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「イーサリアム2.0の開発は順調」ヴィタリック氏=Consensus 2020

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアム2.0の進捗状況

イーサリアム(ETH)の共同創設者Vitalik Buterin氏が、ETH2.0のフェーズ0に向けて順調に開発が進んでいることを報告した。

Vitalik氏は11日、仮想通貨(暗号資産)メディア「Coindesk」が主催する世界最大級の仮想通貨・ブロックチェーンイベント「Consensus: Distributed」で、開発の進捗状況を説明。その際、ETH2.0のマルチクライアントのテストネットを4日前にローンチしたことを強調した。

本テストネットの名称は「Schlesi」。最低2カ月間、互換性のある複数のクライアントがテストネットを稼働させるという難しい工程のため、ETH2.0の開発において重要な作業となる。現在4つのクライアントがこのテストネットに参加しており、これからバリデータを稼働させるという。

イーサリアム財団のリサーチャーを務めるJustin Drake氏は以前、イーサリアム誕生5周年となる7月30日にはメインネットをローンチしたいと述べていた。現在の工程が2カ月程度で終了しメインネットの稼働が可能になれば、ローンチが7月30日に間に合う可能性はある。

また本イベントでVitalik氏は、レイヤー2のリサーチグループ「Optimism」とオープンファイナンスのプロトコル「Synthetix」の開発チームが行うスケーラビリティを向上させる取り組みにも言及。このアプローチがうまくいけば、理論上はETH1.0とETH2.0の両方の取引を1秒間に1000超まで処理できるようになると説明している。

イーサリアムをパブリックブロックチェーンとして利用できるようにするためには、スケーラビリティに加え、暗号技術やプライバシーについてもやることは多い。しかし全ての項目で我々の開発は前に進んでいる。

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