JPモルガン、ビットコインファンド提供か
JPモルガンが初めてのビットコインファンドの提供を試みている。早ければ2021年の夏にも富裕層の顧客向けにファンドサービスを展開する。
CoinDeskが関係者の表現として報じた内容によると、関係者2名がファンドの提供を早ければ夏にも開始される可能性があると証言。もう1名がカストディの担当はNYDIGになると証言した。
ビットコイン(BTC)ファンドは、用会社やファンドマネジャーが独自の見通しや投資判断に基づいて、市場の平均的な収益率を上回る運用成果を求める「アクティブ・ファンド」になる予定で、ファンドを通じて富裕層が間接的にビットコインへのエクスポージャーをもつ機会を提供する。
JPモルガンは、Dimon CEOをはじめ長らくビットコインに対して懐疑的な姿勢を示してきたが、2021年に入りビットコインに関するレポートの公開などを通じてポジティブな見解を披露してきた。
3月には、「(仮想通貨市場での)流動性を改善するめには、仮想通貨のクリアリングハウス(清算機関)が必要だ。これが実現すれば、銀行は流動性(≒資金)を流入させることができるようになる」とJPモルガンの上級役員が発言。清算機関の提供を示唆したことでも話題となった。