ビットコイン、米コインベースから3万BTC超の大口出金を確認

大口出金を確認

米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースProから、ビットコインが3万5000BTC(1160億円相当)超出金されたことが分かった。

CoinPostが提携するブロックチェーン分析企業CryptoQuantのデータによると、2021年に入ってから他にも2万4000BTC(800億円相当)超の出金が2度確認されている。大口投資家の購入事例であると見られ、企業や機関投資家のBTCに対する需要が今年に入ってからも継続しているとの見方が強い。

2020年の終わりにかけて高騰を続けたBTC価格は、年が明けた1日に史上初となる300万円の大台に到達。コインベースではさらに2日から3日にかけ、2万9000ドル(約300万円)から一時3万3000ドル(約340万円)超まで上昇した。

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最近では昨年12月20日の週にも、コインベースProから1万2000BTC(当時の換算で290億円相当)超の出金が2度確認されている。その際CryptoQuantのKi Young Ju CEOは、送金先は「カストディのようなウォレット」だと指摘。コインベースは企業や機関投資家を対象にしたOTC取引で、各顧客向けに新しいコールドウォレットを作成するようにしている模様だと説明していた。

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今回の送金を報告した際、Ki氏は「企業や機関投資家の間にFOMO(乗り遅れたくない心理)が発生し、BTCが買われている」との見解を示している。今回の出金もBTCを即座に売却せずにコールドウォレットで長期保有するための送金と見られている。

機関投資家の参入

昨年仮想通貨バブル期の最高値を更新したBTCだが、2017年とは市場の様相が大きく異なっている。3年前の仮想通貨バブルは個人投資家が価格を押し上げたと見られているが、現在の価格高騰は機関投資家の参入による影響が大きい。

昨年は米上場企業のMicroStrategyやSquareのように、企業の資産としてBTCを購入する事例が続出し、今年もその動きは継続するとの見方も多い。

2020年に市場に大きな影響を与えた機関投資家については、以下の記事にまとめた。

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