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SBI出資の仮想通貨企業がEllipticと提携、FATF規制への対応をサポートする包括的ソリューションを提供へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

より包括的なソリューションの提供へ

台湾に拠点を置き、ブロックチェーンのセキュリティソリューションを提供するCoolBitXと、英国を拠点として暗号資産(仮想通貨)のマネーロンダリング対策ソリューションを提供するEllipticは新たに提携を発表した。

次の期限となる2021年6月までにFATFトラベルルールに対応することが仮想資産サービス提供業者(VASP)に求められる中、今回の提携によってより包括的ソリューションを提供していくとしている。

CoolBitXは20年の2月にSBIクリプトが主導してシリーズBの資金調達を行った。VASP間の取引において顧客情報を安全に共有するためのソリューション「シグナ・ブリッジ(Sygna Bridge)」を提供しており、すでにSBIグループ傘下の仮想通貨取引所SBIVCトレードと海外の取引所との間で実証実験を成功させている。

また、Ellipticは引所向けに暗号資産の取引に関する評価等を行うAML/CFTソリューションを提供しており、2019年にSBIホールディングスなどから出資を受けている。

SBIホールディングスの北尾吉孝氏は、 提携にあたってコメントを寄せた。

(前略)今回、Sygna Bridge(シグナ・ブリッジ)とエリプティックのリスク管理ツールが組み合わされることにより、業界初となるFATFのガイダンスに準拠したコンプライアンス対応を可能とするパッケージソリューションが取引所に対して提供されます。

トラベルルール対応へ取り組み

トラベルルールとは、金融活動作業部会(FATF)が定めたマネーロンダリングの防止等を目的としたルールで、VASP(仮想資産サービス提供業者)に対し、VASP間の取引における顧客情報の確認、共有に関しより厳格な基準を設けるものだ。

事業者や仮想通貨プロジェクトはトラベルルール対応に向けて、セキュリティソリューションを提供する企業との提携等を加速させている。

取引所バイナンスは、FATFの規制を遵守するために、データソリューション企業Shyft Networkとの提携を発表した。また、仮想通貨プロジェクトのテゾスとアルゴランドは、それぞれセキュリティソリューション企業と提携し、コンプライアンスの強化に臨んでいる。

そのほか、VASP間の通信のための共通規格の開発、普及なども複数団体によって進められており、各事業者の対応状況は今後も注目のトピックとなっている。

参考:PR TIMES

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