- ICONとLINEが提携
- ブロックチェーンネットワークICONを開発した、韓国のICON財団は5/16に、LINE PLUS(LINEアプリを有する企業)と大型提携し、「UNCHAIN」を共同開発し、LINEのブロックチェーンネットワークを構築すると発表しました。
- 仮想通貨ICONとは
- 分散型アプリケーション(dApps)サービスを利用した、韓国のグローバル分散型プラットフォーム。銀行、証券、保険などの金融コミュニティを始め、医療コミュニティや大学などの公共コミュニティとも提携している。
大規模な共同事業
ブロックチェーンネットワークICONを開発した、韓国のICON財団は5/16に、LINE PLUSと大型提携し、「UNCHAIN」を共同開発し、LINEのブロックチェーンネットワークを構築すると声明しました。
UNCHAINの目標は、様々な分散型アプリケーション(DApps)を開発しつつ、ICONのブロックチェーンエコシステムを拡大することです。
ICON社の公式ブログには以下のように記述されています。
「UNCHAINでは、トークンを糧とするブロックチェーンの経済システムを創造することにより、ユーザたちがネットワークへの貢献で報酬をもらう仕組みとなる。
更に、ICONブロックチェーンプラットフォームとUnblock(LINE社が持つブロックチェーンの研究とDApps企画を推進する子会社)のシステムを通じて、発見されたDAppサービスはUNCHAINに統合される。
このような共同事業はブロックチェーンと非中央集権化を日常生活に近寄せる一歩となるだろう」
新事業の要人
ICON財団の技術部部長を努めていたH.K.Lee氏はUNCHAINのCEOに任命されたそうです。
同社は、以下のように解説しました。
「Lee氏は今、ICONと協力するDAppsチームを築き、リビューしている最中でいる。彼は、ブロックチェーン技術と人工知能における知識と経験を蓄えているんだ」
まとめ
この両社における共同事業は、間違いなくICONネットワークにより多くのユーザとDAppsを連結させ、ICON財団が目指す「世界とのハイパー接続」という目標の達成に近付かせると思われます。
つい先日、5/11には、韓国電子最大手SamsungがICONの「CHAIN ID」(ICON財団theloopプロジェクトのLoopchainのエンジンを使った世界初の共同認証サービス)を「Samsung Pass」サービス(生体認証技術サービス)に取り入れると決定したと報じられました。
このように、ICON財団は今後も様々なITやハイテック企業と共同事業を始めると言えるでしょう。