はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

5/8(火)|再び100万円ラインを割り込むなど節目の攻防に・SEC公聴会は開催されず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコイン(BTC)は、再び100万円ラインを割り込むなど節目の攻防に。また、海外の最大手取引所バイナンスに上場したBytecoin(BCN)が150%を超える高騰を記録するなど、影響を見せつけています。
日米株価市場
本日のNY株式市場と東京市場は両市場とも上昇となりました。しかし、イランの核合意に関する問題が意識され、地政学リスクが高まり日米株式市場の重しとなった一方で、個別銘柄では決算内容を好感し、堅調な動きも見られました。

仮想通貨市場

5月8日の仮想通貨市場は、7日昼に大きく下落したBTC価格を維持して100万円手前で推移するも、執筆現在(21時)に100万円を割り込むなど、JPYの節目の攻防となっています。

ビットコインの価格は24時間比で動いていないものの、アルトコインの中には大きく価格を伸ばした通貨も散見されます。

特に、時価総額順に時価総額9位IOTAと28位Zilliqa(ZIL)、0x(ZRX)が10%以上の高騰となり、時価総額15位のBytecoin(BCN)は163%を超える暴騰となりました。

これら特定通貨の高騰も影響し、昨日下落前の仮想通貨市場時価総額4550億円まで及ばないものの、約4480億USDまで戻しています。

ゴールドマンサックスに続く?

NY証券取引所の親会社ICEの関係者がニューヨークタイムズに明かした情報では、ICEは仮想通貨取引プラットフォームの開発に着手しており、大口投資家の仮想通貨取引のほか、BTCスワップ取引の導入も検討している模様です。

ゴールドマンサックスのビットコイン市場参入は特大のニュースとなりましたが、NY証券取引所の親会社ICEの参入は、市場規模の拡大を視野にいれる内容として注目されるでしょう。

CoinPostの参考記事

NY証券取引所の親会社ICE:仮想通貨取引所の開設を検討か
NYSE(ニューヨーク証券取引所)の親会社であるICE(インターコンチネンタル取引所)の関係者がニューヨークタイムズに明かした情報によると、ICEは仮想通貨取引プラットフォームを開発に着手しており、大口投資家の仮想通貨取引のほか、ビットコインのスワップ取引なども検討しているようです。

大物投資家による過激発言の応酬

昨日時点で下落要因の一つとして注目された、伝統的な大物投資家であるウォーレンバフェット氏やビルゲイツ氏の仮想通貨に対する懐疑的な見方ですが、その後イーロン・マスク氏やTyler Winklevoss氏といった、より新しい時代の大物投資家がツイッターで反論しています。

イーロン・マスク氏は、バフェット氏の提唱する”経済的な堀”の概念は、イノベーションの速度が急速に上がっている現代では”革新”こそが重要であり、すでに時代遅れだと発言。

仮想通貨キャンディの企業を設立を検討、キャンディで掘りを埋めるとユーモアを交えて返しています。

また、ビルゲイツ氏が『仮想通貨を手軽にトレードする手法があるなら、空売りすることになる』との発言に対し、Tyler Winklevoss氏は『ならCBOEのビットコイン先物で実際にショートしてみてほしい』と返し、話題を呼びました。

CoinPostの参考記事

ビットコインを巡る立場の違いが鮮明に:経済界大物4名による過激発言の応酬
新しい資産クラスである仮想通貨の是非について、ウォーレンバフェットやビルゲイツなど伝統的な大物投資家の一部は、一貫して拒絶反応を示しています。一方、イーロンマスクなどイノベーションを歓迎する若き大物実業家は、概ね好意的に捉えており、論争に発展するケースも珍しくありません。

SECの公聴会は開催されず

昨日WSJが報道して注目の集まった、イーサリアムが証券に該当するかが最大の焦点となるとされていた公聴会は行われませんでした。

WSJの記者Paul Vigna氏は、WSJの誤報が聴聞会についての噂を広めたと主張する、仮想通貨コミュニティの一部専門家からの批判について回答。

報道の一部「5月7日に上級SECとCFTCを含む、規制当局の作業部会が議論予定」に触れて、次のように述べました。

「これは噂ではなく、私たちは噂を広めたりしない。」

またEthereumの創設チームとネットワークの作成者の一人であるJoseph Lubin氏は、すでにEtherが米国政府が定める規制のもとでの証券に該当しないことを繰り返し強調。

昨日のイーサリアムの価格下落を後押しした可能性のある報道内容ということもあり、各コミュニティから非難の声が上がった模様です。

Bytecoin(BCN)150%を超える高騰を記録

また、20時時点で163%を超える高騰を記録したBytecoinは、大手取引所Binanceへ上場したことで価格を伸ばしました。

この発表を機に価格の上昇と共に、取引ボリュームが急増。

今回の急騰は、binanceへの上場と言えど異常な数値であり、取引高を確認するとPoloniexのBCN/BTCが63.7%に到達、HitBTCのBCN/BTCが28.6%と合計92.3%が、2つの取引所におけるペアで取引されています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄として注目を浴びる「マネックスグループ(8698)」は、大型連休明けの昨日を上回る大商いとなるも、売り買いが拮抗したことで、ほぼ横ばいの0.56%高に。

「JPモルガン・アセット・マネジメント」が、マネックスグループの大量保有報告書(保有割合7.59%/20,472,800 株)を提出したことが明らかになったこともあり、出来高1.61億株、売買代金1,164億円と、またしても全上場銘柄中1位を記録。貸借銘柄であることで、デイトレードを中心とした旺盛な意欲は未だ衰えを知りません。

出典:ヤフー出来高ランキング

一方で、年初来安値(1/4時点)の600円から昨日記録した年初来高値(5/7時点)の8,060円までテンバガー(10倍化)を達成するなど、短期間で大きく高騰していた「オウケイウェイヴ(3808)」が、-18.70%と大幅反落でストップ安に。

そのほか、ブロックチェーン技術による分散型エンタテインメント・エコシステムを開発する「BlockPunk Pte.」と資本業務提携を発表した「DLEキャピタル(3686)」が8.00%高、ブロックチェーン技術のカウラと協業する「クロスキャット(2307)」が6.36%と、強弱まちまちとなりました。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄の最新情報一覧は、以下の記事を参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

NY市場

  • ダウ 24,357.32(+94.81)
  • NASDAQ 7,265.21(+55.60)
  • S&P500 2,672.63(+9.21)

日本時間8日明朝(NY時間7日)に引けたNY株式市場は、主要三指数揃って上昇。

イランの核合意問題に関する米国の動きなども影響し、WTI原油先物価格が3年半ぶりに終値70ドル台となった事でエクソンモービルが買われた他、アップルが引き続き上昇した事なども好材料となり、ダウは94ドル高の上昇となりました。

一部のアナリストから強気な見通しが出たキャタピラーが2.36%の上昇となった他、決算発表を控えるエヌビディアも4.02%と高くなり、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)も0.91%の上昇となっております。

ネスレとの商品販売に関する提携を発表したスターバックスは、高く寄り付きましたが、引けにかけて伸び悩み、結局小幅安で取引を終えました。

東京市場

  • 日経平均 22,508.69(+41.53)
  • TOPIX 1,779.82(+6.64)
  • マザーズ 1,165.32(+14.24)

8日の東京市場は主要三指数揃って小幅高となりました。

米国のトランプ大統領が、イランの核合意に関する方針を日本時間9日未明に発表する事を明らかにした事で、地政学リスクの高まり、ドル高円高が進行。

一時ドル円は108.80円台をつける場面もあり、警戒感から朝方寄り付きはマイナス圏でスタートしました。

しかし、NY市場の主要株式指数の上昇などもあり、一時日経平均は99円高する場面もありましたが、結局41円高で取引を終了。東証一部売買代金は2兆6427億円となりました。

個別では、アイルランド製薬大手のシャイアーの買収を巡る報道等もあり、武田が思惑買いから4%近い上昇をした他、薬の併用療法について、米国食品医薬品局から承認を得たアステラス製薬が2.81%の上昇となり、年初来最高値となりました。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/13 木曜日
18:07
台湾中銀、ビットコインの国家準備資産化の「研究」へ
台湾の立法委員がビットコインを国家準備資産に組み入れる提案を行い、中央銀行が研究姿勢を示した。米国やブータンなど各国で進むビットコイン戦略的保有の動向と、エルサルバドルの事例から見る課題を解説。
17:48
メタプラネット、第3四半期決算でビットコイン評価益206億円を計上
メタプラネットの2025年12月期第3四半期決算発表。BTC保有量30,823枚に到達し目標前倒し達成、インカム事業過去最高売上。純利益135億円計上、1億ドル借入で追加取得へ。優先株活用の新戦略で普通株希薄化回避、2027年21万BTC目標を掲げる。
17:31
ステーブルコインUSDCの運用法|Aaveで年4%前後を狙う始め方
USDCを預けるだけで利息が得られるAaveの仕組みと利回り、始め方を初心者向けに解説。利用率による金利変動やリスク、SBI VCトレードでのUSDC準備まで網羅します。
15:22
CMEグループとFanDuel、仮想通貨や株価指数などの予測市場アプリを12月に開始
FanDuelとCMEグループが12月に予測市場プラットフォーム「FanDuel Predicts」を開始。株価指数、仮想通貨、商品などのイベント契約取引が可能に。2035年に14兆円規模へ成長が予測される予測市場に、ロビンフッドやドラフトキングスなど大手企業も参入。
13:50
レンジ相場続くビットコイン、10万ドルが防衛線に=Glassnode分析
Glassnodeの最新分析によると、ビットコインは9.7万〜11.2万ドルのレンジ相場が継続している。10万ドルが重要な心理的防衛ラインとなっており、これを下回ると急落リスクが高まる可能性がある。
13:43
イーサリアム上のトークン化資産が30兆円突破 他のチェーン合計を上回る
イーサリアム上のトークン化資産が2010億ドル(約30兆円)を突破し、全ブロックチェーンの3分の2を占める。ステーブルコイン27兆円、機関投資家向けファンド、RWA1.8兆円と多様なエコシステムが拡大中。
13:35
Visa、ステーブルコイン決済の試験運用を開始 クリエイターやギグワーカー向け
Visaが米ドル連動型ステーブルコインUSDCを活用した決済サービスの試験運用を開始。クリエイターやギグワーカーに数分以内の即時入金を提供し、国境を越えた決済を迅速化。2026年後半に本格展開予定。
13:25
円建てJPYC、日本国債の新たな購入者に 日銀の穴埋め役として期待も=報道
JPYC株式会社の岡部代表が、JPYCの準備金が日本国債市場で新たな力になる可能性を話した。日銀の購入縮小も背景に、今後ステーブルコイン発行者の存在感が拡大することも考えられる。
13:15
トランプ大統領、米史上最長43日間の政府閉鎖を終了させる予算案に署名 仮想通貨市場への影響は
トランプ米大統領が連邦政府機関の閉鎖を終了させる予算法案に署名し、43日間続いた米史上最長の閉鎖が終結した。下院は222対209で法案を可決。再開により複数の仮想通貨ETFが承認される見通しだ。
11:25
ブラジル大統領、押収仮想通貨の即時売却を合法化する法案を提出 組織犯罪対策強化へ
ブラジルのルラ大統領が犯罪捜査で押収した仮想通貨を裁判結果前に売却できる法案を議会に提出した。中央銀行は今週、仮想通貨事業者への認可制導入を含む新規制も公表している。
10:25
ユーザー資金を凍結できる16ものブロックチェーンを特定、分散化の観点で議論呼ぶ=Bybit
仮想通貨取引所Bybitがユーザー資金の凍結機能を持つブロックチェーンを特定した。ハッキング対策に有効だが、分散化の理念と矛盾するとの指摘もある。
10:15
SBIグループで資産運用|証券・銀行・仮想通貨投資を効率的に
証券・銀行・仮想通貨を1つのエコシステムで管理できるSBIグループ。スマホ1つで株式、投資信託、金ETF、仮想通貨への投資を始められます。手数料優遇、ポイント連携、スムーズな資…
09:45
ヤフー・ファイナンス、ポリマーケットと提携し予測市場ハブを数カ月以内に開設へ
ヤフー・ファイナンスが予測市場プラットフォームのポリマーケットと提携し、新たな予測市場ハブを立ち上げる。経済や市場動向の確率データと分析を組み合わせて投資家を支援。
09:20
ビットワイズ、2026年にICO復活で数十億ドル規模の資金調達を予測 コインベーストークン販売サービス立ち上げを受け
仮想通貨資産運用会社ビットワイズのホーガンCIOが、コインベースのトークンセール・プラットフォーム立ち上げを受けて2026年にICOが資本調達の重要手段として復活すると予測。
08:50
モバイルゲーム大手KLab、ビットコインをトレジャリー資産として購入
モバイルゲーム開発のKLabが約2,000万円のビットコインを購入。国内では今夏以降、Defコンサルティング約50億円、イオレ約160億円など上場企業のトレジャリー戦略が加速。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧