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トップトレーダーの投資戦略でコピートレード 仮想通貨取引所FTXがBitCopyと提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

香港を拠点とする大手仮想通貨レバレッジ取引所FTXは、ソーシャルコピートレードサービスのBitCopyと資本業務提携を発表した。

仮想通貨取引所FTXで取引するトップトレーダー(リーダーズボード入り)のコピートレードが可能になるほか、FTX自体の新規流動性の向上を図る。

FTXはデリバティブ取引所の売買代金高順位で世界6位まで成長しており、大口トレーダーを含め、レベルの高いトップトレーダーも多く取引所を利用している状況にある。多種多様なトレード戦略を提供するBitCopyとの資本業務提携を経て、すでに連携するByBitやDeribitなどの取引所と並び、トレーダーの戦略を模倣するコピートレードが可能になる。

FTXで結果を出しているトレーダーが参加することで、両社のユーザー数増加とサービス内容の向上にも期待される。

BitCopyでは誰もがプロのトレードを模倣可能

BitCopyは、2020年に本格稼働したグローバルなソーシャルコピートレードサービス。Bitcopyに登録しているトレーダーは、自身の成績やポジションなどを公開しており、ユーザーは彼らの手法を自らのトレード戦略に組み込むことができる。

BitCopy上で利用できるトレード戦略は100種類を超え、裁量トレードに限らずシステムトレードのコピートレードも可能だ。現在の投資対象は仮想通貨BTCのみだが、今後他の仮想通貨も対象に加えられるとのことだ。

トレード成績によりトレーダーは順位付けされる。一例に、上位の常連となっているトレーダーのひとりProf Alex氏のケースをあげると、利益率は1年間で370%(取引所手数料は除く)。彼のフォロワーは約900人を超え、フォロー金額は約142万ドル(およそ1.5億円)にも上る。この規模になると、コピートレードを通じた戦略がマーケットを大きく動かす可能性もでてくる。

提携の取引所では自身の好みに合うトレーダーをBitCopy上でフォローするだけで、フォローしたトレーダーの手法が取引所口座でコピーされる。コピートレードはBitCopy側が行われるため、ユーザーはいつ・誰をフォローするか、および、いつフォローを外すかを決めるだけの簡単な設計となっている。

提携に対する両社代表のコメント

FTXのCEO、サム・バンクマン-フライド氏はリリースで、「BitCopyへの出資・提携によりさらなる顧客基盤の拡大が実現するだろう。SNSトレードの普及により仮想通貨業界全体の流動性が上がることは我々にとって歓迎すべきものだ」とコメント。

FTXから出資を受けたBitCopyのCEO、George.H氏は、「FTXからの出資と提携により、優秀なトレーダー、多様なユーザーの獲得を期待する。初心者も自動でプロトレーダーと同じ仮想通貨取引ができるプラットフォームを提供する事で世界的な仮想通貨トレードのボリューム拡大に貢献していく」とした。

BitCopyは、レバレッジ取引で世界トップクラスの大手仮想通貨取引所「Bybit」、「Deribit」とすでに公式提携している。今回のFTXとの資本業務提携が、仮想通貨市場のマーケットにどの程度影響度が増すか、市場の注目が集まりそうだ。

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