はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Crypto.comがNFTプラットフォーム立ち上げ、有名ラッパーSnoop Doggなど著名アーティストも参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFT(非代替性トークン)のプラットフォームを開設

暗号資産(仮想通貨)取引所や決済サービスなどを運営するCrypto.comが、NFT(非代替性トークン)のプラットフォーム「Crypto.com/NFT」を開設することを発表した。

NFTとは、写真や動画、音声ファイルのようなデジタルメディアに分割不可能、かつ、固有の価値を持たせたトークンのことだ。

関連非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

Crypto.com/NFTは「世界最大で一番ユーザーフレンドリーなNFTプラットフォーム」になることを目指しており、人気アーティスト、ミュージシャン、アスリートなどのコンテンツを配信予定。3月26日にオープンとなる。

「ユーザーフレンドリー」な点の具体例としては、NFT購入がより簡単に行えることを挙げている。ユーザーには、クレジットカードやデビットカードを使用してワンクリックで購入するオプションが与えられる予定だ。

またコレクターやファンは、Crypto.comのユーザーであるかどうかに関係なく、プラットフォームを利用してNFTを取得、取引、再販売が行える。

Crypto.comのユーザーは、アプリの決済機能を使用してNFTの支払いを行うことも可能だ。ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ドージコイン(DOGE)など20銘柄以上の仮想通貨で決済できるという。

豪華な参加クリエイター

Crypto.com/NFTは、招待制のプラットフォームで、著名なミュージシャンやデジタルアーティストなどが多数登録しており、新たな作品を発表していく予定だ。Crypto.comによると、参加者として次のようなアーティストやアスリートが含まれる。

  • Aston Martin Cognizant Formula Oneチーム(英国の自動車メーカー「アストンマーティン」の名を冠した、モータースポーツ選手権F1の出場チーム)
  • Bag Raiders(オーストラリアの電子音楽アーティスト)
  • Boy George(英国のミュージシャン。カルチャー・クラブのヴォーカリストとして知られる)
  • Snoop Dogg(米国のヒップホップミュージシャン、俳優)
  • Lionel Richie(「Hello and All Night Long」などの曲で知られるアメリカの歌手)
  • Mr. Brainwash(ストリートアーティストとして著名なフランス人)

その他、記事執筆時点のClubhouseアイコンになっているAxel Mansoor、Jonathan Monaghan、KCamp、KLOUD、Mr. Brainwash、OPUSなど様々なアーティストが参加予定だ。

ファンとクリエイターの間に新たな繋がりを創造

Crypto.comは、今回の新事業のリーダーとして、音楽業界で実績のあるJoe Conyers III氏をNFTのグローバル責任者に任命した。同氏は次のように表明している。

私たちはキュレーター、またイノベーターとして、素晴らしいコンテンツクリエイターをファンやコレクターと結びつけることを楽しみにしている。このNFT(非代替性トークン)という媒体の可能性を広げ、より多くのコレクターをこの世界に呼び込もうとする、大胆なビジョンを持ったクリエイターやキュレーターを求めていく。

Aston Martin Cognizant F1チームのコマーシャル・マーケティング担当者のJefferson Slack氏は、次のようにコメント。

私たちチームの歴史の一部を、ファンが新たな形で所有するための方法を提供することができて非常に嬉しい。今回発売するNFTコレクションは、60数年ぶりに、私たちがF1に復帰した最初の瞬間を捉えたものだ。

またBoy Georgeは「デジタルアートは新しい感情を表現するもので、非常に音楽的でもある」と述べた。

Crypto.com/NFTでは、デジタルアーティストとミュージシャンなどのコラボレーション作品も発表される予定である。アーティストや企業などと提携し、ファンやコレクターとクリエイターとの間に、新しい繋がりを創造していくプラットフォームとなりそうだ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。
05:35
米SEC、BTCやXRP投資のグレースケール仮想通貨投信のETF転換承認を再検討
米証券取引委員会がグレースケールの仮想通貨信託「Digital Large Cap Fund」のETF転換承認決定を再検討。NYSE Arca上場承認が一時停止状態に。
04:24
仮想通貨のサイバー攻撃にどう備える?|実例から学ぶ取引所の対策と自己防衛法
暗号資産のサイバー攻撃リスクと、取引所のセキュリティ対策、個人で実践できる防衛策を初心者向けにわかりやすく解説します。
07/02 水曜日
18:40
BITPOINT、カルダノ(ADA)保有者向けNIGHTエアドロップを検討開始 
ビットポイントジャパンがMidnight財団と国内初連携。カルダノ(ADA)保有者やステーキング参加者に「NIGHT」トークンのエアドロップ参加機会を提供。2025年7月開始予定の「Glacier Drop」メカニズムの詳細と参加条件を解説。
13:45
トランプ大統領、イーロン・マスクに対する批判を再び展開、 『大きく美しい法案』巡る対立が再燃
「大きく美しい法案」をめぐり、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立が再燃している。マスク氏の痛烈な法案批判に対し、トランプ氏は、マスク氏が率いる企業の政府補助金受給について政府効率化局(DOGE)で調査すべきと発言し、かつて盟友だった両氏の関係は緊迫感を増している。
13:20
アリゾナ州知事、押収仮想通貨の準備基金法案『HB2324』を拒否権行使
アリゾナのホブズ知事が犯罪捜査で押収した仮想通貨管理法案を拒否。地方自治体の協力阻害を懸念と声明。
11:45
パクソス、ステーブルコインUSDGを欧州全域でローンチ サークルとの競争激化
パクソスが米ドル建てステーブルコインUSDGをEU全域で発行開始した。MiCA規制に準拠している。合計30か国に展開しており、ステーブルコイン時価総額ランキングでは15位だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧