WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

著名投資家Steve Burns「仮想通貨アルトコインの99.9%は無価値に」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アルトコインに懐疑的

著名投資家のSteve Burnsは、アルトコインの99.9%は無価値なるだろうと述べた。資産運用や投資における概念のひとつで、金融商品などの本質的価値であるフェアバリューを念頭に置いた、独自の判断基準によるものと考えられる。

アルト市場の過去の推移を辿ると、仮想通貨バブルと言われた2017年には、

  1. ビットコイン先行上げ
  2. 主要アルトコインが追随
  3. 草コイン後追い

というマネーフローも確認されたが、BTCドミナンスは2018年以降上昇が続いている。

BTCドミナンス推移

昨年には、ビットコイン上昇時にアルトコインから資金が流れ、ビットコイン下落時には連れ安となったことから「アルトドレイン」などと揶揄された。

コインマーケットキャップに掲載されるアルトコインだけでも、5月21日時点で5500銘柄あるが、その多くが一般人に認知されていない現状もある。上場企業と提携して開発を進めるような優良なプロジェクトは数あれど、その将来性の判別は、一般投資家にとって高いハードルとなっており、業界健全化のためにも、行く末を示すロードマップの定期更新や透明性の高い情報開示が課題であることは言うまでもない。

仮想通貨の特性上、技術さえ理解できればトークン発行は容易い。トークンのユーティリティ性をサービスで実現する例もあるが、プロジェクトの活動が活発に行われていない例も多くある。

そういった観点からも、一部を除いたプロジェクトの淘汰が起こる可能性はこれまでも議論されてきた。

2年前との比較

CoinPost編集部で記録していたバブル崩壊直後(2018年1月18日)時点のコインチェック上場コインを確認すると、当時1万ドル前後のビットコイン価格に対し、2018年以降の主要アルトコイン価格は大幅下落を続けていたことがわかる。

2018年1月18日の価格

その後、2018年1月25日にコインチェックで580億円相当の仮想通貨ハッキング事件発生、世界的なICO詐欺などの増加に伴いアルトコインの下落に拍車がかかり、各国で規制の機運が強まることなった。

ブレイブニューコインのアナリスト Josh Olszewiczは16日、ビットコインのドミナンスチャートがゴールデンクロスにあるとの認識を示し、「R.I.P.(安らかに眠れ)アルトシーズン」と言及している。

昨年7月には、Max Keiser氏が、「アルトコイン市場は、今回のビットコイン強気市場から恩恵を受けることはほとんどない」と、米CNBCの仮想通貨番組内で指摘した。

18年の下落相場や下落要因を経て、ビットコインネットワークへの信頼感が高まったことも理由の一つに挙げている。

バイナンスCZは強気姿勢

一方で「アルトコインの99.9%が無価値になる」というのは大げさとの指摘もある。

ビットコインとの相関の低いアルトコインに代表される、前年比で大幅上昇するテゾス(XTZ)やチェインリンク(LINK)のような個別銘柄も確認できるほか、プロジェクトの中には、技術面など高く評価されているものでビットコインの値動きに影響されず、独自のマーケット価格を築いているプロジェクトも散見されるからだ。

関連:ビットコインとの相関低いアルトコインは? バイナンスリサーチが相関係数で指摘

最大手仮想通貨取引所バイナンスのCZは、昨年8月に以下のようなコメントを残すなど、アルトコインの将来に対して強気姿勢を維持している。

2017年のアルトシーズンと次のアルトシーズンとの決定的な違いは、机上の空論では決して終わらないことだ。次のアルトシーズンでは、実際のプロダクトとユーザーが確実にいることになる。

バブル時との比較でこそ下火となり、伝統金融市場の投資家を中心に一部懐疑的な論調はあるものの、確かなユースケースを基に上場企業などと提携を行い、世界に先駆け規制の整った日本市場進出を見据えるアルトプロジェクトも多く存在するなど、有望なアルトコインへの関心は引き続き高い水準にある。

ビットコイン市場

21日のビットコイン価格は18日以降の高値切り下げが嫌気されたか、21日0時頃に一時500ドル幅急落した。20日に9850ドルまで回復するも、またもや1万ドルに届かなかった。

21日昼時点では若干持ち直しているものの、前日比-2.66%の102.2万円(9480ドル)で推移している。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/30 水曜日
06:45
イーサリアムの『グラムスターダム』テストネット、10月6日に先行稼働
イーサリアム財団は次期アップグレード「Glamsterdam」を10月6日にセポリアテストネットで稼働させると発表。ePBSやBAL導入でL1処理能力向上を目指す取り組みで、メインネット実装時期は今後決定される。
06:25
予測市場カルシ、10億ドル調達で協議 評価額400億ドルへ
米予測市場プラットフォームのカルシが、タイガー・グローバル・マネジメントやドラゴニア・インベストメント・グループを含む投資家から10億ドル規模の資金調達を協議しており、評価額は約400億ドルに達する見通しだ。
06:10
ビットワイズ、NEAR現物ETFを米国初上場
米仮想通貨資産運用会社ビットワイズが仮想通貨NEARの現物ETF「NRR」を米国で上場した。信託手数料は年0.75%で、投資家はNEARのステーキング報酬獲得を期待できる。
05:45
業界初、コインベースが米CFTCの主要3登録を完全取得──USDC担保の24時間体制実現
コインベースは9月28日、米CFTCからデリバティブ清算機関の登録承認を取得したと発表した。先物取引業者・指定契約市場と合わせて主要3登録を全て保有する初の仮想通貨企業となり、規制対象デリバティブ市場での存在感拡大が見込まれる。
05:00
金融大手モルガン・スタンレー、ステーブルコインなど検証するデジタル資産ラボを設立
モルガン・スタンレーは、ステーブルコインやトークン化、分散型金融関連技術を検証する「デジタル資産ラボ」を設置した。分散型金融保管庫の検証にも取り組んでおり、大手金融機関による仮想通貨分野への関与拡大を示す動きとなっている。
09/29 火曜日
17:17
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入完了 約12BTC
Bitcoin Japan(旧堀田丸正)は29日、100%子会社BTC JPN Ltd.によるビットコインの初回購入が完了したと発表した。取得額は約100万ドル。投資資金総額6.62億円の上限内で、引き続き購入を進める方針だ。
15:09
韓国金融委、マーケットメイク制度を検討 取引所規律でJPYCの急騰に言及
韓国金融委員会の幹部は28日、仮想通貨市場へのマーケットメイク制度導入を検討する考えを示した。現行法では禁止されており、第2段階の立法で扱う見通しだ。アップビットでのJPYC上場時の価格急変動を例に、取引所への公的規律の導入にも言及した。
14:20
アップル、悪用疑いのiOS脆弱性を修正 専門家はウォレット窃取を示唆
アップルがiOS 26.7.1を公開し、特定個人を狙う高度な攻撃に悪用された可能性があるCoreGraphicsの脆弱性を修正した。SlowMistのCISOは仮想通貨ウォレット窃取に使われたゼロデイの可能性を指摘したが、アップルは詳細を明らかにしておらず、関連は確認されていない。
14:00
米上院小委員会、イランの影の銀行におけるUSDTの使用を分析
米上院の常設調査小委員会は、仮想通貨とイランのシャドーバンキングネットワークに関するレポートを公開。USDTがシャドーバンキングネットワークで多く使われていたり、テザー社の対応に問題があったりしたことを指摘している。
13:25
金融庁、貿易決済へのステーブルコイン活用実証を支援決定
金融庁は29日、トレードワルツやNTTデータ、みずほ銀行など6社による貿易決済でのステーブルコイン活用実証を、「決済高度化プロジェクト」の支援案件に採択したと発表した。
13:10
「Z世代は若年から投資始める傾向」仮想通貨人気の背景は格差拡大か=グレースケール
グレースケールは、Z世代の平均投資開始年齢が19歳と早く、長い投資期間が仮想通貨への配分余地を広げうると論じた。Z世代は予測市場への関心も高いと報告されている。
11:55
シティ、トークン化預金サービスを日本とUAEに拡大 米ドル24時間決済
米シティグループは29日、トークン化預金を用いた法人向け決済サービス「シティ・トークン・サービス」を日本とUAEへ拡大したと発表した。許可型ブロックチェーン上で24時間365日の資金移動を可能にし、展開先は計7市場となる。
11:45
チェーンリンクの新標準『CCIP2.0』始動、トークン化資産の移転を高速化
チェーンリンクは28日、相互運用プロトコルの大型アップグレード版「CCIP2.0」の稼働開始を発表した。検証機能の追加やコンプライアンス対応の強化により、機関投資家のトークン化資産移転を後押しする狙いだ。
11:00
コインベース、トークン化TCG市場に参入
コインベースは29日、実物のトレーディングカードをトークン化して扱う新サービスを近く提供すると発表した。保管か現物発送を選べる仕組みで、拡大するトークン化TCG市場への参入として投資家の関心を集めている。
10:15
アポロ、AIエージェントで銀行取り付け騒ぎに警鐘
米資産運用大手アポロのチーフエコノミストは、AIエージェントによる家計預金の自動移動が銀行の低コスト預金を減らし、金融システムに影響し得ると警鐘を鳴らした。投資家には預金流出リスクへの目配りが求められる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧