WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ステーキング対応の最新型コールドウォレット「CoolWallet Pro」の強みを解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CoolWalletの特徴

世界で初めてBluetooth対応型の暗号資産(仮想通貨)コールドウォレット「CoolWallet」を開発した台湾のブロックチェーンセキュリティ企業CoolBitXが、最新モデル「CoolWallet Pro」を発表しました。

2014年に発売された「CoolWallet」は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ライトコイン(LTC)、ETH基盤のERC20トークンなど、さまざまな暗号資産(仮想通貨)をサポートする、超薄型(クレジットカードサイズ)のハードウェアウォレットです。

「CoolWallet Pro」では、上記銘柄に加え、テザー(USDT)、バイナンスコイン(BNB)、トロン (TRX)、コスモス (ATOM)、およびポルカドット (DOT) などにも対応しました。

対応通貨アイコン

業界最高水準のセキュリティ

今回発売される最新モデルの「CoolWallet Pro」は、仮想通貨の入出金に必要な「秘密鍵」を暗号化してオフライン管理するほか、軍事規格(CC EAL 6+)のセキュリティ性を備え、モバイルアプリの利便性を利用しながら取引可能です。

世界20か国以上で政府調達基準とされる評価保証レベル(EAL: Evaluation Assurance Level)は、全7段階(EAL1〜EAL7)に分類されており、一般商用では「EAL4」が最高レベルと言われています。

2014年に発生したMt.Goxハッキング事件では、インターネットに接続された「ホットウォレット」から大量の仮想通貨が不正流出しましたが、この当時の「コールドストレージ」の選択肢と言えば、USB型のハードウェアウォレットしかありませんでした。

USB型はコンピューターへの接続が必要で、ユーザーフレンドリーに欠けており、顧客の手に渡る前にデバイスを改ざんする可能性を含め「サプライチェーン攻撃」に対して脆弱という指摘もあります。

その点において「CoolWallet」は、Smart Displayerが完成させたテクノロジーに基づいて構築されており、高い安全性と耐久力、使いやすさを兼ね揃えています。

CoolWalletPRO

既存のハードウェアウォレットは、USB接続可能なデバイスでしか使用できませんでしたが、クールウォレット(Coolwallet)は、近距離無線通信のNFCまたはBluetoothに適用したデバイスと接続できるのも特徴です。

また、「PINコード」認証ではなく、ログイン毎に発行される「ワンタイムパスワード」で認証されることで、より高いセキュリティを確保しています。

優れた携帯性と利便性

CoolWallet Proは、クレジットカードと同じサイズで軽量かつ携帯性に優れ、スタイリッシュな形状であることも特徴です。重量わずか6g、厚さは 0.8mmです

特許取得済みの圧縮技術により「改ざん防止」性能を有するほか、PC不要でスマートフォン(Android & iOS)さえあれば、Bluetooth接続して暗号資産の送受金を行うことができます。さらに、防水性と柔軟な製品素材に加え、カード型でありながら少なくとも2~3週間持つバッテリー寿命も備えています。

外から水が入り込まないよう加工されたウォータープルーフ(防水)機能も付いていますが、水中に長く入れると故障の原因となる場合もあるので注意しましょう。

DeFi時代に対応するハードウォレット

「CoolWallet Pro」は、これまでにない機能として、ウォレットに保管した仮想通貨で直接「ステーキング」できる機能を備えていることも特徴です。

ステーキングは、PoS通貨においてビットコインでいうマイニング(採掘)のようなもの。仮想通貨をロック状態にしてプロトコルに預け入れることで、ブロックに追加するデータの承認などの面でネットワークの維持に関わる見返りに報酬を受け取ることができます。

関連:仮想通貨ステーキングとは|初心者でもわかる「報酬」の仕組み

中でも、アルトコインで最大の時価総額を持つイーサリアム(ETH)は、複数年に渡る大型アップデートにより、コンセンサス(合意形成)アルゴリズムの変更に伴い、ステーキング機能が使えるようになるため、仮想通貨業界にとっても「ステーキング」に注目が集まりやすい大きな転換点と言えます。

21年7〜8月(予定)には、イーサリアム上で稼働する分散型取引所のDeFi(分散型金融)プロトコルCompoundのほか、最大手のNFT(ノンファンジブル・トークン)市場Openseaをアプリ内に統合。dApps(分散型アプリケーション)やトークンのエアドロップにも対応しており、まさに時代の最先端をゆくデバイスです。

PoSコインのステーキング機能では、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、トロン(TRX)などに対応するほか、今後は、イーサリアムの次世代チェーンである「ETH 2.0」やカルダノ(ADA)など、他の主要スマートコントラクトベースのネットワークサポートも、年内実現を目指しています。

SBIでの導入実績

世界中で150,000を超える数が販売された2018年には、東証1部上場企業のSBIホールディングスが「CoolBitX」に1,300万ドルの戦略的投資を実施したほか、ライトコインの創業者であるチャーリー・リー氏が「CoolWalletS」を公認。ライトコイン財団とも提携しています。

2020年2月には、SBIホールディングスが主導するシリーズBの資金調達ラウンドで、東証1部上場企業のマネックスや台湾国家開発基金などから、1,675万ドル(約18億円)を調達しています。

第二世代モデルの「Cool X Wallet(クールエックスウォレット)」は、SBIグループの仮想通貨取引所である「SBIVC」から、暗号資産を出庫するために必要なコールドウォレットして採用されました。

CoolWallet Proの使い方

1. 「CoolWallet Pro」を箱から取り出し、USB接続で充電する

起動に成功すると、カード上のデジタルテキストで「Hello」と出てきます。

2. 箱の中身に同梱されている「QRコード」を読み取り、CoolWalletの専用アプリをインストール(iOS版、Android版)

3. 暗号化されたワイヤレス「Bluetooth」接続でペアリング(カード側の丸ボタンを押して「認証」を許可)

アプリ側でCoolWallet Proのデバイス(製造No.)を認識できたらペアリング開始。反応しない場合、若干強めにボタンを押す必要があります。

4. 復元用の「シードコード」を同梱されたメモ張に記して、オフライン保管する

端末紛失時でも復元できる秘密鍵の生成元となるコードなので、絶対に不特定多数に見える場所にアップロードしたり他人に教えたりせず、厳重に管理しましょう。

5. セットアップ完了 有効化したいトークンを選択

テスト送金してみる

送金ミスを防ぐため、トークンごとに受け取り用のアドレスが生成されたら、試しに少額のテスト送金をするといいでしょう。

サンプル版ではイーサリアム(0.1ETH)を「CoolWallet Pro」のアドレスにテスト送金してみましたが、簡単にできました。現在の仮想通貨価格を参照し、ウォレットに保管している資産評価額もスマートフォンですぐに確認できるため、すごく便利で使いやすいです。

テスト送金完了画面

購入方法

「CoolWallet Pro」の市場価格は、18,900円。正規販売店CoolWallet JAPAN公式サイトから購入可能です。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/26 日曜日
11:30
ビットコイン原油高で上値重く、クラリティ法案とFOMCが焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は原油高と中東情勢の緊迫化を背景に上値を圧迫され、1090万円タッチ後に1070万円周辺で推移。クラリティ法案の審議進展とFOMCでの追加利上げ姿勢が、次の相場の方向感を左右する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(7/24)|クラリティー法の動向・BTC相場分析・メタプラネットの戦略のまとめ 
今週は、米仮想通貨市場構造法案(クラリティー法案)に関する動向、ビットコイン相場の分析、メタプラネットの次の成長戦略に関する記事が関心を集めた。
07/25 土曜日
13:10
米国務省、ビットコイン政策研究所やパランティアと提携
米国務省が官民人材交流の新制度を発足させ、ビットコイン政策研究所やパランティア等が創設パートナーに加わった。デジタル自由やAIガバナンスの政策形成に業界の知見が反映される可能性がある。
11:16
サッカークラブ鎌倉インテル、スタジアムNFT関連特許取得
鎌倉インターナショナルFCが、スタジアムの区画とNFT保有者をブロックチェーンで紐づける仕組みの特許を取得した。他クラブとの連携拡大にもつながる動きとして注目される。
10:25
BitMEXが集団訴訟に直面、622ビットコインの返還請求
仮想通貨取引所BitMEXが集団訴訟に直面し、原告は内部デスクによる強制清算操作を理由に622.66BTCの返還を求めている。同社は9月23日の閉鎖を予定している。
09:55
米ラトニック商務長官ら、ジーニアス法をテザー社有利に進めた疑い浮上=報道
ラトニック米商務長官と元政権高官ハインズ氏がステーブルコイン規制「ジーニアス法」をテザー社有利に導いた疑いをブルームバーグが報じた。テザー社は否定している。
08:50
ワールド財団が86億円調達、AI時代の人間ID基盤拡大へ
ールド財団はAIエージェント時代に人間であることを証明するID基盤の拡大に向け、パンテラ・キャピタル主導で86億円を調達したと発表した。
08:10
リップル、RLUSDの新プラットフォーム「Ripple Mint」をローンチ
リップルは、米ドルステーブルコインRLUSDの機関向けプラットフォームRipple Mintをローンチ。RLUSDを利用する機関に柔軟性を提供する。
07:10
ストラテジー、ビットコイン保有価値の新指標公表
最大手ビットコイントレジャリー企業『ストラテジー』が、負債と優先株を控除した純ビットコイン保有価値を示す新指標を導入した。株主にとっての実質的な保有価値がより明確になると主張。
06:20
米クラリティー法案、年内成立の確率が30%まで低下=ギャラクシー・リサーチ
仮想通貨市場構造法案クラリティー法について、ギャラクシー社が2026年中の成立確率を30%に引き下げた。上院共和党の賛成票は50票程度にとどまり、採決の見通しは不透明だ。
05:50
米上院版クラリティー法案、7民主党議員が反対 全米警察友愛会は支持
仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の米上院修正草案について、民主党7議員が反対姿勢を示す一方、全米警察友愛会が支持を表明し、法案審議は正念場を迎えている。
05:00
海外仮想通貨取引所29社、韓国グーグルプレイで新規インストール非対応に
韓国のグーグルプレイストアで、OKXやバイビットを含む海外仮想通貨取引所29社が新規インストール不可となっていることが判明した。
07/24 金曜日
18:00
伝統金融とDeFiの融合、新しい金融商品が問う市場の境界線|WebX2026
WebX 2026のパネル「伝統金融×DeFi」をレポート。Wintermute、Gauntlet、イタリア中央銀行が、トークン化やボールト、非ドル・ステーブルコインを軸に、DeFiと伝統金融が交わる市場の境界線を論じた。
17:14
仮想通貨マイニングのプーリン破産申請、負債1億7300万ドル超
プーリンが米ニュージャージー州の裁判所に連邦破産法11条を申請。負債は1億7,300万ドル超に上り、資産売却を経て清算計画の承認を目指す。2021年の中国採掘禁止令や2022年のウォレット危機からの経緯を読む。
16:49
円ステーブルコイン決済の実装期、5社が語る現在地|WebX2026
WebX2026「円ステーブルコインの実装期」セッションレポート。Binance Japan・HashPort・Slash Vision・ネットスターズ・トレーダムが決済実績と普及への課題を議論。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧