米連銀議長の新たな発言
米連銀Powell議長:「FRBは現在、デジタルドルの研究に取り組んでいる。」
火曜日に行われた米下院の公聴会にて、中国のデジタル人民元やフェイスブックの仮想通貨リブラを巡り、Powell議長は議員からのCBDC質問に答えた。
議長は、リブラがデジタルドルの可能性などにおける研究の火付け役になった」とコメントし、「リブラのような大規模なネットワークが利用されれば、システム的な重要性と普及性をもたらし得るため、我々中銀は警鐘を鳴らされた」と説明した。
一方、デジタルドルのローンチに関する詳細は明かさなかった。議員に対し、「ローンチまでは決まっていない。その前に、発行やサイバーセキュリティ、プライバシーや運用を含む様々な課題をクリアしなくてはならない」と返答。昨年11月にも、現段階では発行に至っていないとのコメントを行なっていた。
また12月に、財務長官もデジタルドルの発行を急ぐ必要性がまだ無いとの見解を示した。議長の立場に一致する。
米FRBのBrainard理事が、連銀主体のCBDC研究とデジタルドル政策について重要性と最新状況を語った。米国の位置付けや発行にあたる検討事項などを挙げた。
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは
Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。