ADAとSymbolの取り扱いを予定
日本で暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するサクラエクスチェンジビットコインは3日、2通貨の新規アルトコインに関する取り扱いについてアナウンスを発表した。
ADA(エイダカルダノ)の取り扱いを9月7日(火)より、ネムに関連したSymbol(シンボル)の取り扱いを近日取り扱う予定とした。
ADAについてはビットポイントに先日上場したことで国内で取り扱いが開始した仮想通貨で、プラットフォーム系通貨への資金流入や大型アップデートなどを背景に資金が流入し8月に過去最高値を更新している。
スマートコントラクト「Plutus(プルータス)」のテストネットローンチを実装しており、次期アップグレード「アロンゾ」でメインネットでの実装が予定される。
仮想通貨カルダノの開発を行うIOHKは、テストネットにスマートコントラクトをローンチすることに成功したと発表。カルダノはスマートコントラクトを実装する次期アップグレードを12日に控えている。
Symbol(シンボル)については、ネム(NEM/XEM)の大型アップデートとして企業のハイブリッドシステム向けに開発されたものだ。Symbolのプライベートチェーン上で作成されるアセットは、Symbolのオープンソースの分散型パブリックチェーンに対してネイティブな互換性を持つ特徴がある。
Symbol誕生時に、XEM保有者に対して通貨付与が実施されているが、国内での取引はZaifのみ実現している状況にある。サクラエクスチェンジビットコインが次に続けば2例目となる予定だ。
国内では初めて取引が開始された暗号資産(仮想通貨)ネムの新通貨「Symbol(XYM)」。一番手となった国内大手取引所Zaif Exchangeでは、取引開始から1夜明けた18日時点でXYM取引量が世界1位となり、日本マーケットの期待感を映した。最新状況を動画で10分解説。