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イーサリアム長期ホルダー大幅増、1年以上の保有者は全供給量の60%超に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムの保有傾向

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の全供給量の内、60.15%が、1年以上動かされていないことが分かった。次世代ネットワーク「Ethereum2.0(ETH2.0)」のステーキング開始に向けて、長期保有する傾向が強まっていることを示唆している。

以下のグラフは、ブロックチェーン分析企業Glassnodeが提供する10月13日時点のデータ。色付けされたバンドは、最後に移動した期間で分けられたETHの割合を示している。グラフの表示期間は2015年6月8日から今月13日となっており、1年〜2年動いていないETHの割合が最も多く、26.65%となっている

上記のツイートを投稿したETHHUBの共同創設者は、ETH2.0のフェーズ0が近づくにつれ、ETHがステーキングに利用されて、この割合がどのように減少するのか注目しているという。特に5年以上移動していない早期投資家が保有するETHの割合がどのように変化するかに関心があるとコメントした。

ETH2.0の開発

ETH2.0は、早ければ今年中に段階的にローンチされる予定となっている。

初期フェーズのビーコンチェーンの実装で可能となるステーキングは、現行イーサリアムのメインネット上のスマートコントラクトで処理されるため、デポジットの認識の方が近い。フェーズ1.5のシャードチェーンが実装されるまで、ステーキングの報酬を引き出すことはできないからだ。

報酬を受け取ることが出来る正規のステーキングは、フェーズ1.5で合意形成アルゴリズムの「プルーフ・オブ・ステーク (PoS) 」移行が完了してから可能となる。

  • フェーズ0:2020年(バリデータを管理する「ビーコンチェーン/Beacon Chain」実装)
  • フェーズ1:2021年(ユーザーが利用する「シャードチェーン」実装)
  • フェーズ1.5:2021年(シャードチェーン・メインネット稼働、PoS移行)
  • フェーズ2:2021年〜(シャードチェーンの全稼働)

関連:イーサリアム2.0に向けてもう1つのテストネット「Zinken」を予定

今年5月に公開された調査レポートによると、ETH2.0に移行した際に「自身のETHをステーキングする」と回答した保有者が、全体の約66%を占めた。

ステーキングを予定しているとした回答者のうち、約半数が自身でバリデータ・ノードを起動すると答え、残りの半数はステーキングサービスを提供する第三者機関を利用する予定と回答している。

関連:仮想通貨ステーキングとは|初心者でもわかる「報酬」の仕組み

関連:イーサリアムのステーキングは高利回り?株式配当と比較したリスク・リターンを独自考察

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