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「強気アノマリーの第2四半期へ、底堅い展開期待も」bitbank寄稿の仮想通貨週次市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の相場の動きは

ビットコイン(BTC)市場は2日、前日比+1.16%の663万円(59,900ドル)と6万ドルを試す展開を見せた。PayPalがビットコイン決済を開始するなど、好材料も続出。ビットコインのハッシュレート(採掘難易度)も過去最高を記録している。


目次
  1. 各市場の騰落率
  2. bitbank寄稿

各指標の騰落率一覧

4/2(金)終値時点の週間騰落率は、以下のようになった。

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月初来騰落率

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年初来騰落率

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(今週の騰落率は、先週の終値、今週の終値を用いて計算。月初来、年初来についても前の月、年の終値で計算)

(仮想通貨の価格は取引所コインベースを参照、各銘柄の価格はTradingviewを参照)

3/27〜4/2のBTCチャート

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bitbankアナリスト分析(寄稿:長谷川友哉)

今週のビットコイン(BTC)対円相場は確り。

週明け29日からVISAのUSDC決済導入や、ペイパルの暗号資産(仮想通貨)決済サービス開始を受け、相場はこれまでなかなか抜けることのできなかった対ドル2月高値(第1図内青転戦)の上抜けに成功。週央には6万ドルを試しにいくも仕掛け的な売りが入り反落する場面があったが、強気なADP雇用統計やゴールドマンサックスの仮想通貨投資商品検討の報が好感され、下に往って来いを演じた。

その後、週後半にかけては米株が強含んだが、アルトターンでビットコインは方向感を示せず、一時は2月高値を割り込んだが、コインベースの上場日程決定を受けて反発し、足元、再び6万ドル乗せを試す展開となっている。

第1図:BTC対円チャート(1時間足) 出所:bitbank.ccより作成

アルトターンは仮想通貨市場で循環物色が起きるサインであり、ビットコインも順番待ちといったところだろう。米国のワクチン接種目標引き上げとバイデン大統領の野心的なインフラ投資計画でリスクオンムードも健在であり、ビットコインの見通しもそう悪くない。

また、ビットコインは3月の弱気アノマリーを覆し、今度は強気アノマリーがある第二・四半期に入った。これまでの第二・四半期の相場上昇率はまちまちで、相場暴騰が期待できる訳ではない一方で、これまで第二・四半期で値下がりした年も下落率は極めて限定的だったことから、経験則的には、上値が抑えられることがあっても終値ベースでは「中期的に底も固い展開」が期待できるだろう。

目先の焦点としては、対ドル2月高値と3月高値水準の646万円〜684万円の狭いレンジをどちらにブレイクするかだろう。上抜けの場合は青天井となるが、これまで相場が節目の5万ドルや6万ドルを初めて抜けた際は出来高が伴わず強い調整が入っており、出来高が戻ってくるかにも注目したい。

寄稿者:長谷川友哉長谷川友哉(ハセガワ ユウヤ)
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

関連:bitbank_markets公式サイト

前回レポート:上値重かった先週のビットコイン、来週の雇用関連指標に要注意|bitbankアナリスト考察

関連:ビットコインの高騰理由を解説、加速する資金流入に「3つの要因」

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