はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

中国:新型肺炎対策でブロックチェーン活用 マスクの物流管理から遠隔治療まで

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コロナウイルス対策にブロックチェーン活用

新型コロナウイルスに関する問題に取り組むため、中国で今月1〜14日の間に、ブロックチェーンを利用したアプリが少なくとも20個ローンチされていることが分かった。現地メディアが報じた。

ブロックチェーンは主に、マスクなどの物資を届ける際のサプライチェーン管理や、オンラインでの診察で活用されている。中国政府や医療機関が国民のプライバシーを確保しながら、ウイルスの拡大を抑制するためにブロックチェーンを利用しているという。

これは、データの改ざんが事実上不可能なことや透明性が高いなどのブロックチェーンの特長を活かした試みだ。データを安全に保管することができ、また偽情報の拡大防止にも役立つ。中国では昨年10月に習近平国家主席がブロックチェーン技術の活用を国家規模で推進することを発表して以来、技術の開発・普及が加速している。

関連1月の中国ブロックチェーン企業登録数が700超

今回中国の西安市では、高いセキュリティを維持して患者のプライバシーを保護するために、健康データの管理にブロックチェーンが導入された。

またアリババ傘下のAlipayは情報管理用のモバイルアプリをローンチ。浙江省の機関が主導し、救援物資の需要や供給、物流の管理に利用する。Alipayは「情報の記録から認証まで、プロセス全体の改ざん耐性が高く、誰でも情報を追跡できる」と特長を説明している。

さらに杭州市の企業は、隔離された人々へ接触するためのQRコードを発行できるように、SNSアプリWeChatのプログラムを活用。「Access Pass」という本サービスは、収集された個人情報が暗号化され、ブロックチェーンを基盤にしたクラウドサーバーに保存される。その企業でも元のデータを利用することはできず、コロナウイルスの問題が収まったら、データを閲覧できないようにすることができるという。

参考:People’s Daily Online

CoinPostの注目記事

中国:仮想通貨マイニング機器の製造が一部再開 ビットコイン市場に朗報
中国の大手マイニングマシン製造企業MicroBTが、コロナウイルスの影響で1月より停止していた仮想通貨マイニング機器の生産・出荷を再開する。ビットコイン市場における朗報だ。
中国が日米を逆転 ブロックチェーン等の先端技術9分野で特許出願数トップ=日経
ブロックチェーンやAIといった先端技術の特許出願数において、10分野中9分野で中国がトップであることが分かった。汎用性の高い基幹技術の開発をリードする一方で、課題も浮き彫りになっている。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:45
「サトシ」か「ビット」か? ビットコイン価格高騰で基本単位論争が再燃
ビットコインの価格高騰に伴い、コミュニティではその基本単位「サトシ」変更の議論が白熱している。サトシを廃止すべきというビットコイン改善提案177にジャック・ドーシー氏が支持を表明する一方で、反対意見も多く論じられている。
14:00
ブラックロック「BUIDL」で利回り増やす取引戦略 BounceBitが実証試験
BounceBitがブラックロックのトークン化米国債「BUIDL」を担保に利用して、年利20%を実現した取引戦略を公開した。ステーブルコインを担保とするよりも利点があるとしている。
13:10
個人ノード運用を容易に、ヴィタリックの新たなイーサリアム拡張案とは
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が新L1スケーリング計画を発表。個人のノード運用を容易にする「部分的ステートレスノード」でガスリミットを10~100倍に拡張する革新的アプローチを提案。
12:35
米上院、ステーブルコイン規制『GENIUS法案』の審議進行可決
米上院が仮想通貨ステーブルコイン規制法案「GENIUS法案」の審議を66対32で可決。消費者保護や倫理規定を強化した修正案で超党派合意が進展。
11:59
ビットコイン下髭で押し目買い意欲旺盛か イーサリアムにも機関投資家の強い関心
過去最高値の更新まで目前のビットコインは米国債格下げなど不透明感のある中、下髭形成し押し目買い意欲の強さを示した。50日・200日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫る中、イーサリアムには機関投資家の資金が集まり、CMEグループのXRP先物は初日に1,560万ドルの取引高を記録した。
11:20
SEC新委員長、仮想通貨規制を全面見直し
SEC新委員長ポール・アトキンス氏が仮想通貨規制の抜本的見直しを表明。前政権の執行措置を批判し、発行・保管・取引の3分野で明確なガイドライン策定へ。
10:35
リップル社、UAEの金融企業2社と提携
リップル社は、UAEのZand BankとMamoの2社が顧客になったことを発表。両社はリップルペイメントを使用すると説明しており、中東市場の事業を強化していく。
10:05
ソラナの新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」提案 性能引き上げへ
ソラナ開発スタジオAnzaが新コンセンサスプロトコル「Alpenglow」を発表した。処理時間を理論的に約150ミリ秒まで短縮し、Web2と競合できる高速処理を実現するとしている。
08:45
ビットコイン急騰、米国債格下げと州法により"安全資産"化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは史上最高値となる10万9,000ドル付近まで上昇している。米国債の格下げを契機として米国の信用力に対する懸念が台頭し、ドル安が進行した。
08:02
ステーブルコイン大手サークル、コインベースとリップルから買収アプローチ=報道
USDC発行元のサークル社が50億ドル以上の企業価値での買収提案を複数社から受けている。リップルとコインベースからアプローチされ、IPO計画と並行して検討中か。
07:45
過去最高515億円含み益達成、エルサルバドルのビットコイン投資
エルサルバドルが保有するビットコインが515億円の含み益を達成。国際通貨基金との合意に反してビットコイン蓄積を継続中。
07:25
コインベース顧客情報流出事件、米司法省が捜査開始=報道
米司法省が仮想通貨取引所コインベースの顧客データ流出事件について刑事捜査を開始。インド拠点従業員への贈賄による情報漏洩で、ハッカーが2000万ドルの身代金を要求していた。
06:40
ストラテジー社とセイラー氏、ビットコイン投資の収益性めぐり投資家から集団訴訟
ストラテジー社とマイケル・セイラー会長が、仮想通貨ビットコインの投資戦略の収益性について虚偽の説明をしたとして投資家から集団訴訟を起こされた。
06:15
Bybit、USDT使用の株式取引開始 ストラテジーなど78社が対象
仮想通貨取引所Bybitが株式取引機能をGold & FXに追加。ストラテジーやコインベース、マグニフィセント7を含む78社株式をUSDTで取引可能。CFDモデル採用で実株保有は不要。
06:05
SEC、ソラナ現物ETFへの決定を延期 21SharesとBitwiseが対象
米証券取引委員会が21SharesとBitwiseのソラナETF提案について決定期限を延期し、パブリックコメントを求めると発表。Canary、VanEckも含む複数企業が仮想通貨ETF承認を競う中、SECの審査が本格化へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧