Huobiがインドネシアの法定通貨対応へ
大手仮想通貨取引所Huobi Globalは27日、インドネシアの子会社Huobi Indonesiaで、法定通貨ルピア(IDR)の取り扱いを開始することを発表した。
本サービスで利用できるのはルピアとテザー(USDT)のペア(販売所形式)。ルピアを入金し、テザーと交換することによって、Huobi Globalが取り扱う250超の銘柄の取引は可能になるという。
取引所を設立するためのプラットフォーム「Huobi Cloud」のシニアディレクターDavid Chen氏は、「法定通貨の取り扱いを増やすことは、Huobiの国際戦略の1つだ。世界の重要な市場において、現地の有力なパートナーと協業するというHuobiの取り組みを反映している」と説明している。
Huobi Globalの法定通貨への対応は、アルゼンチン、韓国に続き、今回で3カ国目。担当者はTheBlockに対し、2020年はトルコやロシアといったキープレーヤーとなる市場で、法定通貨の取り扱いを展開していく予定だと明かした。
グローバル系大手取引所は続々と法定通貨対応に取り組んでいる。バイナンスもインドネシアやトルコ、南米国など新興国の法定通貨に対応し始めた。自国通貨が不安定な新興国からのマネーフローが今後仮想通貨市場の流動性を高めていくと見込まれている。
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