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仮想通貨イグニス(IGNIS)、XRP基軸の取引所Bitrueに上場 イグニス上のNFTカードゲーム「Mythical Beings」とは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Bitrue、IGNIS取り扱いを開始

今月10日、XRP基軸の仮想通貨取引所であるBitrueで、イグニス(IGNIS)の取り扱いが開始された。それに先がけ、イグニス・ブロックチェーンの親チェーンであるアーダーブロックチェーンにおいてローンチされたNFT活用のカードゲーム、そしてアーダーブロックチェーン初となるDAO例も見ていく。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。アートやスポーツ業界などで今春人気が高まっていた。

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イグニスを使用するNFTカードゲームのローンチ

アーダー(Ardor)エコシステム内に構築されたゲームプラットフォームを運営するTarasca Art & Games社は6月1日に、NFTを活用したトレーディングカードゲーム「Mythical Beings(神話の生物)」を正式ローンチしている。

「Mythical Beings」は、世界各地に伝えられる神話上の生き物をモチーフにしたNFT(非代替性トークン)カードの収集を楽しむゲームだ。このゲームではカードの獲得や交換、および合成などが可能となっている。Tarascaによると、このプロジェクトにはゲームを通した芸術の発展、そしてプレイヤーが世界の神話に親しんでもらうための教育目的も込められているという。

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アーダーブロックチェーンにおける初のDAO例

Tarascaプロジェクトはアーダープラットフォーム上における初のDAOとなる。Tarasca DAOは設立後、設立者が株式を作成してクラウドセールで販売を実施しており、すべてのトークン保有者はDAO資産をコントロールすることができるという。

Tarasca DAOの特徴としては、スマートコントラクトを一からコーディングする必要がない点、また投票システム、分散型資産取引、クラウドデータ、メッセージングシステム、アカウントコントロールなど、ArdorやIgnis独自のスマートコントラクト・プラットフォームで利用可能な既製ツールがすぐに使用できるよう準備されている点だ。

ゲームの仕組みとプレー方法

プレイヤーの主な目的は、ゲーム上の全種類の神話の生物を集め、コレクションを完成させることだ。神話の生物は欧州、アフリカ、オセアニア、アジア、アメリカの各地域から10体ずつ、計50体が登場。カードはそれぞれ、コモン、レア、エピック(最も希少)の3つのレアリティに分類される。

カードを手に入れるには、ランダムなカード3枚入りのパックを購入するか(価格は99 IGNIS=約465円)、または他のユーザーから購入できる。重複したカードを入手した場合、合成に使用したり、他のユーザーと交換したりして仮想通貨を稼いだり、ジャックポットを集めたり、レアリティの高いカードを所有することで受動的な配当収入を得たりすることが可能だ。通常のNFTカード取引においては、ブロックチェーン手数料以外にかからない。

ゲームの目玉、ジャックポット配当システムとは

このゲームの注目機能となるジャックポットとは、スマートコントラクト上にNFTカードの売上げ50%が積み立てられ、この積立金(IGNIS)がジャックポットの参加条件を満たすプレイヤーに対し、ボーナスのような形で配当されるというものだ。ジャックポットサイクルは現在3.5日に一度(週に2回)開催されている。

NFTカードパック価格の30%はTarascaの収益となり、50%はジャックポットに積み立てられ、10%は全250枚しか発行されない「Tarascaカード」(ゲーム内の条件を満たすことで獲得できる特別なカード)ホルダーに、そして最大10%は他のプレイヤーを招待したコミュニティへ配られるという。

現在「Mythical Beings」はシーズン1の最中で、プレー期間は6月1日〜9月30日までとなっている。

詳細:Mythical Beings

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