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米最大手ブローカーCharles Schwab「仮想通貨取引サービスの提供は規制の方針次第」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Charles Schwabの思惑

米最大手投資ブローカーCharles Schwabが暗号資産(仮想通貨)取引サービスの提供について慎重な姿勢を示しているようだ。

同社のWalt Bettinger CEOは春の事業説明イベントにて、仮想通貨サービスの提供(現物取引など)については「慎重に検討しており、市場動向にも注目している」と話し、より明確な規制が施行されるまでは急いで市場に参入することはないと語った。

仮想通貨のサービス提供を検討してはいるが、規制は喫緊の課題だ。

仮に参入するとなれば、その時は非常に競争力が高く、既存のサービスよりも破壊的、且つクライアント指向になるだろう。

ーWalt Bettinger氏

一方、現在ではCMEが提供するビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)先物、グレースケールの仮想通貨投資信託などの関連商品はCharles Schwabを通して取引することはできる、とBettinger氏は説明した。

先日、同社は仮想通貨や先物、FX関連のコンプライアンス責任者の求人を掲載。職務については「仮想通貨コンプライアンスプログラムの制定」といった関連内容が記されており、今後仮想通貨関連サービスを提供するための用意が窺える。

現在、米国では明確な仮想通貨規制はなく、複数の業界推進団体が政府へ働きかけている状況だが、SECには新長官が就任したため、これからどのような政策が制定されていくか待たれる。

また今週、仮想通貨を含むデジタル資産に対する規制を明確化するための法案が連邦議会の下院を通過した経緯がある。SECと米商品先物取引委員会(CFTC)に対し、デジタル資産に特化したワーキンググループを合同で編成するよう要求し民間企業を含む関係者も交えて意見交換を行うように制定するものだ。今後規制の進捗が加速するか注目ポイントとなる。

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記事提供:THE BLOCK
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