はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米CFTC科学コンテスト、「サトシ・ナカモト」の名を冠するシステムが優勝

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

高機能インテリジェンスツール「ナカモト・ターミナル」が優勝

米商品先物取引委員会(CFTC)が主催する、第1回科学賞コンペティションにて「Nakamoto Terminal(NTerminal)」が優勝したことが発表された。「Project Streetlampコンテスト」で優勝した他、初のイノベーター・オブ・ザ・イヤー賞も同時に受賞している。

このNTerminalは、ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」にちなんで名付けられたプラットフォームである。開発したのは、デジタル資産エコシステムのデータ分析を提供するInca Digital社だ。

「Streetlampコンテスト」の課題は、AIやその他技術を使用して、CFTCに未登録の外国企業を特定しCFTCの登録不完全(RED)リストに追加するプロセスを自動化することだった。

NTerminalは、REDリストに追加するエンティティのリストを自動的に作成するツールの開発に成功。エンティティのメタデータの検索を自動化する。

メタデータは、NTerminalのデータ集約プラットフォームにより収集され、REDリストに掲載すべき企業とそうでない企業を区別することもできる。ツールはCFTCの基準に基づいて構築されているという。

CFTCは、すでにNTerminalの技術を市場監視と訴訟サポートなどに使用している。

フィンテックのイノベーションを支援するLabCFTCのディレクター兼最高イノベーション責任者Melissa Netram氏は次のように語る。

CFTCは、NTerminalを最初のイノベーターオブザイヤーとして認めることができて嬉しく思う。未登録の外国企業の識別プロセスを自動化するAIツールの開発は、CFTCだけではなく、最終的には投資家がより多くの情報に基づいた意思決定を行うことにも役立つ。

「ナカモト・ターミナル」とは

「Nakamoto Terminal」は、デジタル資産データ分析を提供するものだ。自然言語処理により個人や企業を追跡し、グローバルな規制措置を解析して、従来メディアやソーシャルメディア、およびダークネットを監視することができる。

データサイエンティスト、金融専門家、政府の政策立案者、ブロックチェーンの専門家によって構築されたものだ。

テラバイト規模で、過去の市場データや分析ツールを提供。データフィードはリアルタイムで更新され、市場アラートからワークフローを最適化するチャート機能まで備えている。市場に影響を与えうる各国の金融規制当局の政策も参照可能。

最新の自然言語処理、感情分析、自動翻訳や、光学式文字認識を駆使する高機能なシステムである。

CFTCによると、これをInca Digital社が提供する他のツールと組み合わせることで、大国間競争に関係する資金調達を巡って、ブロックチェーン上の大規模な資金の動きの帰属を特定する機能を国防総省に提供するなどのことも含め、幅広い監視・インテリジェンス分野でのユースケースを可能にするという。

2024年までに仮想通貨規制を確立へ

CFTCは7月、仮想通貨市場の健全な発展を促す規制を、2024年までに確立する計画を発表した。

「政策決定の透明性を高める」「必要のない規制負担を減らす」などの方針を盛り込み、フレームワークに包括性を持たせるために、証券取引委員会(SEC)とも共同して作業を行っていくという。

CFTCのHeath Tarbert会長は、ビットコインとイーサリアム以外のアルトコイン先物の許可について、SECによる明確なトークン定義が必要不可欠と説明したこともあり、あるトークンが有価証券に当たるかなども含めた米国の方針も、4年を目処により明確になることが期待される。

関連: 健全な発展を促す仮想通貨規制 米CFTCが2024年までに確立へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/17 土曜日
13:55
クラーケン、ビットコイン市場の変化を指摘 2026年6つの注目テーマとは?
クラーケンが2026年の仮想通貨市場を展望するレポートを公開した。ビットコインの供給やボラティリティの変化を指摘し、6つの注目テーマも挙げた。
11:40
トランプ政権が仮想通貨法案への支持撤回を検討か、コインベースの譲歩求める=報道
仮想通貨記者エレノア・テレット氏は土曜日、ホワイトハウスがコインベースの譲歩なしに仮想通貨市場構造法案への支持を完全に撤回する可能性を検討していると報じた。トランプ大統領の不満が明らかに。
11:25
モネロが最高値更新も仮想通貨盗難事件に関係か、 EU規制強化は需要増に寄与
オンチェーン探偵ザックXBT氏は約3億ドル規模の仮想通貨盗難事件の犯人がモネロに資金を交換したことが価格急騰の要因と指摘。各国の税務報告義務化でプライバシー需要の高まりも一因に。
10:15
「ビットコイン価格反発も弱気相場は継続か」クリプトクアント分析
クリプトクアントは最新レポートで仮想通貨ビットコイン価格の最近の反発は弱気相場の範疇だと分析した。各指標から2022年のベア相場パターン再現の可能性を解説している。
09:55
ヴィタリック、2026年をイーサリアムの自己主権回復の年と宣言
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は17日、2026年をブロックチェーンの自己主権と非中央集権性を取り戻す年と表明した。
08:25
JPモルガン、2026年ビットコインマイニング業界改善を指摘
JPモルガンは2026年1月の報告書で、米国上場のビットコインマイニング企業14社が2週間で130億ドルの時価総額を増加させたと発表している。
07:50
ブラックロックの顧客、15日に計735億円分のBTCとETHを購入
ブラックロックの顧客は15日、現物ETFを通して約499億円分の仮想通貨ビットコインと約236億円分のイーサリアムを購入した。機関投資家らの資金流入が増え始めているとの見方がある。
07:25
米上院司法委員会が仮想通貨市場構造法案のDeFi条項に懸念表明、審議に影響か
米上院司法委員会の議員らが仮想通貨市場構造法案に含まれるブロックチェーン規制確実性法への懸念を表明し、事前協議の欠如と州・地方当局への影響を指摘。
07:02
韓国の1000万人超の利用者に影響か Googleプレイストア、未登録海外仮想通貨取引所アプリを禁止予定
韓国のグーグルプレイストアは1月28日から未登録海外仮想通貨取引所アプリの配信と更新を禁止する。バイナンスやバイビットなど主要海外取引所が対象となり、韓国の1000万人超の利用者に影響を与える見込みだ。
06:30
カナン、ナスダックから上場廃止警告 株価基準違反で
仮想通貨マイニング機器大手のカナンがナスダックから株価基準違反の通知を受けた。株価が30営業日連続で1ドル未満となったため、7月13日までに基準を満たす必要がある。
06:15
米司法省、ベネズエラ人を約10億ドルのマネロン容疑で起訴 仮想通貨などの使用で
米司法省がベネズエラ国籍の容疑者を約10億ドル規模のマネーロンダリング共謀容疑で刑事告発した。仮想通貨ウォレットや銀行口座を使用して不正資金を米国内外で洗浄していたとされている。
05:55
量子脅威を理由に投資推奨からビットコイン除外、投資銀行ジェフリーズ
投資銀行ジェフリーズがモデルポートフォリオからビットコイン10%配分を削除した。量子コンピュータの進展がビットコインの安全性を損なう可能性を懸念し、金への配分に置き換えている。
05:40
米司法省、サムライウォレット押収ビットコインを戦略準備金として保管
ホワイトハウスのデジタル資産顧問は、サムライウォレット開発者から押収されたビットコインが売却されていないことを米司法省が確認したと発表した。押収資産は戦略ビットコイン準備金の一部として保管されると確認。
01/16 金曜日
19:44
7月開催「WebX 2026」と2月初開催「MoneyX」の新情報を公開|WebX 2026 Visionary Night
CoinPostは「WebX Visionary Night 2026」でアジア最大級Web3カンファレンス「WebX 2026」の7月13-14日開催を発表。併せてステーブルコイン特化の「MoneyX 2026」を2月27日に初開催。平将明前デジタル大臣がAI×Web3の重要性に言及した。
19:30
次世代金融カンファレンス「MoneyX 2026」発表第一弾
次世代金融カンファレンス「MoneyX 2026」が2月27日にザ・プリンス パークタワー東京で開催。ステーブルコインを軸に通貨の進化を議論する。Japan Fintech Week認定イベント。事前登録者数は1,000名突破。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧