「Where is the Pizza Guy?」ビットコイン・ピザ・デーのルーツを辿るイベントに関心

ビットコイン・ピザ・デー

5月22日、世界の仮想通貨愛好家らが祝う記念日がある。

ビットコインを利用した取引が行われた日を祝う「ビットコイン・ピザ・デー(Bitcoin Pizza Day)」だ。今年で11周年を迎える。

この記念日は、仮想通貨が初めて商品と交換した歴史的な日だとして、いつしか暗号資産(仮想通貨)業界では記念日として祝われている。

2010年5月22日、プログラマーのラースロー・ハネツ(Laszlo Hanyecz)氏が、当時無価値に等しかったビットコインを決済に利用。保有する10,000BTC(1BTC=時価0.0025ドル)とピザ2枚を交換してくれる人はいないかと「ビットコインフォーラム」で募集をかけたところ、取引が成立した。

掲示板ビットコインフォーラムには、2010年当時、ピザショップのパパ・ジョーンズからピザを購入したLaszlo Hanyecz氏の投稿がいまも残されている。

出典:Bitcoin Forum

当時、無価値に近いビットコインは、11年の時を経て資産価値が大幅に高まった。ピザの代金で得たBTCの現在価値は、約600億円相当となっている。

出典:bitcoinpizzaindex.net

1万ビットコインの資産価値をインデックス化したサイトも公開されている。例に、ピザの各トッピング価格の算出も行なっており、1ベーコンの価値は約6億円と掲載されている。

ビットコインピザデーを祝うイベント

ビットコインピザデーを祝うイベントは、毎年世界各国で実施されている。去年は楽天ウォレットやbitFlyerなども記念キャンペーンを行なった。

今年は、ヨーロッパを拠点とするFinTechプラットフォームYouHodlerが、テスラのビットコイン決済導入に関連して、ビットコインピザデーに1000ドルでテスラ車が購入できるイベントを開催。

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所大手のPhemexも、ピザデーに合わせてユニークな試みを行うことを発表、ツイッター上で注目を集めた。

Phemexは、提供する仮想通貨レンディングサービスであるEarn Cryptoに、ユーザーが集めた計10,000BTCを1日預け、発生した金利をビットコイン決済を初めて導入したハネツ氏に届けるという企画「Where’s Pizza Guy?」を企画。イベントページによると、すでに11万を超えるエントリーが集まっている。

著者:CoinPost編集部
参考:Phemex

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「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します