Bakktシンガポールの実績
シンガポールで新たに提供を開始したBakktの差金決済ビットコイン先物が、7日連続で1000BTCを超える出来高を記録していることがわかった。公式SNSで内容を報告した。
Today marks the 7th consecutive day that the Bakkt Bitcoin (USD) Cash Settled Futures have reached trade volumes of over 1,000 lots at ICE Futures Singapore
— Bakkt (@Bakkt) December 19, 2019
Bakktが新たに提供する現金決済BTC先物は、ICEシンガポールで12月9日より取り扱いを開始したもので、今週で2週目に突入したばかりだ。
この先物は米CMEが提供しているBTC先物と同様に、月間契約のみの提供で、ICEシンガポールを通じて、アジア圏の投資家を中心に取引が行われている。
1000BTCは、未だ小規模の取引出来高ではあるものの、9月に開始したBakktの現物決済先物取引と比較すると出だしは好調だ。
要因としては、過去7日間で見られたビットコイン市場のボラティリティも理由に挙がる。ビットコインは7300ドル台から6500ドル台を割ったのち、再び7400ドル台に急反発した。この期間に際し、Bakkt全体のBTC先物出来高が増加しており、取引が活発化した。
ICYMI: Wednesday's Bakkt Bitcoin Monthly Futures:
— Bakkt Volume Bot (@BakktBot) December 19, 2019
📈 Traded contracts: 6601 ($47.30 million, +74%) (New ATH 🚀)
🚀 All time high: 6601 (12/18/2019)
💰 Open interest: $3.98 million (-39%)
Sats for servercosts: https://t.co/TF6sNUwWpO pic.twitter.com/Hoy6uEZPH2
シンガポールをはじめ高い純資産を持つアジア投資家の市場拡大へ向けて動き出したBakktのビットコイン先物取引。日本も含めたアジア市場での新たな展開には今後も注目したい。