米大手信託銀行、ビットコイン投資信託を管理 管理GBTCは3月時より280%増

GBTC保管が増加

米銀行First Midwest Bankの信託銀行First Midwest Bank Trust Divisionが保管する、グレースケールが販売する仮想通貨ビットコイン投資信託(GBTC)が大幅に増えていることがわかった。SECへ提出した書類で判明した。

First Midwest Bankはナスダック上場の金融機関で、主に米国の北部中央地域をサービスの対象としている。傘下の信託銀行は1.5兆円に相当資産を保管・運用し、個人や企業に向けて信託・投資・プライベートバンキングのサービスを提供している。

SECへの書類によると、同信託銀行は6月30日付けで計29,498のGBTC(約9,000万円)を持っている。3月末時点では、7,693のGBTCを保管していたことから、280%以上の増加となった。

投資信託とは

投資信託とは、投資企業が多くの投資家から集めた資金を一つにまとめて、国内外の株式や債券などに分散投資を行い、その運用成果を投資家に分配する1つの金融商品。

グレースケールでは、私募という「資金調達」のプロセスは適格投資家に限定されており、発行された投資信託の株式(GBTC等)は二次市場(OTCマーケット)で全てのトレーダーに取引されている。

▶️仮想通貨用語集

現在、GBTCの主な株主にはシンガポールの仮想通貨ヘッジファンドThree Arrows Capitalや、米大手ヘッジファンドARK Investなどがいる。

また、GBTCのアンロックのタイミングは、7月18日に予定されており、40,000BTC近くのGBTCが二次市場へ流通すると予測されている。JPモルガンやKraken、QCP Capitalは今度の大型アンロックによる市場への影響について分析しており、CoinPostは近日そのまとめ記事を公開する予定だ。

追記:まとめ記事を公開(12日)

関連:ビットコイン投資信託、間もなく訪れる「大規模な売却解禁日」の影響は?

著者:菊谷ルイス

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します