WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

小型原子炉でビットコインマイニング、米企業が計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

原子力スタートアップOkloとCompassが提携

米暗号資産(仮想通貨)マイニング企業Compass Miningが、原子力エネルギーのスタートアップであるOkloと20年間にわたる提携契約を結んだ。

両社は提携を通じて、仮想通貨マイナーが使用するエネルギー源の多様性と持続可能性を向上させるために、小型原子炉をマイニングに活用していく姿勢を示している。

米カリフォルニアを拠点とするOkloは、小規模な組織に電力を供給するためのマイクロリアクター(ミニ原子炉)の開発に取り組んでいる企業。

提携プロジェクトの正確な開始時期はまだ未定だが、最初の段階は2020年代から実施され、OkloがCompassのビットコイン(BTC)マイニングマシンに、少なくとも150メガワットのクリーンエネルギーを供給する予定だという。

マイニング

ビットコインなどPoW通貨の取引を検証・承認する「採掘」行動のこと。

▶️仮想通貨用語集

Okloによると、その高度な核分裂発電所は、燃料を補給することなく最大20年間電力を生成し続けることができる。また従来の原子炉から出る廃棄物を燃料として再利用することで、ウラン資源を有効活用し、最終的な使用済み燃料の量を減らすことにもつながるという。

Okloは、従来のような大規模な発電所ではなく、大学のキャンパス、大企業、また今回の場合のように仮想通貨のマイニングファームに電力を供給することができる、小型で無人運転可能な原子炉を計画している。

まだ実際に商業的に稼働しているわけではないが、2020年には米国原子力規制委員会に、原子炉の建設について申請した。

Okloの創設者でCEOの、Jacob DeWitte氏は次のようにコメントした。

クリーンエネルギー技術を普及させる上で、仮想通貨マイニングは有望な適用事例になる。当社は、信頼性が高く費用効果の高い電力を提供することで、企業からの需要に対応していく用意がある。

安全面には懸念の声も

Oklo社のミニ原子炉は自立型であり、人間のオペレーターが付いている必要もないという。ただ、人間の監視なしでミニ原子炉を運転することについては、専門家からの批判もある。

原子力技術の安全性について調査する組織「Union of Concerned Scientists」の原子力安全担当責任者、Edwin Lyman氏は米メディアCNBCに対して次のように語った。

非常に小さな原子炉であっても、破壊工作が行われれば大きな問題となるだけの放射性物質を含んでいる。こうした小型原子炉のどれも、オペレーターなしで稼働させられるほど安全であることを実証していない。

また使用する燃料を「盗まれないように厳重にガードしなければならない」とも付け加えた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/17 金曜日
17:04
ビットコイン長期保有者、37万BTC買い増しで保有量最高=アナリスト
ビットコインの長期保有者が過去30日間で約37万BTCを買い増し、保有量は過去最高の1634万BTCに達した。一方でコインの活動量を示すCDDは低水準にとどまり、需要不足が価格の重荷になっているとオンチェーン分析は指摘する。
16:30
XRP、レバレッジ比率0.16に低下 24年11月以来=アナリスト
CryptoQuantのアナリストDarkfost氏は、XRPのバイナンスにおけるレバレッジ比率が0.16まで低下し、2024年11月以来の低水準にあると指摘。同氏は当時、整理後に8.9倍の上昇が続いた経緯があると分析した。
16:21
Bitcoin Japan、約97億円調達 初のBTC購入へ6.6億円充当方針
Bitcoin Japan(旧堀田丸正)は7月16日、EVO FUNDを割当先とするCBと新株予約権の発行を決議した。差引手取概算額は約96億5,700万円。未公開株やレアアース鉱山投資に加え、ビットコインへの選別的投資にも充当する計画だ。
15:00
豪州、仮想通貨譲渡益の50%控除廃止へ 27年7月施行=報道
オーストラリアが仮想通貨などの譲渡益課税制度を抜本改革する。保有12ヶ月超で適用の50%控除を廃止し、物価連動のコストベース調整と最低30%課税を新たに導入する。施行は2027年7月、経過措置と投資家が今取るべき対応を解説する。
15:00
バイナンスジャパン新代表が語る、金融インフラへの成長戦略|WebX2026
WebX2026「Binance Keynote」レポート。新たにバイナンスジャパン代表取締役に就任した豊崎亜里紗氏が、PayPayとの協業や暗号資産が金融インフラになる未来、金商法移行・ビットコインETFがもたらす転換期を語った。
13:55
ビザ、AIエージェント決済の未来像を提示 カード決済との融合を目指す
決済大手ビザが「エージェント決済」に関する分析レポートを公開した。AI同士が行う超少額決済「マイクロコマース」について、カード決済の競合ではなく、新たなビジネス領域の拡張として注目している。
13:10
トランプ米大統領のテレプロンプター担当者、予測市場でインサイダー取引か=報道
米トランプ大統領のテレプロンプター操作者が、予測市場カルシで演説情報に基づく取引を行った疑いが浮上。カルシが不審な取引を検出しCFTCに通報したと伝えられる。
12:40
量子は脅威か、誇大広告か — 暗号資産業界の本音|WebX2026
量子コンピュータはビットコインやイーサリアムにとって本当に脅威なのか。WebX 2026で量子研究とブロックチェーンの専門家3人が、リスクの実態・最悪シナリオ・各チェーンの対応策を徹底議論した。
11:00
予測市場と日本市場の未来、Limitless CEOが語る制度設計|WebX2026
予測市場プラットフォーム「Limitless」CEO CJ Hetherington氏が、WebX2026で創業の経緯・米CFTC審査・日本市場戦略・ギャンブルとの違いを語った。
10:20
クリプトドットコム、シタデルから約650億円を資金調達
仮想通貨取引所クリプトドットコムは、シタデル・セキュリティーズから約650億円の出資を受けたことを発表。評価額や今後の計画について説明した。
10:02
ストラテジーの資本再建、2つの課題残る=クリプトクアント
仮想通貨分析企業クリプトクアントが、ビットコイン保有大手ストラテジーの新資本管理策を評価。流動性対応は前進した一方、2つの課題が残されていると指摘した。
09:15
現金・MMF・株式、次の主役は トークン化RWAの現在地|WebX2026
フランクリン・テンプルトン、オンド・ファイナンス、パンテラ・キャピタルの幹部が登壇し、トークン化MMFの現状、RWA急拡大の要因、ステーブルコインとの棲み分け、リテール普及の鍵を徹底討論したWebX 2026セッションレポート。
09:00
機関投資家クリプトの全貌、カストディ・AI・市場収束論点|WebX2026
このレポートでは、機関投資家向け仮想通貨戦略の全貌を解説する。カストディ・規制断片化・AIエージェント取引・日韓市場の現状まで、コインベース、ビットゴー、サークルの幹部が徹底議論した。
08:15
金融特化型L1のインジェクティブ、米SECに移転代理人登録を申請 RWA基盤構築へ
金融特化型ブロックチェーンのインジェクティブ(Injective)が、有価証券の所有権記録を管理する移転代理業務のSEC登録を申請。トークン化証券の発行・流通を秒単位で処理できる規制対応型インフラの構築を進めている。
07:05
モルガン・スタンレーのE*TRADE、仮想通貨の現物取引を全面展開
モルガン・スタンレー傘下のオンライン証券イー・トレードは15日、ビットコイン・イーサリアム・ソラナの仮想通貨現物取引を対象顧客へ正式展開した。取引手数料は50bpで、コインベースやチャールズ・シュワブを下回る水準となる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧