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仮想通貨取引所Bitrue、XRPステーキング報酬を年利5.3%に引き上げ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

基本レートを引き上げへ

XRP基軸の仮想通貨(暗号資産)取引所のBitrueは、提供するステーキングサービス「Power Piggy」でのXRPの年利をさらに引き上げると発表した。

基本レートを4.1%から5.3%にまで引き上げる。11月20日から実施され、既存の投資にも適用されるという。

BitrueはXRPを基軸通貨とする取引所としての特徴を持ち、ここ最近では、DeFi(分散金融)への投資手段なども提供している。取引所のコンセプトの一つは、DeFi(分散型取引所)とCeFi(中央集権型取引所)の要素を取り入れたハイブリッド取引所だ。

「Power Piggy」はBitrueが提供してきたステーキングサービスであり、XRPなどの暗号資産(仮想通貨)を預けると金利を受け取ることができる。XRPのほかにはXLMやUSDT、BTC、UNIなどもステーキングの対象だ。

ステーキング枠には上限があるため、枠が埋まると次の機会まで待つ必要がある。そこで今回、金利の引き上げと共に、BitrueのトークンであるBTR保有者に恩恵を与えるため、仕組みを変更、コミュニティのステーキング枠(一般枠)は50%に減らされることが告知された。

その代わりにVIP枠が設定されており、よりステーキングを行うためには、取引所のトークンであるBTRを保有してVIP枠を獲得している必要がある。

VIPのルールによると、BTRを7日間保有し続けることで、1トークンあたり0.2ドルのVIP枠を得ることができる。また、通常枠が埋まってもVIP枠は使えるという。

計算式は以下の通り。「*」は掛け算を表しており、Mが過去七日間の最低BTR保有量、Nは現在、0.2となっている。また、VIP枠には上限と下限が設定されていることにも注意する必要がある。

VIP枠(USDT)=M*N

DeFi投資は第3回がスタート

Bitrueが提供しているDeFiへの投資サービスは、第3ラウンドを20日より開始している。

Bitrueでは、手間のかかるイールドファーミングをユーザーの代わりに行うことで、ユーザーは自身の資産を預けるだけで、間接的にDeFiに投資できるサービスが提供されている。

スマホアプリから利用できるのが特徴で、DeFiに直接投資するわけではないものの、イールドファーミングと同等の投資効果が得られるマイニングサービスも併せて提供を行っている。

初回のイールドファーミングは開始間もなく予定金額に達するなど需要が見込まれており、第3ラウンドではBFTやXRPをステークすると、Stellar(XLM)を受け取ることができるという。報酬となる通貨はそのラウンドによって異なる模様だ。

なお、報酬として分配されるBFTとは、BitrueのBitrue Finance Token(BFT)であり、Bitrueの提供する様々な金融サービスにおいて報酬の支払い形式として使用される。Bitrue Coin(BTR)とは別の仮想通貨となっている。

参考:Bitrue

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