WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

英デジタル銀行、仮想通貨取引所への送金を一時停止=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

 

「金融犯罪への懸念でユーザー保護」

イギリスのデジタル銀行Starling Bankはユーザーが暗号資産(仮想通貨)取引所に送金することを「金融犯罪への懸念」から一時的に停止していることが分かった。複数メディアが報道した。

Starling Bankはアプリやオンラインプラットフォームで銀行サービスを提供する新興のバンキングサービス。同社の広報担当者は、仮想通貨メディアDecryptに次のように説明したという。

一部の仮想通貨取引所への支払いについて、金融犯罪が疑われる取引が見られている。今回の措置は、ユーザーを保護するために取った一時的なもので、Starling Bankだけではなく、すべての銀行に関わる問題である。

広報担当者によると、Starling bankは仮想通貨取引所への支払いに特化した新たなチェック手順を設置する予定で、その後停止措置を撤回するという。禁止解除がいつになるかは現在不明だ。

一方、仮想通貨取引所から、Starling bankへの資金引き出しについては、特に制限は設けられていない。

一時、BarclaysやMonzoなど他のバンキングサービスのユーザーからも、仮想通貨取引所への送金ができないとの報告がされていたが、現在は送金可能だという報道もあり情報が錯綜している。Decryptは5月30日時点で、Monzoから仮想通貨取引所バイナンスへ送金できたと伝えた。またBarclaysは、取引所への送金をブロックしてはいないと述べている。

増加する仮想通貨投資詐欺

これらの報告と関係があるかは不明だが、イギリスの別の銀行NatWestは先週、そのユーザーに仮想通貨詐欺に注意するよう呼びかけを行っている。第1四半期に記録的な数の詐欺が報告されたことを受けたものだ。

NatWestはこれまでユーザーによる仮想通貨詐欺師への送金の多くを事前に防いできたという。しかし消費者はつねに注意を払わなければいけないと呼びかけている。

NatWestはまず「大きな利益を約束し、投資の支援を申し出る」という話を「トレーダー」を名乗る人物に持ちかけられた場合は詐欺に該当する可能性が高いと指摘。

また、仮想通貨ウォレットは自分で管理できることが重要だとして次のように続ける。

ウォレットを自分で設定できなかったり、ウォレット内のお金にアクセスできない場合は詐欺である。すぐに支払いを停止しなければならない。

また、現在イギリスの金融規制当局FCA(金融行動監視機構)に登録されていない仮想通貨取扱業者が多いことにも言及。顧客にFCAに登録された企業と取引するよう推奨している。

FCAへのライセンス登録が完了している仮想通貨関連企業は、Ziglu、Gemini Europe Services Ltd、Digivault、Archaxなどの数社のみだという。

*最新情報(6月2日)

Starling bankは6月23日より、仮想通貨取引所への送金を再開する予定が報じられた。(CoinDesk報道)

再開することについて、同行は総務責任者Alexandra Frean氏はCoinDeskへのメールで、送金の停止措置を解除するにあたり、強化された決済審査プロセスが導入される予定があると説明した。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/30 金曜日
21:25
SBI VCトレードとビットバンク、バイナンスの暗号資産流出で顧客資産に影響なし
SBIホールディングスが30日、バイナンスの暗号資産不正流出事案について、子会社各社のバイナンスに対するエクスポージャーは現時点で限定的で、連結業績への影響はないと発表した。SBI VCトレードとビットバンクの顧客資産への影響もない。
19:10
バイナンス、ハッキング調査で複数の侵入箇所が判明
バイナンスは30日夕方、仮想通貨の流出事件で他の侵害箇所が見つかったと公表した。出金サービスは45時間後の再開に向けて予定通りに進んでいるという。
17:29
レジャーに続きトレザーでも不正部品の報告 東南アジア販売店経由
ハードウェアウォレット大手トレザーは30日、東南アジアの販売店クリプトビリスが売ったSafe 5に不正部品が組み込まれていたとの報告を公表。同店で3月以降に購入した利用者に新しいリカバリーフレーズでの資金移動を求めた。レジャーの改ざん事件に続く報告。
16:45
フランス上院、仮想通貨の税務報告枠組み「CARF」合意の法案可決
フランス上院は、仮想通貨の税務情報を各国当局と交換する枠組み「CARF」を承認する法案を可決した。次は国民議会で審議され、成立すれば2027年に交換が始まる見込みだ。
16:44
金融庁、海外8地域の金融制度調査を公表 ステーブルコイン規制も整理
金融庁は30日、米欧中など8カ国・地域の金融制度に関する委託調査を公表した。暗号資産交換業者を扱う節では、米ジーニアス法やMiCA規則、中国が2月に出したRWA禁止の新通知まで、各地の暗号資産・ステーブルコイン規制を整理している。
16:00
ビットコインが冷却局面に、10月(アップトーバー)は4.2%安=クリプトクアント
クリプトクアントが仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコインの需要縮小と米国勢の買い控えを指摘し短期的な基本シナリオを示した。
15:29
メタプラネットCEO、バイナンス流出受け声明 保有ビットコインは全量コールド保管
仮想通貨取引所バイナンスが影響額約63億ドルのセキュリティ事案を公表したことを受け、メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチCEOがが30日にXで声明を出した。保有ビットコインは全量を規制下のカストディアンでコールドストレージ管理していると説明した。
14:10
約1兆円の不正流出を受けたバイナンス、TRMが北朝鮮の犯行と分析
TRM Labsは、バイナンスから約63.6億ドル相当の仮想通貨が流出した事件を北朝鮮のハッキング部隊TraderTraitorの犯行と分析した。署名基盤侵害の可能性と、凍結を逃れた約24億ドルの現状を整理する。
13:40
バイナンスジャパンが暗号資産入出金を一時停止、ビットフライヤーはバイナンス送金を制限
暗号資産取引所バイナンスジャパンが30日、本家バイナンスで確認された1兆円規模のハッキング事件による顧客資産への影響は現時点で確認されていないと発表した。取引は継続できるが、暗号資産の入出庫は一時停止。
13:25
バイナンス、ハッキング流出額が約1兆円に上る 全額補償を表明
最大手仮想通貨取引所バイナンスが30日、セキュリティインシデントの被害額を推計で約63億ドル(1兆円近く)と発表した。全損失を補償するとし、約30億ドルを凍結済みで、入出金は一時停止している。
12:35
ビットコイン急落、バイナンス1兆円規模の流出で市場に動揺|仮想NISHI
ビットコインは日本時間30日朝、世界最大級の暗号資産取引所Binance(バイナンス)において、1兆円近い規模の暗号資産が不正流出したとみられる事故を受け、大きく下落した。今回の事故は単一の取引所にとどまらず、中央集権型取引所とDeFiが密接に結びついた現在の暗号資産市場において、信用不安がどこまで波及し得るのかを問う事態である。
12:15
ポリゴンの決済ソリューション「オープン・マネー・スタック」、ソラナに対応
ポリゴンは、オープン・マネー・スタックが仮想通貨ソラナのブロックチェーンに対応したことを発表。ソラナ上の企業にとってどのようなメリットがあるのかなどを説明した。
11:10
26年ブロックチェーン収益28%減へ、予測市場とRWAは伸長=調査
仮想通貨投資会社1kxの年次レポートで、2026年のブロックチェーン収益は前年比28%減の約990億ドルと推計された。予測市場やRWA取引が伸び、機関投資家と実体経済に由来する収益が全体の3割に達した。
11:00
米フランクリン、配当をビットコインに再投資するETF2本を上場へ
フランクリン・テンプルトンは29日、米国株と仮想通貨ビットコインを組み合わせ、配当をビットコインに再投資する2本のETFをナスダックに上場すると発表した。株式95%、ビットコイン5%で運用を始める。
10:34
ビットコインノード停止の脆弱性をAI発見 Windows・macOSに影響
ビットコインの主要ノードソフトBitcoin Coreが、Windows・macOSなどで動くノードを停止させうる脆弱性を公表した。修正版は配布済み。LLMによる自動スキャンが見つけ、5日で公表に至った経緯を伝える。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧