マネックス決算発表、コインチェック含む仮想通貨事業など大幅増益

クリプトアセット事業で大幅増収

暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックを傘下に収めるマネックスグループは、2021年第4四半期の決算を発表した。2021年のQ1からQ4における累計の連結税引前利益は212.96億円と、前年同期比で約4倍となった。

仮想通貨市場の活況によりクリプトアセット事業が成長し利益が大幅に増加。セグメント利益は、前期比約3倍の66億円。コインチェックの販売所取引はアルトコインを中心に盛んに行われ、営業収益は前期比で約5.5倍になった。

出典:マネックスグループ決算資料

また、クリプトアセット事業だけでなく、主要3セグメントすべてが大幅増益となったといい、連結税引前利益は前四半期比2.6倍の124億円に。日本セグメントの利益は41億円で、そのうちのDeFi(分散型金融)プロジェクトへの投資実現益11億円が増収に大きく寄与した。

出典:マネックスグループ決算資料

NFT事業とIEO

今後の展望としては「ビジネスモデルの進化と中長期成長ドライバーによる持続的な企業価値拡大を狙う」としており、日本セグメントにおいては、NFT(非代替性トークン)やIEO(Initial Exchange Offering)などの金融領域に力を入れていくとした。

コインチェックは、今年3月にNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」をローンチしている。ユーザー主導のゲームプラットフォーム『The Sandbox』で保有する仮想空間上の土地(LAND)計530万円相当を、Coincheck NFT(β版)で販売開始後、2時間で完売した。より魅力的なNFTの取扱いを増やすべく、新しいIP事業者との提携を強化していく方針であると明かした。

関連:コインチェックNFT、サンドボックスの「仮想土地」計530万円相当が2時間で完売

IEOのリリースについては、NFT市場の活況を踏まえ、NFTプロダクトの推進が優先課題であると判断し、延期したという。IEOについては、2021年度内の提供開始を目指すとしているが、国内初であることから行政と慎重に協議中としている。

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