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マスク氏のxAI、ウォール街人材を積極採用 仮想通貨専門家も=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • Grok強化へ
  • ウォール街人材からDeFi・MEV専門家まで幅広く募集

銀行家やクレジット専門家を募集

イーロン・マスク氏率いるAIスタートアップxAIが、チャットボット「Grok」の金融機能強化に向け、ウォール街出身の銀行家やプライベートクレジット専門家の採用に乗り出していることが、ブルームバーグが3月16日に報じたxAI公式サイトの求人情報への掲載で明らかになった。

採用対象はポートフォリオマネージャー、トレーダー、クレジットアナリストなど幅広く、レバレッジドローンやCLO(ローン担保証券)といった高度な金融モデリングをGrokに習得させる狙いだ。仮想通貨・株式市場の専門家も募集対象に含まれる。

金融AI分野ではOpenAIやAnthropicがすでに投資家向けツールを展開しており、xAIは同分野で後れを取っているとの指摘がある。先月SpaceXと合併した同社はこれまでテスラなどマスク氏関連企業との取引が収益の大半を占めており、外部企業顧客の開拓が課題とされている。

関連:イーロン・マスクの「Xマネー」、4月にパブリックアクセス開始

仮想通貨分野でも専門家採用

仮想通貨分野での採用強化も注目される。求人票によると、オンチェーン分析、DeFi(分散型金融)、無期限先物・デリバティブ取引、クロス取引所アービトラージ、MEV(最大抽出可能価値)など、仮想通貨市場特有の高度な専門知識が求められる。

マスク氏のSNS「X」はすでに仮想通貨コミュニティの主要情報発信地となっており、GrokをX上で仮想通貨専門のリサーチプラットフォームとして確立する狙いもあるとみられる。

なお米ビジネスインサイダーが2月5日に報じた既報によると、xAIの金融専門家向け求人の時給は最大100ドル。ブルームバーグが昨年10月に報じたOpenAIの時給150ドルと比較すると、人材獲得競争でも依然として差がついている状況だ。

関連:イーロン氏のxAI、仮想通貨専門家の採用開始

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