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ロシア初、商業銀行が仮想通貨担保ローンを提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨担保ローンを提供

ロシアの商業銀行Expobankが、仮想通貨(暗号資産)を担保にした個人向けローンの提供を行ったことが分かった。

担保に利用された仮想通貨銘柄はWaves(WAVES)で、ローンの提供を受けたのは実業家。具体的な融資額は明らかにされていない。仮想通貨を担保にしたローンの発行はロシア初と報じられている。

ローンの提供に際し、Expobankは弁護士や仮想通貨の専門家に相談し、WAVESは財産にあたり、決済向けの仮想通貨ではないと結論づけたという。ロシアでは仮想通貨法案「デジタル金融資産関連法(On Digital Financial Assets:DFA)」の可決によって、商品やサービスの支払いへの仮想通貨の使用が禁止されることが決まっている。

関連ロシアで仮想通貨取引が合法に、初の仮想通貨法案「DFA」成立

同銀法務部のトップは現地メディアに対し、「今回のローンはロシアにおいて、法律と銀行の双方にとって前例になる」と主張しているが、同国の仮想通貨規制の大枠が決定するのは、DFAとは別の「デジタル通貨関連法(DA)」が承認されてからだ。DAは2020年12月下旬まで開催される国会で審議される予定になっている。

WAVESについて

WAVESの「Waves Platform」は、Web3.0アプリケーションのためのオープンソースプラットフォーム。dAppsの開発と実行のプロセスを容易かつシンプルにするため、幅広いツールセットを揃えている。WAVESのチームはこれまでロシアで、ブロックチェーンに関する開発に深く関わってきたという。

今回のローンについて、Wavesの創設者Sasha Ivanovもツイートで報告。Ivanovは仮想通貨メディアCointelegraphに対し、「WAVESのプロトコルを利用して銀行でローンを提供するにあたり、Expobank以外の銀行と協業している事実は現在はない」と述べている。

またWAVESについて、ローンのような利用方法は推奨しておらず、銀行やスタートアップにアプローチしたこともないと説明している。

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