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独連邦議会が中央銀行発行デジタル通貨に関する質問の回答を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ドイツ連邦議会が中央銀行発行デジタル通貨に関する質問の回答を発表
ドイツ連邦議会は、中央銀行発行デジタル通貨に関連した質問に対する内閣の回答を公開。諸外国の事例を挙げつつ、CBDCに対する政府の慎重な姿勢が見られた。

ドイツ連邦議会のCBDCに対する見解

ドイツ連邦議会は、CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)に関連した質問に対する内閣の回答を公開した。CBDCに関する諸外国の事例を挙げつつ、それらへの見解をその回答内容で示した形となっている。

今年7月に、ドイツ議会の自由民主党は、CBDCについての質問を議会に提出した。その質問内容は、CBDC発行の検討の有無や、それに関連した連邦政府と中央銀行との連携、CBDCに関する連邦政府の知識の確認といったものだ。

その質問に対して内閣は、BIS(国際決済銀行)やロイターの報告を引用して諸外国のCBDC発行における取り組みの現状を指摘。世界の中央銀行の70%がCBDC発行を検討しているものの、具体的な計画を持つのは2か国のみである点などを述べつつ、まだCBDC発行には不確実性が強いことを示唆した。

また、EU(欧州連合)での事例も取り上げ、スウェーデンが欧州連合で現在CBDCの発行を検討している唯一の国であるものの、発行に関する最終決定には至っていない点なども指摘した。いくつかの具体的なCBDC計画があるとされるウルグアイや中国にも言及したが、それらについても計画の明確性に欠けているという。

関連:デジタル通貨は中国政府の優先事項ではない?=バイナンス研究所

今回は、内閣及び中央銀行のCBDC発行に対する慎重なスタンスが伺える回答となったといえるだろう。

しかし一方では、ドイツ中央銀行の会長でありBISの理事長でもあるJens Weidmann氏が、今年7月に仮想通貨リブラに対する支持を表明し、グローバルな規制当局は初期段階でイニシアチブを抑制すべきではないと主張するなどイノベーションに寛容な姿勢も示している。CBDCに関する議論は世界で今後も継続して進められていくと予想されているが、各国のアプローチに注目していきたい。

参考:ドイツ連邦議会

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