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ビットコイン、過去最大の難易度調整後もハッシュレート戻らず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン採掘難易度、続落

市況に影響を及ぼす中国動静の一つとして注目されるビットコインのハッシュレート(総採掘能力)が回復に至っていない。

BTC.comのデータによるとマイニング難易度調整は、過去最大の-27.9%の調整幅を7月3日に終えた後も、復調することなく低迷し、18日の難易度調整も-4.81%とマイナス水準で調整を終えた。難易度としては2020年の年初以来の最低水準を記録している。

難易度調整の基準ともなる期間内の平均ハッシュレートは、前回7月3日時点で102.78 EH/sであったのに対し、97.87 EH/sと減少した。

中国共産党創立100周年を前に当局による仮想通貨(暗号資産)関連企業への締め付けが本格化する中、新疆ウイグル自治区や四川省などを中心とした大手マイニングファームが相次いで稼働停止・海外移転を余儀なくされたことが背景にある。

中国国内のビットコインの採掘活動が機能不全に陥り、ハッシュレートが急落した経緯がある。マイナーの撤退後もネットワークが維持されるための仕組みでもある難易度調整が実施されると、採算性が向上することからマイナーが再参入しハッシュレートの回復に繋がることもあるが、今回は中国側のマイナーがカントリーリスクを背景として撤退したことから、その競争性も失われている。

関係者の証言によれば、中国マイナーの国外移転計画が進んでいるが、マシン供給を含むビットコインマイニング経済圏で構築される中国国内のエコシステムが崩れたことを立て直すには、より時間を要する必要があると言えそうだ。

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