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「資金源はイーサリアム」シンガポールの仮想通貨取引所がeSportsチームのスポンサーに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムを資金源に

シンガポールの暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームCoinhakoは、同国を拠点とするeSportsチーム「ALMGHTY」内の『Mobile Legends Bang Bang』というゲームタイトルのチームのスポンサーとなり、eSportsに参入することがわかった。

提供される資金の約半分がイーサリアム(ETH)で支払われるといい、仮想通貨による支払いは同国内eSportsでは初の事例だ。

大手取引所Coinhakoがスポンサーに

同チームは10代~20代の若者6名で構成されている。東南アジアだけでも1,100万人以上のプレイヤーがおり、SNSや生配信で人気を博している。今回のスポンサーシップ契約により、CoinhakoはALMGHTYと協力してコンテンツを作成し、Twitch、Facebook、Instagramなどのプラットフォームを介して配信することで、ブランド認知度を高める機会を提供するとしている。

CoinhakoのYusho Liu CEOは、esports業界への参入について次のように語っている。

暗号通貨とesportsという2021年で最もホットな2つのトピックを融合させるため、esportsで初の暗号通貨を資金源としたスポンサーシップ、そしてシンガポールの暗号企業による初のスポンサーシップに乗り出すという決断は、難しいものではありませんでした。

暗号通貨をアジア全域で利用できるようにするという使命を果たすために、今回のスポンサーシップは、モバイルを利用する若い世代へのアプローチや、シンガポールのゲーム業界の優秀なプレイヤーによる認知度向上に貢献するものです

ALMGHTYは、グローバルデジタルタレント&マーケティンググループGushcloud Internationalおよびそのゲームタレントマネジメント部門であるNixgen Entertainmentによって運営されているチームだ。5月にシンガポールで開催された「Mobile Legends Bang Bang Professional League」で4位に入賞し、その他複数の国内大会にも出場する予定となっている。

スポンサーとなるCoinhakoは、2014年にYusho Liu氏とGerry Eng氏によって設立されたシンガポールの仮想通貨取引所。『ビットコイン・ブル』と呼ばれる仮想通貨関連ファンドも経営する米著名VC投資家Tim Draper氏やファンド企業Boost VCなどから巨額の出資を受けたことでも知られている。また、2021年の最初の5カ月間で取引量が5倍と増加したことを発表している。

FTXの事例

大手仮想通貨取引所FTXも最近、eSports関連での動きが顕著だ。

6月には、米プロeSports組織「TSM」の命名権を約230億円(2.1億ドル)で獲得し、同組織の名称を「TSM FTX」に改名した。このパートナーシップは10年間にわたり、FTXは一年あたり2,100万ドル(約23億円)を支払う契約という内容だ。

命名権を得たことにより、TSMチームの公式サイトやツイッターのロゴ、チームユニフォームなどにも「FTX」のロゴと文字が加えられ、eSportにおける露出度増加が見込まれる。

関連:仮想通貨取引所FTX、230億円で著名eスポーツチーム「TSM」の命名権獲得

そして8月には、世界最大のオンラインバトルアリーナ(MOBA)ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」を開発するライアットゲームズ社と7年間のスポンサーシップ契約を交わした。1.2億を超える月間アクティブユーザーを抱える作品の開発企業とのスポンサーシップ契約は、FTXのeSpoerts業界での存在感・認知度を飛躍的に高める一手となったと言えるだろう。

関連:仮想通貨取引所FTX、世界的eSportsタイトル「League of Legends」北米プロリーグのスポンサーに

FTX以外にも、米大手取引所コインベースやイーサリアム基盤の大手DEX UniswapなどがeSportsチームとスポンサーシップ契約を結んだ事例もあり、eSports業界における仮想通貨の認知度は益々高まっていくことが期待されている。

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