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PoS移行で生まれ変わるイーサリアム ヴィタリック氏が語る可能性とは=Devcon5

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

PoSへの移行でイーサリアムの安全性は飛躍する
イーサリアム共同設立者Buterin氏がDevcon5に登壇。仮想通貨BTCなどの問題点も指摘、解決策としてのPoSの可能性を語った。

PoSへの移行でイーサリアムの安全性は飛躍する

イーサリアム共同設立者Vitalik Buterin氏は9日、大阪で開催されているイーサリアム開発者イベントDevcon5に登壇。イーサリアムブロックチェーンがPoSシステムへ移行することで、イーサリアムのエコシステムの安全性やスケーリングが向上すると語った。

CoinPost撮影

登壇の冒頭でビットコイン及びその考案者であるナカモトサトシについて語ったVitalik氏は、ビットコインは経済学的インセンティブによってシステム(PoWマイニングシステム)が稼働するように考えられている一方で、この特徴がビットコインの安全性に大きな問題を抱える原因担っていると指摘。PoSの仕組みこそが、問題の解決策だとコメントした。

例えば政府や愉快犯のような、経済的なコストに関心をもたず、ただそのシステムを破壊することだけを目的とした攻撃者が現れた場合、ビットコインの経済インセンティブが機能しなくなる問題点があると指摘した。

一方、PoSではトランザクションの承認などを行う役割を持つ存在として通貨の預け入れを行うバリデータが存在する。バリデータは一定のETHをステーク(預ける)するため、仮に不正を働いた場合のヘッジ手段や不正防止に繋がると考えているという。

また、同時にチャレンジャー(挑戦者)という役割も存在し、不正報告を行う仕組みもある。不正を行うバリデータを見つけた場合に報告を行うことで、そのバリデータがステークしていた資産を報酬として受け取ることを可能にする。

このように、PoSが二重のインセンティブ設計を備えることにより、不正を働くために必要なコストがビットコインよりも高くなることから、PoS移行後のイーサリアムエコシステムの安全性がビットコインを上回るのとButerin氏は説明した。また、スケーラビリティ問題や処理速度もこれにより改善が見込まれると続けた。

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