はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアムの長編ドキュメンタリー映画 ヴィタリックも登場へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアム初の長編ドキュメンタリー

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)を主題とする長編ドキュメンタリー映画「Ethereum:The Infinite Garden(イーサリアム:無限のガーデン)」の制作が始まろうとしている。このプロジェクトはクラウドファンディングを行っており、イーサリアムでの寄付を受付中だ。750イーサリアム(時価1.6億円相当)を目標としており、一定レベル以上の貢献者にはNFTの配布が用意されている。

NFT(非代替性トークン)

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。最近では、ブロックチェーンゲームのアイテムの交換などに用いられるのみならず、アート作品の所有権の証明や、スポーツクラブのファンコミュニティ形成の手段などとして注目を集めている。

▶️仮想通貨用語集

クラウドファンディングのサイトによると、映画の内容は以下の通りだ。

長編ドキュメンタリー映画「ETHEREUM: THE INFINITE GARDEN」は、イーサリアムブロックチェーンが現実世界に応用され革新をもたらす様子、愛好者や開発者のコミュニティ、そしてイーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリン氏に迫る作品だ。ブテリン氏のインターネットに対するビジョンは世界を変える可能性を秘めている。

監督は米国を拠点とするZach Ingrasci氏。Ingrasci氏の作品はこれまでにNetflixやNational Geographicなどでも放映された実績がある。監督はLinuxなどオープンソースのシステムを愛用する家庭で育ち、イーサリアムにもそれらと同様の魅力を感じているという。また、映画の主旨について次のように説明した。

私の願いは、イーサリアムを世界中の人々に親しみやすく、理解しやすいものにすることだ。グローバルな開発者、創設者、エンドユーザーのネットワークが織り成す様々なストーリーを紹介することで、イーサリアムの発展についてエモーショナルで人間的な記録を作ることができる。

スケジュールによると、チームは2021年夏から2022年冬にかけて撮影を行い、2023年冬に映画をリリースする予定だ。

また、同作品には、ブテリン氏も登場する。以下が撮影現場のワンシーンだ。

支援者へのリターンにはNFTも用意

クラウドファンディングのリターンとしては、1イーサリアムで購入できるNFTも用意されている。また寄付額が1位から40位までにランクインした人々には、順位に応じて特別なNFTが付与される。

NFTのモチーフは映画副題「無限のガーデン」を表現するように、様々な植物が植えられた空間だ。本作ではイーサリアムを中央の頭脳によって制御されたものではなく、育てるために世話をする必要がある「土壌、植物、昆虫から成る分散型の生態系」として捉えているという。

このNFTを作成したのは、ニューヨークを拠点とするデジタルアーティストの「Pplpleasr」。2020年には、Aave、Sushiswap、YearnなどのDeFi関連プロジェクトにも、オリジナルアニメーションを提供している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/28 土曜日
07:10
米仮想通貨銀行アンカレッジ、USDC等の段階的廃止発表 業界から「利益相反」批判
米仮想通貨カストディ銀行アンカレッジがUSDCとAUSDの段階的廃止を発表、ステーブルコイン安全性評価で業界から自己利益優先との批判を受ける。サークル株価は15%と大幅安。
06:49
韓国カカオペイ株急落、ステーブルコイン規制懸念が背景か=報道
韓国カカオペイ株がステーブルコイン参入期待で急騰後17%下落、投資リスク銘柄指定で売買停止。米サークル株も15%安と波及か。
06:15
ロビンフッド、XRPとソラナのマイクロ先物契約を開始
米デジタル証券大手ロビンフッドがマイクロ先物でXRPとソラナを追加、ビットコイン金曜先物のマイクロ版も提供開始し仮想通貨商品を拡充。
05:55
トランプ大統領発言「ビットコインがドル圧力緩和」仮想通貨産業の雇用創出を評価
トランプ大統領が28日記者会見でビットコインのドル圧力緩和効果を言及、米国の仮想通貨産業構築と雇用創出への前向きな評価を表明。
06/27 金曜日
16:00
ブロックバリュー大西社長が語るAIインフラの未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、ブロックバリューの大西基文社長独占インタビュー。「ジャパン・テクノロジーで日本の底力になる」をスローガンに、AIサーバーで日本のWeb3インフラ強化に挑む。
13:40
トランプ政権、7月に複数仮想通貨規制法案成立の見通しか=サックス仮想通貨特命官
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏が7月の重要法案成立の見通しを示唆。GENIUS法でステーブルコイン規制、CLARITY法で仮想通貨定義明確化へ。
13:10
インド与党BJP報道官、ビットコイン準備金導入を提唱
インド与党BJP報道官のバンダリ氏が、仮想通貨ビットコイン準備金の試験導入を提唱した。また、インドもブータンのようにBTC採掘を行う能力を持っているとも指摘した。
11:25
ビットコインマイナー収益低下もBTC売圧減退、保有量は2024年11月以来の高水準に=Cryptoquant
仮想通貨ビットコインマイナーの日次収益が2カ月ぶり低水準も売却圧力は限定的。大手マイナーの保有量は増加傾向が見られている。
10:10
ビットコイン時価総額2.5倍上昇予測、『ファンタスティック40』で最高の投資機会に=億万長者フィリップ・ラフォン
ヘッジファンドマネージャーのフィリップ・ラフォン氏は、仮想通貨ビットコインの時価総額が現在の2倍に達する可能性があると予測した。価格変動の低下も指摘している。
09:55
ビットコイン今後の見通し、利確減速もオンチェーン取引の低迷で上昇圧力は限定的か=Glassnode
ビットコインは10万~11万ドル圏で推移。地政学的緊張で一時9万8000ドルまで下落も反発。Glassnodeレポートによると利益確定の減速とスポット取引量低迷で新高値更新は困難な状況。
08:30
アセマネOne、世界の仮想通貨企業の株で運用する投資信託販売へ
アセットマネジメントOneは、世界の仮想通貨関連企業の株を運用対象にした投資信託を販売することがわかった。仮想通貨関連企業に特化した投資信託の提供は大手では初とみられる。
08:25
リップル、Wormholeと提携しXRPLのマルチチェーン相互運用性を拡張
リップルXが大手クロスチェーンプロトコルWormholeと提携を発表。XRPレジャーとXRPL EVMサイドチェーンでマルチチェーン機能を強化し、DeFiや実物資産トークン化分野での活用拡大を目指す。
07:55
Bakkt、10億ドル調達でビットコイン投資戦略など採用 事業転換目指す
NYSE傘下の仮想通貨取引プラットフォームBakktが10億ドルのSEC登録を提出し、ビットコインや他の仮想通貨への投資方針を正式承認。資本調達で事業再生・拡大を目指す。
07:35
グレースケール第3四半期トップ20銘柄リスト更新、アバランチとモルフォを新規追加
グレースケール・リサーチが2025年第3四半期のトップ20仮想通貨銘柄リストを更新。アバランチ(AVAX)とモルフォ(MORPHO)を追加し、リド(LDO)とオプティミズム(OP)を除外。
07:10
ビットコイン、ドル指数下落で価格上昇との見方
米国の仮想通貨ビットコインの現物ETFは、25日まで12日連続で資金の純流入が継続。ビットコイン需要の高さの背景にはドル指数の下落があるとの見方が上がった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧