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米大リーグもNFTプロジェクト始動、「NBA Top Shot」の人気に続くか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

MLBもNFT発行へ

米大リーグ(MLB)も独自のNFT(非代替性トークン)の第一弾を発行することが発表された。野球カードコレクタブルの大手で知られるTopps社が大リーグ機構とメジャーリーグ選手会と連携することで実現した。

米国で高い人気を誇る野球カードをWaxブロックチェーン上でNFT化、既存の野球カードをデジタル化する。米プロスポーツのリーグとしてはNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)に続く形となる。

レア度はコモンからレジェンダリーなど多岐に渡り、プレミアム・パックだけではなく通常の パックも提供される。通常の2021年版の野球カードのデザインをデジタル化し、さらに工夫が加えられる予定だ。

MLB選手のNFT化された野球カードの販売は米時間4月20日より開始するという。

スポーツカードの人気

米ニュースサイトAxiosの統計によれば、米国ではコロナ禍におけるスポーツカードの活況振りが顕著だ。米スポーツカードの歴代最高の落札額の上位10品の内、8品が過去1年以内に取引されている。

出典:Action Network

自宅待機を迫られる中、荷物を整理して出てきた野球カードが取引されたことや流動性の高さが人気上昇の要因となったと分析されている。今年1月に売買された1952年発行のミッキー・マントル選手の野球カードが520万ドル(約5億7,000万円)が史上最高額を記録したという。

米プロスポーツとNFT

米プロスポーツリーグとしてNFT領域に最初に突入したのはレブロン・ジェームズやケビン・デュラントなどスター選手を擁するNBAだ。昨秋10月に「NBA Top Shot」をリリースした後、人気と売上げも急上昇し、「スポーツとNFT」の取り組みが注目を集める引き金となった。

しかし週間の出来高では2月下旬にピークを迎えた後、現在は下降傾向を辿っている。

リーグとしての参入はMLBが2つ目の事例だが、個人の選手が独自でNFTを発行する例は少なくない。

3月にはアメフトのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)に所属するスター選手がNFTを発行する例が相次いだ他、リーグとしてもチケットのNFT化やコレクタブルの発行もリーグ単位で検討していることが報道された。

関連:NFLがNFT(非代替性トークン)などブロックチェーン構想を検討、選手のNFT発行事例も相次ぐ

また、NFLのほか、MLB選手でも3月末にニューヨーク・メッツの選手2名らが独自のNFTを発行。販売で得た収益をNPOや慈善団体に寄付する事例が目立った。

NFT以外でも昨年より注目を集めた暗号資産(仮想通貨)取引所FTXが米NBAチーム「マイアミ・ヒート」のホームアリーナの命名権を獲得。スポーツを通して、FTXだけではなく仮想通貨やブロックチェーンの存在が普及される機会として捉える声もある。

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