族アメリカンビットコイン、1万台超のASICを追加購入でBTC採掘事業拡大
トランプ一族が経営するアメリカンビットコインがASICを約1.1万台追加購入する。BTC蓄積戦略を強化し、AI事業に転換する他のマイニング企業と対照的な方針を示している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧