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CFTCの元会長、わずか4ヶ月でBlockFiの社外監査役を辞任 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

クリプト・パパが辞任

米CFTCのChristopher Giancarlo元会長は暗号資産(仮想通貨)レンディング(貸借)サービスプラットフォームBlockFiの役員を辞任したことがわかった。就任からわずか4ヶ月だった。

Giancarlo氏はCFTC(商品先物取引委員会)の元会長(17〜19年)で、任期中では米初のビットコイン先物を承認したなど、仮想通貨業界の将来性を肯定することから、業界には「クリプト・パパ」と称されている。一方、SEC(証券取引委員会)の仮想通貨推進派のHester Peirceコミッショナーは「クリプト・ママ」と呼ばれている。

また、Giancarlo氏はリップル社などをクライアントに持つ法律事務所「Willkie Farr&Gallagher」に雇用されており、「デジタルドル財団」という米ドルのデジタル化を推進する非営利団体のトップをも務めている。

BlockFiの役員に就任したのは今年の4月で、同社初の「独立役員(社外監査役)」となった。辞任について、BlockFiは詳しく説明しておらず、同じWillkie Farr& Gallagher法律事務所所属のEllen-Blair Chube氏が代わりにそのポジションに就いたという。

BlockFiとは

2017年に設立された仮想通貨レンディングプラットフォーム。売買取引の他、仮想通貨を預けることで利子を受け取れる口座や、仮想通貨を担保とした現金貸し出しサービスを提供している。一部の国で、購入額に対してビットコインで報酬還元されるVisaカードも導入した。

▶️仮想通貨用語集

BlockFiの規制問題が原因か

最近、BlockFiでは規制関連の問題が発生していることが、Giancarlo氏の辞任に関係しているといった可能性を推測されている。

BlockFiは7月から、ニュージャージー州やアラバマ州など、複数州の証券当局から、仮想通貨の有利子口座(BlockFi Interest Account)の販売を未登録の有価証券とみなされ指摘を受けている。

関連:BlockFiに証券法違反の疑い、規制当局の指摘事例まとめ

規制・リーガルをめぐる問題を懸念したか、7月に約550億円に相当するシリーズEの調達では、リード投資家のThird Point社が参加するのを取りやめたことが報じられた。BlockFiは5,000億円の評価額を目指し、12ヶ月〜18ヶ月以内に株式上場(IPO)の計画を進めている背景があった。

Giancarlo氏の辞任がどのようにBlockFiの現在の内部状況を反映したかは明らかではないが、米アリゾナ州立大学の企業ガバナンス専門の教授Matthew Semadeni氏はCoinDeskに、「独立役員が辞任するのは、何か重要なサインかもしれない」とコメントしたという。

独立役員とは

独立役員とは、社外取締役または社外監査役とも言う。“上場会社は、一般株主保護のため、独立役員を1名以上確保しなければならない旨を、上場規程の企業行動規範のうち実効性確保手段の対象となる「遵守すべき事項」として規定している。”(日本取引所グループ参照 )

▶️仮想通貨用語集

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