すでに取引も
米CMEは13日、ビットコインオプション取引を予定通り開始した。ライバル関係にあるBakktの昨年12月9日、また今月11日のFTXのBTCオプション提供開始に続く形となった。
オプション取引の詳細は以下のようになっている。
- ティッカーシンボル:BTC
- 上場取引所:CME
- 契約のサイズ:5BTC
- 契約マルチプライヤー:5
- 最終取引日:契約月の最終金曜日
権利行使の最終的な締め時間は、ロンドン時間の契約月の最終金曜日16時。日本時間では、3月限まで1時。4月限月以降は0時になる予定だ。CME CFビットコイン参考基準レート(BRR)を参照する。
CMEの行使期日一覧表です。カットオフ時間はロンドン16時ですので、3月限月までは日本時間午前1時となりますが、4月限月以降はロンドンが夏時間に切り替わりますので、日本時間の午前0時がカットオフとなります。 pic.twitter.com/3lZbuqiYr7
— SF (@HelloDerivative) January 13, 2020
デリバティブ市場の活性化
CMEのビットコインオプション取引開始に先立ち、年末からビットコイン先物の建玉が69%も増加していた。
JPモルガンのアナリストはこれががオプション開始への期待感を示していると指摘していた。
仮想通貨デリバティブ市場を分析するskewの公開したツイートを見ると、実際ここ数日間で建玉が急増しているのが見て取れる。また、先物取引量は1月8日だけで200億ドルを超えている。
Most active week in three months at the CME ahead of the options launch this Monday – looking strong! pic.twitter.com/k4tjN1BkNc
— skew (@skewdotcom) January 11, 2020