はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

EUが仮想通貨の「法的枠組み」整備を加速、事業活動とステーブルコイン利用の促進へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

EU圏を統一する法的フレームワーク

EU(欧州連合)が、全域で仮想通貨に関する規制を統一し、仮想通貨の単一市場を作成する意向であることが判明した。

EUの政策執行機関である欧州委員会は、2020年第3四半期に法的枠組みの採択を目指している。

統一的なフレームワークにより、仮想通貨関連の事業活動とステーブルコインの利用を急成長させ、ヨーロッパ経済に組み入れるための最適な法的環境が構築されるという。

このフレームワークは、主に次の5つの項目を中心として設計される予定だ。

  1. 全体的な対象範囲
  2. 主題となる項目と定義
  3. 仮想通貨サービスプロバイダーの要件
  4. ステーブルコイン発行者の要件
  5. ステーブルコイン発行者の監督

昨年、欧州委員会はヨーロッパの専門家と協議を行い、仮想通貨の法的規制について優先順位を決定していた。

優先事項は「ステーブルコインやセキュリティトークンを含む、すべてのタイプの仮想通貨の定義」、「暗号資産を含めるための、第2次金融商品市場指令(MiFID II)の改正」、「ブロックチェーンベースのプラットフォームのための体制」となっている。

仮想通貨は「金融商品」の資格を得る

欧州各国メンバーからなるブロックチェーン支持団体European Blocktech Federationの会長、Schneider-Le Sa​​outは今回の法的フレームワーク作成について次のように述べた。

この法律はヨーロッパにとって歴史的なものになると期待している。今後何年にもわたってEU全体のデジタル金融を促進するだろう。

新しいEUの法律枠組みは、既存のEU金融サービス法でカバーされていない仮想通貨(暗号資産)や、DLT(分散型台帳技術)の金融サービスへの適用、従来の金融商品のトークン化などに、必要とされる法的根拠を提供することになるという。

そして、重要なのは、仮想通貨が「金融商品」としての資格を得ることで、EUの金融市場を規制する様々な法的文書、特にMifid IIの中でも仮想通貨が規定されることになることだとLe Sa​​outは付け加えた。

ヨーロッパがデジタル金融のルールメーカーになることを目指す

今年6月に、欧州連合は仮想通貨規制のフレームワークを準備していることを発表した。欧州委員会副委員長のヴァルディス・ドンブロウスキス氏は、EUがデジタル金融の主要ルールメーカーになるべきと主張して次のように語った。

法的確実性の欠如は、EUで健全な暗号資産市場を開発するための大きな障壁だと言われている。

欧州の企業がデジタル金融の新技術をリードするようになり、ヨーロッパの国際的地位を強化し、グローバルスタンダードの設定者になるチャンスだ。

これまでフランスやドイツ、イタリアなどでは独自ルールが施行されているものの、EU規模では、統一的な法的フレームワークは存在していなかった。

この状態が「健全なデジタルアセット市場」形成のための障害として見なされていた。

新型コロナウイルスの影響により、採択が遅れる可能性もあるというが、欧州連合に統一的なフレームワークが導入された暁には、ヨーロッパが仮想通貨・ブロックチェーン分野で大きく成長することが期待される。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/18 土曜日
10:00
ビットコイン急伸、ホルムズ海峡開放と原油急落で内部環境に強気サイン|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、17日夜から18日朝にかけて上昇した。背景には、中東情勢を巡る緊張緩和期待の高まりがある。米原油先物市場ではWTI期近が一時70ドル台まで大きく下落した。
08:50
ジパングコインをマルチチェーン展開へ、OP採用でソラナ拡大も予定
三井物産デジタルコモディティーズは、貴金属価格連動の仮想通貨ジパングコインシリーズのパブリックブロックチェーン展開を開始する。イーサリアムL2のOPメインネットを採用し、ソラナへの拡大も予定する。
08:20
ホルムズ海峡再開放で仮想通貨DAT銘柄が大幅上昇、ビットコインは一時78000ドル超
17日夜イランによるホルムズ海峡の再開放発表を受け、地政学リスク後退によるリスクオンが加速。ビットコインの価格上昇に伴いABTCが21%上昇するなど、ビットコインを財務資産に持つ仮想通貨DAT企業の株価が大幅に上昇した。
06:55
イーサリアム、第1四半期取引2億件 3年ぶりに回復し過去最高に
イーサリアムが2026年第1四半期に過去最高の2億40万通のトランザクションを処理。底値だった2023年の9000万件から3年で2倍以上に回復。現在のETH価格は2430ドル、過去1ヶ月で11%上昇。
06:20
米上院議員がバイナンスの制裁遵守状況を追及、監視官の機能不全を懸念
ブルーメンソール米上院議員が、バイナンスのイラン関連17億ドル制裁回避疑惑を受け、DOJと財務省に外部監視官の活動状況に関する文書と回答を要求。2023年の司法取引における同社のコンプライアンス遵守の実態を追及している。
05:55
Xの株式・仮想通貨キャッシュタグ機能、開始から3日で10億ドルの取引高を創出
イーロン・マスク氏のXが15日に米国・カナダのiPhoneユーザー向けに「Cashtags」をローンチ。株式・仮想通貨のリアルタイム価格がタイムライン上で確認でき、3日間で推定10億ドルの取引高を記録。
05:35
ストラテジー、優先株STRCの配当支払い頻度を月1回から2回に変更提案 流動性向上狙い
ビットコイン保有大手ストラテジー社が優先株STRCの配当を月2回支払いに変更する提案を発表。年間利回りは11.5%維持したまま、配当落ち日での値動きを緩和し流動性向上を狙う。6月8日の株主総会で採決予定。
05:00
米政府、1億円相当ビットコインをコインベースに移管 返還手続きか
米政府が2016年Bitfinexハック関連の1億円分ビットコインをコインベース・プライムに移管。売却ではなく裁判手続きによる返却が必要なため、戦略的備蓄方針と整合。
04/17 金曜日
17:24
仮想通貨市場20%超下落も底堅さ示すシグナル、CoinGeckoが2026年Q1レポート公開
CoinGeckoが2026年Q1仮想通貨レポートを公開。時価総額は前四半期比20.4%減の2.4兆ドルに縮小。地政学リスクと金融引き締め懸念がBTCや取引所市場を直撃した一方、ステーブルコインとDEXに底堅さも。
15:00
Driftハック被害者がサークルを集団提訴、約427億円不正流出
米法律事務所ギブス・ムラが、Solana最大のDeFiハック(約427億円)をめぐりUSDC発行元サークルを提訴。資金凍結を怠ったとして集団訴訟を起こした。
14:00
米ホワイトハウス、アンソロピック製機密AIモデル「Mythos」の全政府導入を準備
米ホワイトハウスが、アンソロピック社の強力なAIモデル「ミトス」の政府内展開を計画していることが判明した。国防総省との法的紛争が続く中、予算管理局(OMB)が主導して主要省庁へのアクセス環境を整備し、国家規模でのサイバー防御力の底上げを図る狙いだ。
13:35
米クラリティー法案、ステーブルコイン利回り条項の公開が来週以降へ延期
米ティリス上院議員は、仮想通貨市場構造法案「クラリティー法案」のステーブルコイン利回り条項の公開を来週以降に延期する方針を示した。銀行委員会での採決時期の確定を優先し、反対派による過度な精査を避ける狙いがある。
13:00
ロシア関連取引所グリネックス、約19億円ハッキング被害で運営停止 「敵対国家の関与」と主張
ロシア関連の仮想通貨取引所グリネックスが約19億円相当のハッキング被害を受け運営を停止。「敵対国家の関与」を主張し、当局への刑事告訴も実施。
11:30
韓国、トークン化預金の政府支出利用を実験へ
韓国の財政経済部は、トークン化預金を政府の支出に使用する実験プロジェクトを行うと発表。ブロックチェーン技術を活用し、運営プロセスの効率性を向上させる。
11:10
ビットコイン利回り型ETPが独最大市場に上場、ストラテジー社と連携
仮想通貨ETP大手の21Sharesが、世界最大のビットコイン保有企業「ストラテジー」の発行する優先株「STRC」への投資を提供する新商品「21ST」を、ドイツのゼトラ取引所に上場。ビットコインの資産価値と高いインカムゲインを両立。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧