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Stay Home Coinとは|新型コロナ対策で家にいた人に無償配布する仮想通貨発行が計画される

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Stay Home Coinの発行計画が持ち上がる

家にいると貰えるコイン「Stay Home Coin」の発行を総務省届け出済みのStay Home党が計画している。会員の1人で会計責任者である岡部典孝氏が明らかにした。

すでに金融庁に問い合わせを行い、Stay Home Coinについて、以下の行為が暗号資産交換業に該当しない旨の回答を得たという。

・Coinの無償発行

・GAS代の為に寄附を募り、自ら暗号資産交換業者やDEX(分散型取引所)でETHに交換する行為

岡部氏は、先日発足した「暗号資産古物商協会」の幹事を務めており、仮想通貨(暗号資産)で支払いができる中古品の売買プラットフォームなどを開発。日本で未上場仮想通貨が物と売買できる時代を目指して精力的な活動も行っている。

関連:『日本で未上場仮想通貨が物と売買できる時代へ』暗号資産古物商協会が設立される

Stay Home Coinとは

仮想通貨メディアCoinPostでは、設立時会員の岡部氏にStay Home Coinに関する取材を行った。

ー日本の緊急経済対策について、どのようにご覧になられていますか

岡部氏

真水の支出(政府による直接的な金銭的支援など)が一桁少ないと思います。財政収支を重要視して景気が悪化した結果税収が減少し、財政がさらに悪化しそうです。

FRB(米連邦準備制度理事会)が量的緩和しているのに日本が現状維持だと、円高になり輸出産業が打撃を受けて経済的に立ち直れないでしょう。

ーブロックチェーンとトークンエコノミーが解決すると読んだ意図について教えて下さい

岡部氏

暗号資産は、疑似的なストックオプション(会社の株式を予め定めた権利行使価格で将来取得できる権利を付与するインセンティブ制度)のように働く為、無償配布することで税金を使わずに行動変容インセンティブを作れるのが最大の魅力です。

例えば、1日1万円の現金を1000万人に配るとすると、1日1000億円かかる計算になりますが、同価値の暗号資産を発行して配るなら、かかる費用はGAS代(トランザクション発生時の手数料)のみで、およそ数千万円です。

スペインでベーシックインカム(政府による最低限所得保障の一種)が導入されますが、大規模なベーシックインカムは、まず暗号資産を使ったトークンエコノミーで実験すべきです。

政府自治体は上手くいったプロジェクトに対して、成果報酬的に税金を投入することでソーシャルインパクトボンド(行政や民間事業者及び資金提供者等が連携して、社会問題の解決を目指す成果志向の取り組み)のような使い方もできます。

私はその期待があるだけでも暗号資産に価値はつくと考えておりますが、アンケートでも6割の人が価値がつくと考えているようです。

また、暗号資産を育てて輸出したり収益に課税することで、税収を増やすこともできます。 発行体が国内にあって国内で使われていれば、消費税、所得税、法人税等で税収が増加します。

ーStay Home Coinを使い、暗号通貨古物商を通じてトークンを物と交換する経験を生活者に提供することを想定されているのでしょうか

岡部氏

私が代表の日本暗号資産市場はStay Home Coin発行体のStay Home党とは別団体ですが、Stay Home党に寄附された物品をGas代の為のETHに交換するとか、Coinでマスクを売買するといった際には暗号資産古物商の各社と連携できるかもしれません。

暗号資産古物商が古物売買で得た暗号資産をUniswap(分散型取引所の一つ)でスワップするのは基本的に暗号資産交換業にあたらないと金融庁が整理しています。

Stay Home CoinがUniswap等のDEXである程度の流動性を持てば暗号資産古物商が扱いやすい環境は整っていると思います。

多くの暗号資産古物商がStay Home Coinを利用するようになった際は市場でも取扱通貨にするか検討したいと思います。

ー利用者、支持者を増やすためにさまざまな障壁があると思いますが、最大のものはどれで、どのように乗り越えていこうと考えているのでしょうか?

Coin配布を開始すれば利用者や支持者は増えると思いますが、配布トランザクション数に応じて発行側にGAS代がかかるのが最大の課題です。

ICO(新規仮想通貨公開)ができないので、他の何らかの方法でGAS代を調達しなければなりません。

金融庁に電話し、政治団体が反復継続的に寄附して貰った暗号資産を取引所やDEXで交換してGAS代を調達しても、「暗号資産交換業」にあたらないことが確認できました。

支持者の皆様から眠っている草コイン等の暗号資産を寄附して頂き、DEX等でETHに交換してなるべく多くの方に配り続けたいと考えております。


従来の方法に比べコストは圧倒的に低いものの、Coinの発行にかかる数千万円のGAS代(手数料)の確保はやはり課題となる。

新型コロナウイルスに便乗した仮想通貨は海外でもいくつか確認されているが、規制当局とも歩調を合わせているStay Home Coinは、画期的かつ、実際的なプロジェクトとして注目が集まる。

問い合わせ先

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