はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX

「アルトコインが仮想通貨ビットコインより普及する可能性」=コインベースCEO

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインベースCEOがアルトコインの可能性に言及

米大手仮想通貨(暗号資産)取引所CoinbaseのCEOを務めるBrian Armstrong氏は、今後予想される仮想通貨市場の展開について言及。市場の成熟化が進み、アルトコインがビットコイン以上に普及する可能性は十分にあると示唆した。

ビットコインの市場ドミナンス(支配率)は2020年以降、アルトコイン市場への資金流入に伴い、仮想通貨元年と呼ばれた2017年のバブル期以降、再び減少しつつある。Armstrong氏は、競争の再活性化を指摘する。

ツイッター上にて仮想通貨市場の発展をインターネットの過去の歩みになぞらえ見込まれる今後の展開について見解を語り、「どのブロックチェーンが先に5000万人のユーザー規模から50億のユーザーに拡大するかはまだ誰もわからない」と述べた。

仮想通貨黎明期

例えば、かつて一世を風靡したブラウザNetscapeは、ステートやセッションの作成方法が存在していなかったため、クッキーという概念を作りだした。

また、当時のインターネット通信において、httpが利用されていたためすべての情報が暗号化されず平文のままやり取りされていた。そこで、SSL/HTTPSといった技術が登場した。

こうしたインターネット黎明期における、課題に直面した際に編み出された様々なツールや技術の台頭は、現在のブロックチェーンのスケールアップや匿名通貨に係るプライバシー保護への取り組みと重なる部分が多いという。

上述したことを踏まえた上でArmstrong氏は、社会に仮想通貨がより普及するためには、スケーラビリティとプライバシー保護、これら二つの要素が満たされる必要性があると語る。

こうした二つの特徴はビットコインに欠けているとまでは明言していないものの、こうしたアドバンテージをより多く持つアルトコインがビットコイン以上に普及する可能性を示唆した。

一方、Armstrongの見解に対して、一部のユーザーは反対。ビットコインの躍進についても触れた。

トランザクションスピードのスケールアップにおいて、現在高速ネットワークの「ライトニングネットワーク」や「SegWit」の利用率が大幅に改善している点が指摘されている。

また、プライバシーの点に関して、今後実装される可能性のある大型アップグレード「タップルート(Taproot)」が挙げられた。タップルートとは、ブロックチェーン上における全トランザクションの見え方を均一にし、区別がつかないようにして匿名機能を強化する技術だ。

CoinPostの注目記事

ビットコイン大型アップグレード「タップルート」がBIPs上に正式掲載
ビットコインのブロック内の署名データサイズ縮小に関する一連の更新案がBIPs上に掲載。合意形成がなされればSegWitに次ぐソフトフォークとして実施される。
20年の主要アルト高騰率ランキング 仮想通貨ファンダ基準にした格付けも=G Crypto
「Generation Crypto」は20年現在の最も上昇した仮想通貨アルトコインのランキングを発表。イーサリアムやテゾス、BNB、ネムなどがランクインした。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/14 火曜日
12:00
ソラナのリキッドステーキングの稼ぎ方|JitoSOLの仕組みと手順
ソラナのリキッドステーキングについて、仕組みから始め方まで徹底解説。JitoやMarinadeなど主要プラットフォームの始め方、年利5-7%の運用方法まで完全ガイド。
11:58
史上最大フラッシュクラッシュ後の仮想通貨市場、トランプ大統領の発言受け乱高下続く
トランプ米大統領による突然の関税発表で、仮想通貨市場は190億ドル超の強制清算という史上最大のフラッシュクラッシュを経験した。しかし週明けには114,000ドル台に回復。機関投資家の押し目買いと過剰レバレッジ解消の両面から市場を分析。イーサリアムL2 Baseのトークン発行検討など、実用化への動きも紹介。
11:18
チャイナルネッサンス、BNB財務企業の米上場を計画=報道
チャイナルネッサンスは、仮想通貨BNBの財務企業を創設するために910億円超の資金調達に向けた協議を行っていることがわかった。この財務企業は米国で上場する計画である。
10:38
「仮想通貨ETFへの流入、トランプ関税ショックの影響は軽微=CoinShares」
トランプ大統領の対中関税発言による市場急落にもかかわらず、ビットコインETFなど仮想通貨投資商品への影響は軽微で流入は週間4,830億円に達した。CoinSharesが分析する。
08:41
68億円相当のBNB、ミームコイントレーダーにエアドロップへ
BNBチェーンは、仮想通貨市場が大荒れしたことを受け68億円相当のBNBをエアドロップする計画を発表。今回はミームコイントレーダーを支援すると説明した。
10/13 月曜日
12:25
430億円規模に、バイナンスが「異例の補償」実施 トランプ・ショックに関する価格異変で
仮想通貨取引所バイナンスがトランプ関税による市場下落時の不具合で損失補償を発表した。USDe、BNSOLなどのディペッグで強制清算が発生した背景がある。
10:15
トム・リー氏「イーサリアム下落は一時的」、相場を支える3要因とは
ビットマインが市場下落時に730億円相当のイーサリアムを買い増したとみられる。トム・リー会長は3つの構造的要因が変化しない限り市場の追い風になると強気の見解を示している。
10/12 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH1万ドル到達の可能性やBNBの過去最高値更新など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、BNB、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引の始め方|税制・手数料・リスクを徹底解説
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引を徹底解説。申告分離課税適用で税率20.315%の可能性、24時間365日取引、レバレッジ5倍など特徴を詳しく紹介。口座開設から注文方法、手数料、ファンディングコスト、リスク管理まで初心者にもわかりやすく説明します。
11:30
高値圏での日柄調整が続く可能性、半減期サイクルの節目に警戒感|bitbankアナリスト寄稿
BTC円は1900万円トライに失敗し1860万円台で推移。米政府閉鎖による指標発表延期で方向感欠く展開が続く中、10月18日に半減期サイクルの重要な節目を迎える。過去のサイクルを意識した売り圧力とETF資金流入の綱引きに注目。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税によるBTC暴落に高い関心
今週はメタプラネットの仮想通貨ビットコインの含み益、休眠クジラの6000億円BTC移動やトランプ関税などによるビットコイン急落、Binance JapanとPayPayの提携に関する記事が関心を集めた。
10/11 土曜日
14:30
13:20
ビットコインの年間の実現純利益が継続的上昇、今後の動向は=CryptoQuant
CryptoQuantが週間レポートで仮想通貨ビットコインの利確の動きは低調であるとして今後も上昇継続の可能性を予想した。一方、市場はトランプ関税発言で急落したところだ。
12:00
ケニア最大級のスラム街でビットコインが広がる理由|Afribit創業者インタビュー
ケニアの貧困地域で広がるビットコイン活用。なぜ使われ、どんな課題があるのか。現地取材による5つの質問と回答で、仮想通貨の実態をわかりやすく紹介。
10:45
「トランプ・ショック」でアルト市場に異常値 ATOMが一時0.001ドルまで暴落
トランプ大統領の対中関税警告で一部アルトコインがバイナンスなどで異常急落。ATOMは0.001ドルまで暴落しSUIは85%下落。過去24時間の清算総額は約3兆円に達した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧